さて、先週末、久し振りに1泊で札幌方面に小旅行へ行ってきました! 土曜は札幌でまずショッピング。私の場合、「書店」と「CDショップ」というのが定番です(笑)。「衣類」とかにはほとんど興味がないので。ただ、昨今、“音楽の聴き方”が昔と変わったということもあって、CDショップは閉店や規模縮小といった感じなので、メインは「書店」になります。やっぱ、本は“手に取って”選びたいですね。今回は3冊ほど購入しました。夕食は高1の息子の「英検2級の合格祝い」という名目で、ちょっと豪華に「ステーキ」を食べることに。味良し、接客良し、で楽しいディナーになりました。また、行きたいお店ですね。
ホテルで1泊し、2日目はエスコンフィールドでオープン戦観戦。今回はエスコンの駐車場がゲットできたので車で球場へ。駐車場の入場の方法が少し難しかったですが、公共交通機関より楽でした。“待ち”の時間も無いですしね。昼食はシンプルに「カツカレー」にしたのですが、予想以上の美味しさに驚きました。これは当たりでしたね。おそらく次回も食べることになるでしょう。その外にもパスタやソフトクリームもGOODでした。試合は負けてしまいましたが、食べ物は満点でしたね。エスコンに居ると、かなり食べてしまいますね(笑)。
昨日、人事異動の内示がありました。私は実質的に異動なし。ただ、業務移管の関係で「派遣職員」という身分になります。あと数年は今の職場での勤務になりそうです。
ということで、
第895回放送の(’24年3月23日・’24年4月9日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. DAMAGEPLAN / SAVE ME ('04年発表 1st「NEW FOUND POWER」)
2. SENTENCED / BLOOD & TEARS ('02発表 7th「THE COLD WHITE LIGHT」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. CRAZE / TO THE NIGHT ('95年発表 1st「BE CRAZY」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. LAUGHIN' NOSE / COULD BE SO LONELY ('85年発表 Mini「NEVER TRUST WOMEN」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
★ MY FAVORITE SONG
7. 大泉 洋 / 君には ('03年発表 SINGLE「山田家の人々」)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
1. DAMAGEPLAN / SAVE ME
DAMAGEPLANはドラマーのヴィニー・ポールとギタリスト、ダイムバック・ダレルの兄弟がPANTERA解散後の03年に立ち上げたバンドであります。ボーカルに元HALFORDのギタリスト、パトリック・ラックマン、べースにボブ・ジラを迎えNEW FOUND POWERのバンド名で活動を開始します。ツアー開始前にバンド名をDAMAGEPLANに変更し、NEW FOUND POWERは1stアルバムのタイトルとなります。1stは全米チャート38位と上々の滑り出しとなりますが、04年12月8日、ライブの最中に銃を持った男がステージに乱入し、ダイムバックに発砲、銃弾を受けた彼は帰らぬ人となりました。奇しくも“12月8日”はジョン・レノンの命日でもありました。そんな訳で、彼等が残した作品はこの1作のみであります。音はPANTERA後期の音をストレートにした感じかなと。1stならではの“手探り感”も感じられます。2作目がどういう音になったか聴いてみたかったですね。
2. SENTENCED / BLOOD & TEARS
この番組ではお馴染みのSENTENCED、改めて紹介いたしますと彼等はフィンランドのメタルバンドであります。88年に結成され、91年に1stを発表、この時期の音楽性は“デスメタル”でありました。2nd、3rdでは音楽性を“メロディックデスメタル”にシフトしますが、ボーカルがヴィレ・レイヒアラにチェンジした4th以降はデスヴォイススタイルを止め、ゴシックメタルに音楽性を再シフトします。彼等の音は“暗くもの悲しい叙情性”が特徴的でファンからは「自殺メタル」とも呼ばれています。僕が初めて彼等の音を聴いたのは、この7thであります。雑誌での高評価もあり、札幌へショッピングへ行った時に「聴いてみるか」と思い、購入したのですが、見事にハマりましたね(笑)。帰りの車の中で3回リピートしましたからね。今思えば、カミさんはこんな暗い音をずっと聞かされてイヤだったでしょうね。当然、コンプリートしますが次作の8thで解散したのが残念でしたね。
3. CRAZE / TO THE NIGHT
CRAZEは元D’ERLANGER、元BODYのギタリスト、瀧川一郎とドラマー、菊地哲と元ZI:KILLのベーシスト、飯田成一により94年に結成されたバンドであります。しかし、ボーカリストがなかなか決まらず、イベントごとにゲストボーカルを迎えるという状態でした。95年にJUSTY-NASTYを解散した藤崎賢一が加入することが決定します。実は藤崎に関しては当初から声を掛けていたのですが、当時はJUSTY-NASTYが活動中ということもあって藤崎自身が断っておりました。ラインナップが固まり、95年9月にデビューを果たします。元人気バンドのメンバー達が結成したバンド、ということもあり1stから好成績をあげます。その後、3rd制作中にボーカルの藤崎が脱退し、ボーカルがなかなか固定されない状態が続きますが、00年に元ZI:KILLのボーカル、板谷祐が加入し、05年まで活動を続けます。結果的に4人のボーカリストが在籍したことになりますが、個人的に好きだったのは初代の藤崎さん時代でしたね。板谷さん時代の作品が一番多いのですが、どうも“ZI:KILLにしか聞こえない”という感じで。
4. LAUGHIN' NOSE / COULD BE SO LONELY
LAUGHIN' NOSEは81年に大阪で結成されたパンクバンドであります。初期の音楽性はハードコアパンクでしたが、徐々に“普通の”パンクにシフトします。インディーズ時代はTHE WILLARD、有頂天と並び「インディーズ御三家」と呼ばれておりました。また、リーダーであるボーカルのチャーミーの戦略がことごとく当たり、「新宿アルタ前ソノシートばらまきライブ」など話題性に欠かせない行動で注目を浴びます。85年にメジャー進出、順調に活動を続けますが、87年4月の日比谷野音ライブで将棋倒し事故が起こり、ファン3人が亡くなります。バンドはしばらくの謹慎期間の後、活動を再開しますが、音楽的に迷走し始めます。そんな訳で、振り返ってみると彼等のピークは“日比谷野音まで”ということになるのかな。謹慎期間中にブルーハーツが出てきたのも彼等にとって痛かったかなと思います。「もし、事故が起こらなかったら…」と思ってしまいます。
5. BUCK-TICK / Snow white
6. BUCK-TICK / REVOLVER
BUCK-TICKオリジナルアルバム特集、15週目、前作から2年半ぶり、メジャーデビュー20周年を記念して発表されたのがこのアルバムであります。このアルバムも前作に引き続き“デジタル要素を極力排除したシンプルなバンドサウンド”を意識して制作された作品です。彼等は所謂“ヴィジュアル系”に括られるバンドかと思いますが、残り続けたっていうのはパンク、ゴシック、ニューウェーヴ、ヘヴィロック、ロックンロール、など様々なジャンルを“上手く消化した”音づくりが評価されたからなのかな、と思います。ま、彼等がデビューした時は“ヴィジュアル系”という単語はありませんでしたけども。メンバー、特にメインコンポーザーの今井さんの“音に対する貪欲さ”が凄いなと思います。1曲目「Snow white」は星野さん作曲のバラード曲、2曲目「REVOLVER」はアルバムのラストを飾るロックンロール曲。個人的にはアルバムの中で最も強力なナンバーと思います。
7. 大泉 洋 / 君には
先日、約20年間の音楽活動の集大成として「ALL TIME BEST」を発表した大泉さん(笑)。そのベストアルバムにも収録されているのがこの楽曲。お世辞じゃなく、凄くイイ楽曲です。何よりも凄いのが作詞・作曲が大泉さん本人というところ。ファンの方は知っていると思いますが、この曲は番組企画で無理やり作らされた楽曲です。かなりの難産で締め切りを伸ばし伸ばし、やっと完成した曲ですね。彼の凄いところはコレを「鼻歌から作った」というところですね。楽器を弾けなくても素晴らしい曲が作れる、というお手本ですね。僕は20年前から知っている楽曲ですが、昔からのコアなファンしか知らない楽曲だと思うので、この度「ALL TIME BEST」で多くの人に知ってもらえるのが嬉しいですね。でも、あの大泉さんが“全国区のスター”になるとは当時は思っていませんでした。
8. 44MAGNUM / THE WILD BEAST
44MAGNUMは77年にボーカルの梅原が結成したバンドであります。79年にギターの広瀬が加入しバンドの原型が出来上がります。メンバーチェンジを繰り返しながらも精力的なライブ活動を続け83年にメジャーデビューを飾ります。レーベルは“和製モトリークルー”を画策し、「メンバー全員金髪」「カラーコンタクト」などのルックスで注目を浴びることになります。この1stはデビュー前のレパートリーを中心に作られた作品で、彼等の作品では最も“メタル色”が強い作品ですね。これ以降はロックンロールのテイストが入ってきたりしますので、個人的には1stが一番のお気に入りですね。3rdではチャートのトップ10に入るなど“ジャパニーズメタルの代表格”となりますが、87年に「脱メタル宣言」をしてソフトロック路線にシフトし、4thを発表しますが、ファンからバッシングを受け人気は急降下、続く5thでは打ち込みを導入することになり、これに反対したドラマーの宮脇が脱退し、結果的にバンドは解散することになります。解散直後に“メタルスタイルの4thのデモ音源”が発表になり、ファンから大絶賛を受けます。これがこのバンドに対するファンの答えでしたね。
次回は「SLAYER」が登場します!
お知らせ:「エフエムもえる」のHPで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。(6分間)
アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
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以上!
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