第607回ON AIRリスト（①2018年6月9日放送 ②2018年9月9日放送）

　さて、先週の土曜にYU-KIクンと２人で行った日ハム戦ですがホームランが３本も飛び出して快勝！　とても楽しかったです。観戦後のちょっと遅い夕食もＧＯＯＤでした！　ホテルに戻ったのが１２時でしたがYU-KIクン、全然眠そうじゃありませんでした。私の方が眠かった。買い物もしっかり済まし、とても有意義な札幌小旅行でした。

　明日はYU-KIクンの運動会。天気は大丈夫そうですが、寒そうですね。運動はそれほど得意ではないYU-KIクンですが全力で頑張って欲しいものです。

　先週紹介したHBCラジオ「手塚流　遠足のススメ」ですが、“ラジオクラウド”という無料アプリで放送を楽しめる事が判りました！　私もさっそくアプリをダウンロードして聴いてみました。手塚越子さん、とても面白いです(笑)。

　ということで、

第607回放送の（'18年6月9日・'18年9月9日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. DREAM THEATER / CONSTANT MOTION ('07年発表 9th「SYSTEMATIC CHAOS」)
　2. DIMENSION ZERO / I CAN HEAR THE DARK ('07年発表 3rd「HE WHO SHALL NOT BLEED」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. Phantasmagoria / Camouflage ('06年発表 2nd Mini「signs of fragment」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. PERSONZ / Fallin' Angel -嘆きの天使- ('89年発表 4th「DREAMERS ONLY」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. THE SHOCKING BLUE / VENUS ('70年発表SINGLE)
　6. CARLY SIMON / YOU'RE SO VAIN ('71年発表 SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. Fuki Commune / 未来 ('16年発表 1st「Welcome!」)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. GYZE / DESPERATELY ('13年発表 1st「FASCINATING VIOLENCE」)

　今回の“目玉”は、 Fuki Commune の 未来 。とにかく圧巻です！

1. DREAM THEATER / CONSTANT MOTION
　僕がDREAM THEATERを知ったキッカケはこれまた「ディスクガイド」であります。ジャンルごとにバンドや名盤を紹介していたのですが、「プログレッシヴメタル」というジャンルで紹介されていたのがDREAM THEATERでした。「現代プログレメタルの最高峰」という紹介に踊らされて購入に至ったワケですが、聴いてみるとかなり衝撃を受けましたね。複雑な楽曲展開も面白かったですし、何よりも演奏技術の高さが素晴らしかったですね。“プログレメタル”と聞くと“難解”というイメージを持たれて初心者は敬遠しがちになると思われますが、ぜひとも聴いて欲しいジャンルだと思っています。この楽曲はメタリカっぽいスラッシーな部分があったのが良かったかな。彼等の楽曲は長尺なものが多いので、選曲するときは番組構成を考えた時かなり悩みます(笑)。

　
2. DIMENSION ZERO / I CAN HEAR THE DARK
　当時IN FLAMESのイェスパー・ストロムブラードのサイドプロジェクトとしてスタートしたバンドであります。「ギターソロは不要」というスタンスが特徴的だったのですが、この3rdでは若干のギターソロを導入しております。ただ、アグレッシブさに変化はありませんでしたね。これまでの作品はやや一本調子の感じがしましたが、楽曲構成も考えられていて進化を感じられる作品になっていますね。と説明しましたが、“デスヴォイス”がダメな人には何を言っても評価されないのかなあ(笑)。繰り返し聴くと、すぐに慣れるのですが。

　
3. Phantasmagoria / Camouflage
　このバンドは先々週紹介のMIRAGE、先週紹介のSyndromeの中心人物、KISAKIが結成したバンドであります。彼が関わったこれまでのバンドは「演奏がイマイチ」という点がネックだったのですが、このバンドは演奏力に問題はないかなと思います。ボーカルも安定していて危なかっしい部分は無いですし、楽曲に関しても “メロディアスで勢いがあって美しい旋律”というKISAKIの核となる部分は変わっていないと思います。３週続けてKISAKIさんが関わったバンドをお送りしたのですが、僕が感じたのは“音の進化”ですかね。06年ともなると“インディーズだからショボい”という事は全くありませんからね。

　
4. PERSONZ / Fallin' Angel -嘆きの天使- '
　この年の春に「DEAR FRIENDS」でブレイクを果たしたPERSONZ。そんな彼等が最も勢いに乗っていた時期に発表になったのがこの作品であります。チャートでも初登場１位を記録しておりますね。僕はPERSONZに関してはブレイク前の2nd発表後に友人に勧められて聴き始めたクチですね。独特なメロディーラインと何となく漂うアングラな香りが気に入りましたね。当時は意識していなかったのですが、ベースラインが目立っているのも個人的にはお気に入りですね。僕のまわりでは男子より女子にウケが良かったバンドだったと記憶しています。

　
5. THE SHOCKING BLUE / VENUS '
6. CARLY SIMON / YOU'RE SO VAIN
　さて「70年代洋楽ポップス特集」、２週目です。１曲目「VENUS」は70年3月9日付けより12週連続でオリコン洋楽チャート１位を獲得した楽曲で、5５万枚のセールスを記録し、この年の年間洋楽シングルチャート１位も獲得した楽曲です。この15年後、バナナラマによってユーロビートカバーされ大ヒットとなります。実は私、最近までこちらが原曲というのを知りませんでした(笑)。２曲目「YOU'RE SO VAIN」は73年4月２日付けより6週連続でオリコン洋楽チャート１位を獲得した楽曲です。邦題は「うつろな愛」。ちなみにバックコーラスではミック・ジャガーが参加している楽曲であります。当然、リアルタイムで聴いた記憶はないのですが、「どこかで耳にしたなあ」という楽曲ですね。僕にとって「70年代ポップス」はまだまだ未知の領域ですね。

　
7. Fuki Commune / 未来
　本日、彼女を紹介したのは放送当日の「６月９日」が彼女のバースデーという理由からです。8年前に彼女を知ってからというもの、すっかり魅了され続けていますね。これまで彼女が関わる音源をいくつも紹介してきましたが、バラードは初めてだと思います。この曲のモチーフは手塚先生の「火の鳥　未来編」だそうです。素晴らしい歌唱力、そして表現力です。彼女の存在が一部のメタルファンやアニソンファンしか知らない、というのが非常に惜しい。もっともっと“一般層”に浸透して欲しいと思います。

　
8. GYZE / DESPERATELY
　彼等は札幌出身のメロディックデスメタルバンドですね。雑誌などで存在を知ったのが３年程前だったと思います。音を初めて聴いたのは１年ちょっと前でしたね。「ああ、日本でも普通にCOBのような音楽を演るコが出てきたんだな」という感想でしたね。レビューではクリーンボイスや英語の発音に否の意見が多かったようですが、1stでこのクオリティーということを考えれば素晴らしいのではないでしょうかね。まだまだ期待できるバンドだと思いますよ。

　
　来週は「MADAME EDWARDA」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.222　ＯＮ　ＡＩＲリスト

杉山清貴＆オメガトライブ / LIVE EMOTION ('86年発表)

　本日の放送時間は１時間３４分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）