第649回ON AIRリスト（①2019年4月6日放送 ②2019年6月30日放送）

　さて、日曜日に今年２度目のファイターズ戦の観戦に行ってきました。有原が見事なピッチングで勝利。昨年も数試合、有原が先発の試合を観戦しましたが、この日が一番でしたね。ホームランは出ませんでしたが、カミさんがファンの西川も活躍、大満足の試合でした。カミさんは久々の「勝ちゲーム」観戦だったので嬉しそうでしたね。

　今週から派遣元の職場へ復帰しました。経験したことのない分野の仕事で不安もあるのですが、何よりも人間関係が大切だと思っていますので、リサーチを開始(笑)。ある程度の情報は得たのですが、少し不安も(笑)。若い職員も問題のありそうな人はいなそうで一安心です。役職が替わったので「仕事の質」というものの変化に早く慣れないといけないと感じた一週間でした。

　ということで、

第649回放送の（'19年4月6日・'19年6月30日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. RING OF FIRE / REFUGE OF THE FREE ('02年発表 2nd「DREAMTOWER」)
　2. HEIMDALL / CANTICLE OF HEIMDALL ('98年発表 1st「LORD OF THE SKY」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. La'cryma Christi / Letters ('97年発表 1st「Sculpture of Time」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. JACO:NECO / お前はヴィーナス ('90年発表 2nd「High People」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. HIGH and MIGHTY COLOR / PRIDE ('05年発表1st SINGLE)
　6. 有坂美香 / Life Goes On ('05年発表4th SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. JUDY AND MARY / Over Drive ('95年発表 7th SINGLE)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. JACKS'N' JOKER / DO OR DIE ('90年発表 1st「JACKS'N' JOKER」)

　今回の“目玉”は、 JACO:NECO の お前はヴィーナス 。マニアックですけど、カッコイイと思います。

1. RING OF FIRE / REFUGE OF THE FREE
　このバンドはイングヴェイとの活動などで知られるボーカリスト、マーク・ボールズがソロアルバム制作時に意気投合した超絶キーボーディスト、ヴィタリ・クープリらと結成したバンドであります。ボールズのソロ制作時に参加していたギタリスト、トニー・マカパインは1st制作時にはスケジュールの都合で参加できませんでしたが、この2ndでようやく参加が実現。1stはクープリの楽曲がメインでしたが、マカパインの参加で2ndは曲調がバラエティーになった感じかな。ネオクラシカルな音が好きな人には抵抗なく受け入れられる音だと思います。

　
2. HEIMDALL / CANTICLE OF HEIMDALL
　98年当時、「ラプソディー、ラビリンスに続け！」とばかりにイタリアのメタルシーンから多くのバンドが日本デビューしました。このHEIMDALLもそんなバンドのひとつです。ま、私がうまく宣伝にノセられて購入した訳ですが(笑)。いわゆる“クサメタル”というような音ですが、個人的には情緒がある哀愁メロディーということで僕のツボであります。概ね及第点なのですが、微妙にフラつくボーカルと演奏がボーカルに埋もれた感じのミキシングが残念かなと思います。

　
3. La'cryma Christi / Letters
　La'cryma Christiは97年当時、マリスミゼル、ファナクラ、シャズナと共に“ヴィジュアル四天王”と呼ばれていたバンドです。そそれだけの理由で音源を揃えていたような気がします。四天王の中で最も演奏力の高かったのがこのLa'cryma Christi。彼等の楽曲はプログレの要素もかなりあるのですが、これは「ほかのバンドにはないアレンジをしようとしていたら自然にプログレッシヴになった」とのこと。プログレをポップに聴かすという難しい技をこのアルバムで実践しているのが凄いと思いました。今振り返ると、当時のシーンではかなり異色のバンドだったのでは、と思ってしまいます。

　
4. JACO:NECO / お前はヴィーナス
　89年から90年にかけて、バンドブームの勢いにあやかって、多くのガールズバンドがメジャーへ進出。このJACO:NECOもそんなひとつであります。ただ、デビューの時点でキャリアが10年近くあったので“貫禄”を感じましたね。ま、音楽性も70年代ハードロックをベースにしたものだった事も“貫禄”を感じた理由かも知れません。ただ、当時の僕はガールズバンドにはキャッチーな音を求めていたので、彼女達の音はまったく受け付けませんでした。結局、一度は手放すのですが、２年程前に中古で再取得して聴き直したところ「コレ、凄くカッコイイ！」となりました。再評価したいですね。

　
5. HIGH and MIGHTY COLOR / PRIDE
6. 有坂美香 / Life Goes On
　「ガンダムSEEDシリーズ音楽特集」6週目です。１曲目「PRIDE」はDESTINY第2期のオープニングテーマです。彼等のメジャーデビュー曲となった楽曲。楽曲としては悪くないのですが、女性ボーカルに比重を置きすぎているのもあって、バンドの個性をイマイチ発揮できていないかなと。２曲目「Life Goes On」はDESTINY第2期のエンディングテーマ曲。この楽曲の作曲はこのシリーズお馴染みの梶浦由記さん。やっぱ、独特の“梶浦節”がいいです。何と言っても有坂さんの歌唱力が素晴らしいです。僕はこの曲で初めて有坂さんの名前を知ったのですが、アニソン界でしか知られていないのは勿体無いなあ、と思いましたね。

　
7. JUDY AND MARY / Over Drive
　この楽曲はジュディマリ初のチャートトップ10ヒットシングルです。僕はジュディマリに関してはベースの恩田さんの昔からのファンということで、ブレイク前から音源を揃えていました。2ndアルバムがチャート上位に入りブレイクしたのですが、この曲のヒットで「完全に彼等の時代が来た！」と感じましたね。また、この曲の作曲者がギタリストのTAKUYAさんだったことから「バンド内のパワーバランスが変化するかも」と感じましたね。案の定、バンドはこの後、TAKUYAの楽曲中心という展開に移行していきます。これも先日観たDVD「センセイ君主」で使用されていたのを観てチョイスした楽曲であります。

　
8. JACKS'N' JOKER / DO OR DIE
　僕がジャパニーズメタルを本格的に聴き始めたのは高３ぐらいからです。当時、「これからのジャパニーズメタルを聴くぞ！」という思いもあり、LOUDNESSやVOW WOWに遡らず、当時結成されたばかりのGRAND SLAMやこのJACKS'N' JOKERなどがジャパメタの入口になったような気がします。これらのバンドメンバーが過去に在籍していたバンドの音源を遡って集める、というような感じでジャパメタを聴いていましたね。そんなこともあって、自分の中では結構「重要な」位置づけにあるバンドになります。ジュディマリの恩田さんも在籍していたバンドです。

　
　来週は「SLAYER」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.264　ＯＮ　ＡＩＲリスト

AEROSMITH / A LITTLE SOUTH OF SANITY ('98年発表)

　本日の放送時間は１時間５６分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）