music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第896回ON AIRリスト(①2024年3月30日放送 ②2024年4月16日放送)

 さて、ここ2日程で雨が降りまして、家の周りの雪が庭の一部を残し無くなりました! やっと“春が来た”という感じですね。気温は少し低いですけど。ということで除雪道具は物置の奥へ片付けました。3ヶ月半、お世話になりました(笑)。そして、これからの季節にお世話になる「高圧洗浄機」を物置の手前側へ移動。特に雪解け期の場合、毎週末お世話になります。おそらく明日も“洗車”の時間があるでしょうね。

 今週は「年度末」ということで、残業続きでした。やっぱ、この時期はどうしてもこうなってしまいます。そんな訳で、今週の収録作業も“ギリギリ”終わらせた、という感じでした(笑)。こういう時、「自宅収録」で助かった、と思います。最悪、深夜でも収録作業が出来ますからね。多分、来週も今度は「新年度」ということで、同じような事になるのかなと。

 ところで、私、定期的に2ヵ所に通院しているのですが、その内の1ヵ所は10週間に1度という頻度で通っています。ここに通う時は院内の食堂で昼食をするのですが、そこの食堂の店員が、たまにしか来ない「私の食べるもの」を記憶しているのに驚きました。先日も私が注文する前に「かつ丼大盛ですね」と言ってきて驚きました。さすがに「はい」としか言えませんでした(笑)。ちなみに院外処方の薬局の職員はなぜか私の勤務先と役職を知っていました(笑)。ま、それで話が弾むのでいいですけど、不思議です(笑)。

 ということで、

第896回放送の(’24年3月30日・’24年4月16日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. SLAYER / BLACK MAGIC ('83年発表 1st「SHOW NO MERCY」)
2. WIG WAM / BLOOD & TEARS ('04発表 1st「HARD TO BE A ROCK'N'ROLLER」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. D-SHADE / DAYS ('97年発表 Mini「DAYS」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. THE WILLARD / VANGUARD ('85年発表 1st「GOOD EVENING WONDERFUL FIEND」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. BUCK-TICK / Coyote ('09年発表 16th「memento mori」)
6. BUCK-TICK / 天使は誰だ ('09年発表 16th「memento mori」)

★ MY FAVORITE SONG

7. COMPLEX / 1990 ('90年発表 2nd「ROMANTIC 1990」)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. DEAD END / WORST SONG ('86年発表 EP)

 今回の目玉は、BUCK-TICK天使は誰だ。何故か頭の中でループする楽曲です。

1. SLAYER / BLACK MAGIC

 SLAYERは81年にギタリスト、ケリー・キングとドラマー、デイヴ・ロンバードがボーカリスト、トム・アラヤ、ギタリスト、ジェフ・ハンネマンを勧誘して結成されたアメリカのスラッシュメタルバンドであります。ロスを中心にライブ活動をしているところで名門メタルレーベル「メタルブレイド・レコード」の創設者、ブライアン・スレイゲルに見出され契約を果たします。コンピレーションアルバムの参加を経て、1st発表に至ります。この1stはJUDAS PRIESTやIRON MAIDEN、VENOMなどのブリティッシュメタルの影響を受けつつ、英国や地元西海岸のハードコアパンクに影響を受けた激烈なスピードでサウンドを構築する、という作品になっております。またスラッシュメタル」というものを定義した最初の作品、とも言われています。後の作品と比べて、最も正統派メタルに近い音作りのアルバムですね。簡単に言うと“ハードコアのフィルターを通したプリースト”といった感じです。おそらく、発表されたときは驚きの作品だったでしょうね。
 

2. WIG WAM / BLOOD & TEARS

 WIG WAMノルウェー出身のグラムメタルバンドであります。01年に結成され、04年に1stを発表、05年の「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト」予選にノルウェー代表として出場し優勝いたします。聴いてお判りのとおり、80年代ハードロックを彷彿とさせるサウンド、特にキャッチーでメロディアスなところが魅力のバンドであります。僕が初めて彼等を知ったのは06年の2nd発表時でしたね。とあるラジオ番組で彼等の楽曲が紹介されていたのですが、80年代サウンドが大好きな私のツボにはまりましたね。「おお、こりゃイイ!」となって、すぐにCDショップに走りましたね(笑)。2ndはもちろん、この1stも大変気に入りましたね。このようなサウンドなので、もしかしたら若い人には“ソフト”に聴こえてしまうかも知れませんが、僕等50代のオッサンには“懐かしい感じだけど、新鮮!”と感じられるかなと。とにかくメロディーセンスが素晴らしいですね。
 

3. D-SHADE / DAYS

 D-SHADEは94年に高校の同級生だったボーカルのHIBIKIとギターのKEN、中学時代の同級生であったベースのYOSHIHIROで結成した広島県のバンドであります。当初はコピーバンドでしたが、95年からはオリジナル曲で本格的な活動に入ります。デモテープの発表を経て、97年に初のミニアルバムを発表します。本日の楽曲はその1stミニからの1曲であります。10代とは思えない作曲能力と高い演奏力で注目され、テレ朝のインディーズバンド紹介番組「Break Out」にも取り上げられます。この1stミニは「Break Outレーベル」から発表された作品であります。僕はインディーズでの2ndミニで初めて彼等の楽曲を聴いたのですが、やっぱ、作曲センスに驚きましたね。特に凝った事はやっていないのですが、“シンプルイズベスト”というような楽曲ですね。ボーカルもクセがなくて聴きやすい。98年にメジャー進出しますが、オリジナルアルバム1枚を残して解散。「続きを見たかった」バンドでしたね。
 

4. THE WILLARD / VANGUARD

 THE WILLARDは82年にボーカル、JUNを中心に結成されたパンクバンドであります。活動停止期間を挟みながらも84年に活動を再開し、85年に1st「GOOD EVENING WONDERFUL FIEND」をキャプテンレコードから発表します。この作品が“キャプテンレコード初の作品”であります。当時のインディーズでは異例の1万枚を超えるセールスを記録し、LAUGHIN' NOSE、有頂天とともに「インディーズ御三家」として人気を博します。86年にメジャー進出を果たしますが、残念ながらその頃が人気のピークでありました。僕は高校時代からバンドの存在は知っていたのですが、楽曲と巡り合うのが非常に遅くて、初めて楽曲を聴いたのがこの1stが3度目に再発された06年でありました。“パンク”で括られるバンドでありますが、そのサウンドからはそれ程パンクは感じられないですね。普通の“ロック”として聴けますね。正直、最初に聴いた時の感想は「ボーカルがもっと上手かったら最高なんだけど…」でしたね(笑)。
 

6. BUCK-TICK / 天使は誰だ

 BUCK-TICKオリジナルアルバム特集、16週目、この作品は前作から1年半ぶりに発表されたアルバムであります。発表間隔としては平均的と言っていいでしょうね。14th「十三階は月光」から突き詰めてきた“バンドサウンドを意識した音作り”が一層際立った感があり、今井さんも「これまでの集大成と言える作品になった」と語っておりました。15曲入り67分の作品という事で、聴きごたえもかなりあります。「もうちょっと曲を絞り込んだほうが良かったかも」という意見もありましたが、個人的には“楽曲がたっぷり”というのが好きなので大満足でした。1曲目は「Coyote」はアコースティックなバラード。彼等の楽曲では比較的少ないタイプの楽曲ですね。ボーカル櫻井さんのお気に入り曲でもあります。2曲目「天使は誰だ」は一転してロックンロールな楽曲です。個人的には70年代を思わすギターサウンドが気に入っています。このような曲調も彼等にしては“珍しい”かなと思います。個人的に凄くハマる楽曲ですね。
 

7. COMPLEX / 1990

 改めて紹介いたしますと、COMPLEXはシンガーソングライターの吉川晃司と元BOOWYのギタリスト、布袋寅泰が結成したユニットであります。元々、BOOWYの4thに吉川が参加したり、吉川の4th~6thに布袋が参加するなど、公私に渡って交流があった2人でした。吉川は“アイドルからの脱却”“ロックバンドという活動形態への憧れ”、布袋はソロアルバムでの“自身のボーカルに否定的な声”“ギタリスト、プロデューサーとして承認欲求”もあり双方の事務所が積極的に進めたことでユニット結成が実現します。発表したシングル2作、アルバム2作はすべてチャート1位を記録しました。しかし、シンガーソングライターとして急成長する吉川と音楽活動をプレイヤー視点とプロデューサー視点の双方からトータルで捉える布袋との間に溝ができ、わずか2年で活動に終止符が打たれます。この楽曲が収録されている2ndのレコーディングは2人がまったく顔を会わせない状態で行われました。完成度は非常に高かったので、裏ではそんな状態だったとは思いませんでしたね。
 

8. DEAD END / WORST SONG

 DEAD ENDは84年末にボーカル、MORRIEとベースのCRAZY COOL-JOEを中心に大阪で結成されたバンドであります。メンバーの出身バンドがロックシーンでは知名度があったことから、活動開始時より注目を集めるバンドでありました。ライブをやるたびに動員を増やし、全国各地のライブハウスの動員記録を次々に塗り替えます。86年に全国ツアーを行い、その直後に1stのレコーディングに入るのですが、ギタリストが脱退し、新ギタリストYOUが参加しアルバムは完成。結果的に1stはインディーズでの記録を更新する2万枚を超えるセールスを挙げることになります。この「WORST SONG」という楽曲はちょうどその時期の楽曲にあたります。88年に1stがCD化されたときに追加収録されました。僕が初めてDEAD ENDを聴いたのは高3の頃でした。1stを聴いて「こんなカッコイイ音楽あったんだ」と思いましたね。自分の人生の中で非常に大きな出会いでしたね。
 
 次回は「JUDAS PRIEST」が登場します!

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