第606回ON AIRリスト（①2018年6月2日放送 ②2018年9月2日放送）

　さて、今日はＧＷ以来ほぼ１ヶ月ぶりの日ハム戦観戦であります。カミさんが仕事ということでYU-KIクンと２人での観戦です。YU-KIクンは「ナイター観戦」は初めてです。ナイターということで札幌に１泊するのですが、そういえばYU-KIクンと２人で泊まるのも初めてだな。遅い夕食は２人で焼鳥を食べに行く予定です（←渋い）。

　仕事で移動中の車の中でラジオを聴くのですが、最近、おもしろい方を知りました。ＨＢＣラジオ「気分上昇ワイド　ナルミッツ」の木曜９時２０分からのコーナー「手塚流　遠足のススメ」を担当している手塚越子さん。ゆったりとした口調でパンチの効いた言い回しをするトーク。一聴の価値あり。

　ということで、

第606回放送の（'18年6月2日・'18年9月2日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. BLACK SABBATH / SABBATH BLOODY SABBATH ('73年発表 5th「SABBATH BLOODY SABBATH」)
　2. HAREM SCAREM / THINGS I KNOW ('17年発表 14th「UNITED」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. Syndrome / 涙ノ下弦… ('00年発表 2nd SINGLE)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. G.D.FLICKERS / AGAINST THE WIND ('87年発表 Mini「GLAMOUROUS & DANGEROUS」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. LEIF GARRETT / I WAS MADE FOR DANCIN' ('79年発表SINGLE)
　6. ABBA / GIMME! GIMME! GIMME! ('79年発表 SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. GLIM SPANKY / Flower Song ('13年発表 1st Mini「MUSIC FREAK」)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. ANTHEM / SHADOW WALK ('90年発表 6th「NO SMOKE WITHOUT FIRE」)

　今回の“目玉”は、 GLIM SPANKY の Flower Song 。コレはカッコイイ！

1. BLACK SABBATH / SABBATH BLOODY SABBATH
　邦題が「血まみれの安息日」というこの5th。前作が初期サバスの集大成という傑作でありましたが、今作は様々なアプローチを試した意欲的な実験作と言えます。“重たさ”よりも“軽快さ”が感じられる作品ですね。この楽曲はアルバムのトップを飾る楽曲で、当時スランプに陥っていたギタリスト、トニー・アイオミが「サバスを救ったリフ」と語ったのが有名です。僕はサバスに関してはベストアルバムから入ったクチですが、初心者はこの作品から入ってみるのも面白いかも。本質を知るのなら1stから4thなのですが、それでは余りにも“ヘヴィ”でありますので、バラエティーに富んだこの5thもオススメかな。

　
2. HAREM SCAREM / THINGS I KNOW
　意外にもこの番組ではまだ３回しか紹介していない、カナダの“メロディアスハードの至宝”と言われるHAREM SCAREM。４年ぶりの新作からの１曲であります。今日は彼等の楽曲ではちょっと珍しい、マイナー調で愁いのあるメロディーから始まり、サビで一気に爽快なコーラスが聴ける楽曲をチョイスしてみました。今回の新作は軒並み高評価を得ていますね。一時的に音楽性がダークな方向へ行ったり、ハードポップになったりしましたが、今作は“原点回帰”というような作風に落ち着いて一安心です。次作もこの路線でお願いしたいですね。

　
3. Syndrome / 涙ノ下弦…
　このバンドは先週紹介したMIRAGEの中心人物、KISAKIが結成したバンドであります。僕はこの時期、ちょっとV系から距離を置くようになっていて、MIRAGEもこのSyndromeも存在を知ったのも、音を聴いたのも結構最近であります。楽曲に関しては一貫して“メロディアスで勢いがあって美しい旋律”というのは変わらないと思います。このバンドに関してもボーカルがちょっと不安定で線も細いのですが、コレが楽曲にマッチしています。ただ、演奏に関してはやっぱりイマイチかな。

　
4. G.D.FLICKERS / AGAINST THE WIND '
　彼等のメジャーデビューは89年４月、僕が高３のころでしたね。当時、僕の親友のひとりが彼等に興味を持っていたのでＣＤを借りて聴いていました。その彼とは買うＣＤがお互いに被らないようにして、貸し借りをしていた思い出がありますね。このG.D.FLICKERSは初期メンバーに後にZIGGYで活動することになる戸城さん、大山さん、松尾さんが在籍していたことでも知られています。バッドボーイズ・ロックンロールで括られるバンドですが、ポップでキャッチーな楽曲が多かったかな。

　
5. LEIF GARRETT / I WAS MADE FOR DANCIN'
6. ABBA / GIMME! GIMME! GIMME!
　さて、今週から５週に渡って「70年代洋楽ポップス特集」をお送りします。１曲目「I WAS MADE FOR DANCIN'」は79年４月２日付けから通算14週に渡りオリコンチャート１位を獲得した楽曲で、３５万枚のセールスを記録し、この年の年間洋楽シングルチャート１位も獲得した楽曲です。邦題は「ダンスに夢中」。実は僕の記憶にはまったく無かった楽曲で、この特集の元ネタになったオムニバスアルバムで初めて知った曲ですね。２曲目「GIMME! GIMME! GIMME!」は79年12月２4日付けより11週連続でオリコンチャート１位を獲得した楽曲です。ABBAに関してはリアルタイムでは楽曲には触れませんでしたが、20年程前に定番のベストアルバム「ABBA GOLD」を購入しました。スウェーデンのメタルバンドがABBAの楽曲をカバーしていて原曲を聴きたくなった、というのが購入の理由。本日の２曲、共通しているのはディスコヒットというところですね。

　
7. GLIM SPANKY / Flower Song
　短いスパンでの登場となりましたGLIM SPANKY。前回、紹介時に「たまたまテレビを観ていたカミさんに教えてもらった」と話しましたが、結局、昨年一番の衝撃はこのユニットを知ったことでしたね。今日は彼等の“初音源”からの１曲を紹介してみました。まさにこのユニットの原点が味わえる作品でしたね。やっぱ、ボーカルの松尾さん声が素晴らし過ぎですね。この手の音にはピッタリの声ですね。また、ギターの亀本さんのプレイもイイです。アルバムチャートでもトップ10入りを果たしましたし、これからもっと注目されるユニットになると思いますね。僕等、オッサン世代にも響く音楽です。

　
8. ANTHEM / SHADOW WALK
　僕がジャパニーズメタルバンドで最もすきなのがこのANTHEM。ただ、学生時代は未聴でした。彼等の存在を意識したのは今から20年前の98年頃だったと思います。「とりあえず聴いてみよう」と購入したベストアルバムを聴いて一発でファンになってしまいましたね。とにかく楽曲が素晴らしかったですね。「これまで聴かないで損した・・・」と思ったのは当然です。そのベストアルバムの中で一番気に入ったのがこの「SHADOW WALK」。まさにアンセム節全開の楽曲ですね。

　
　来週は「GLIM SPANKY」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.221　ＯＮ　ＡＩＲリスト

MOTLEY CRUE / LIVE : ENTERTAINMENT OR DEATH ('99年発表)

　本日の放送時間は１時間３７分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）