music mania ちばちゃん

5月11日(土)は21時からは「第902回」の放送! 5月14日(火)の18時からは「第900回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第900回ON AIRリスト(①2024年4月27日放送 ②2024年5月14日放送)

 さて、本日で放送900回であります。大体2年に1回はこのような“節目”が訪れます。これまでは“通過点”としか思わなかったのですが、さすがに「1000回」が視野に入ってきたということで「放送が続けられるよう、健康に気を付けよう」思いました(笑)。2年後の春、どうなっているのか。私はおそらく今の職場にそのままいるのでしょうが、息子は高校卒業の年、進路はどうなっているのか、気になりますね。

 900回記念ではありませんが、「たまにはメジャーなアーティストのみで構成したいなあ」と思い、本日はこのような選曲になりました。“マニアでも何でもない”選曲であります(笑)。

 今週は年度初めの忙しさから解放され、やっとマイペースで仕事ができるようになりました。やっぱ、余裕をもって仕事に取り組みたいですね。あ、今週から恒例の「半袖」で仕事に臨んでおります。朝、夕はちょっと寒いですけど。

 本日からGWが始まりました。今年は後半に久し振りとなる「温泉旅行」に行ってきます。コロナ禍というのもあって、しばらく行けなかったので楽しもうと思います。

 ということで、

第900回放送の(’24年4月27日・’24年5月14日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. METALLICA / SCREAMING SUICIDE ('23年発表 11th「72 SEASONS」)
2. MEGADETH / LIFE IN HELL ('22発表 16th「THE SICK THE DYING…AND THE DEAD!」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. 黒夢 / 狂い奴隷 ('92年発表 Mini「生きていた中絶児…」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. 米米CLUB / Paradise ('91年発表 6th「K2C」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. BUCK-TICK / THE SEASIDE STORY ('16年発表 20th「アトム 未来派 No.9」)
6. BUCK-TICK / FUTURE SONG -未来が通る- ('16年発表 20th「アトム 未来派 No.9」)

★ MY FAVORITE SONG

7. ゴダイゴ / ガンダーラ ('78年発表 7th SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. 陰陽座 / 鬼 ('99年発表 1st「鬼哭転生」)

 今回の目玉は、ゴダイゴガンダーラ。超名曲です! 考え抜かれたアレンジ、100点です!

1. METALLICA / SCREAMING SUICIDE

 現在のところの最新作からお送りしました。METALLICAは81年にドラマー、ラーズ・ウルリッヒとボーカル、ジェイムズ・ヘッドフィールドによってLAで結成されたバンドであります。翌82年にギタリスト、デイヴ・ムステインが加入し7曲入りデモテープ「NO LIFE ‘TILL LEATHER」を制作、その攻撃的なサウンドアンダーグラウンドシーンで注目を浴びます。同時期にベーシスト、クリフ・バートンが加入し、拠点をサンフランシスコに移します。翌83年にギタリストのムステインが解雇されカーク・ハメットが加入、インディーズレーベル「メガフォース」と契約し1stを発表します。84年に2ndを発表しインディーズでありながら全米チャートの100位以内を獲得すると、メジャーの「エレクトラ」と契約を結びます。86年発表の3rdは全米チャート29位を記録し、「スラッシュメタル」という音楽を世界に知らしめることに成功します。以降は音楽性を変化させながらも“トップメタルバンド”として活動を続けております。この作品は初期の音楽性を感じさせながらも、これまでの過去の作品をすべて飲み込んだ作品、と言えますね。
 

2. MEGADETH / LIFE IN HELL

 これも現在のところの最新作からお送りしました。MEGADETHは83年にMETALLICAを解雇されたギタリスト、デイヴ・ムステインがベーシスト、デイヴ・エレフソンと結成したバンドであります。85年にインディーズレーベル「コンバット」と契約し1stを発表しますが、レコーディング予算として与えらた8000ドルの半分近くをドラッグやアルコールの購入に使ったため、サウンドプロダクションに難がある作品となりました。そんな事もあって、「元METALLICA」の肩書もあって前評判は良かったものの、それ程高い評価は得られませんでした。86年にメジャーから2ndを発表、3rdを全米チャート28位に送り込みメタルファン全般に知られる存在になりました。METALLICAが5th以降“ヘヴィロック路線”にシフトしてからも彼等は“メタル”のままの音楽性を貫き、90年代に大成功をおさめます。02年にムステインの腕の故障から解散しますが、04年に復活。以後はコンスタントに作品を発表し今日に至ります。
 

3. 黒夢 / 狂い奴隷

 初期の音源からお送りしました。黒夢はガーネットというバンドで活動していた清春、人時とジレイシーというバンドで活動していた臣が91年に結成したバンドであります。当時バンド名にアルファベットを用いるのが主流でしたが、あえて漢字表記にし時流に逆らうスタイルを取りました。この戦略は見事に成功したと思います。雑誌の紹介記事なんかでも「おっ」と目を引きましたから。メンバーによるとインディーズ時代は「焦りや衝動などの激情を際立たせつつ、悲哀を伴う音楽」を追求していたとのこと。清春は「コア寄りの、限りなく攻撃的な暗い音楽でメタルっぽくないバンド」と自らの音楽性を語っておりました。影響を受けたものとして、80年代のジャパニーズパンクやハードコア、バンドで言うとAUTO-MODやASYLUMなどのポジティヴパンクなどを挙げています。僕は黒夢を聴く前にAUTO-MODは聴いていたのですが、彼等のインタビューを読んで日本のポジティヴパンクに興味を持つようになりました。そういった意味では、自分の音楽の幅を広げるキッカケになったバンドと言えますね。
 

4. 米米CLUB / Paradise

 僕が米米を初めて知ったのは中3の頃だったと思います。5歳上の姉が「レンタルショップに行くなら、米米CLUBのアルバムを借りてきて!」と僕にお願いしたのがキッカケでした。86年、僕はまだ彼等の存在を知りませんでした。時期で言うと2nd発表後の頃でしたね。2ndはチャート3位を記録し、ロックシーンでは“ブレイクした”と認知されていた時期です。姉のために借りたレコードを聴いてみたのですが、正直、ピンと来なかった(笑)。本格的に聴き始めたのは3rdからです。この3rd以降、一般層にも知れ渡ることになります。アルバムも“発売すればチャート1位確実”というようなバンドになりました。この作品は過去の楽曲のリメイクや新曲で構成されたアルバムです。リメイク曲については元のバージョン発表時にレーベル側から改変を強いられた楽曲が“オリジナルに近いアレンジ”で収録されております。この「Paradise」もそのうちの1曲であります。個人的には元のバージョンも気に入っております。
 

5. BUCK-TICK / THE SEASIDE STORY
6. BUCK-TICK / FUTURE SONG -未来が通る-

 BUCK-TICKオリジナルアルバム特集、20週目、この作品は前作から2年3ヶ月ぶり、ビクター復帰第1弾の作品となります。不思議なアルバムタイトルはジャケットワークをどうするか話し合っていた時にいくつかキーワードが出て、その中に「アトム」「未来派」「No.9」があり、それを今井さんがくっつけてしまったとのこと。メンバーは最初戸惑ったとのことです。このセンスが“さすが今井寿”というところですね。櫻井さんは「明確な着地点を決め込まず、出てきたアイディアを素直に盛り込むことを意識した作品」、星野さんは「意外とコンセプチュアルな作品になった。バラエティーに富んでるっていうより、最終的にTDが終わったのを聴いたら、すごく統一感のあるアルバムに仕上がったと思う。」と語っておりました。このあたりが“BUCK-TICKらしさ”ですよね。曲調はバラエティーでも統一感のある作品に仕上げるところ。個人的には2曲目「FUTURE SONG -未来が通る-」の歌詞がぶっ飛んでいて気に入りましたね。
 

7. ゴダイゴ / ガンダーラ

 僕の人生で一番最初に好きになったバンドがゴダイゴでした。出会いは小1の頃、「ザ・ベストテン」でこの「ガンダーラ」を演奏しているのを初めて観た時ですね。まず、このメロディーに魅かれましたね。その時はシングルを買うまではいきませんでしたが、翌年、「人生で始めた買ったレコード」がゴダイゴの「ホーリー&ブライト」でした。高校進学の際、CDコンポを購入する際に“初めて買ったコンパクトディスク”も「ゴダイゴ・ベストコレクション」でした。大人になってからはもちろん全作品をコンプリートしました。そんな訳で、僕の人生の中でゴダイゴはとても大きな存在であります。この「ガンダーラ」はデビュー以来ヒットに恵まれていなかった彼等が「このシングルが売れなかったら解散しよう」という話しまで進んでいたところで発表された楽曲であります。「今度こそヒットさせたい!」との思いから、それまで英語詞で歌っていた彼等は「日本語詞で」というレーベルのリクエストも受けることに。そんな訳でこの楽曲は彼等にとって初の日本語詞の楽曲となりました。結果的に85万枚のセールスを記録しました。
 

8. 陰陽座 / 鬼

 この番組では当初から陰陽座を紹介してきました。当時はメジャーデビューはしていましたが、一般的な知名度はそれほどでもなかったハズでしたが、「このバンドは必ず有名になる!」と思っていたので、プッシュしてきたつもりです。現在では作品を発表すればチャートでは20位以内は当たり前、というバンドになりましたね。ジャパニーズメタルバンドとしては驚異的だと思います。そんな彼等と初めて出会ったのが01年に初頭だったと思います。インディーズ2ndが発売されてすぐだったかな、札幌出張の際に立ち寄ったインディーズショップで1st、2ndがディスプレイされていて、帯には「妖怪ヘヴィメタル」の文字があり、「気になる。聴いてみたい!」となり購入しました。聴く前は「少しコミカルな要素があるのかな?」なんて思っていましたが、流れてきた音楽は“正統派メタル”でした。男女ツインボーカルというのも魅力的でしたね。何よりも楽曲が良かったです。この1stは結成から半年で制作された作品ですが、完成度が非常に高くて驚きました。僕にとっては印象に残る作品のひとつです。
 
 次回は「椎名林檎」が登場します!

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※再放送は毎週火曜日18時00分に放送開始