第594回ON AIRリスト（①2018年3月10日放送 ②2018年6月10日放送）

　さて、先日、雨が降りまして一気に雪融けが進みました。来週からは暖気も入るようなので、今シーズンの雪かきは終了かなと思います。やっと、早起きしないで済みそうですが、唯一の“運動”が無くなりそうです(笑)。

　春は異動の季節です。YU-KIクンと仲の良い友達もこの春に転校するようです。寂しいでしょうね。僕は親の仕事が転勤の無い仕事だったので「転校」というのを経験した事はありませんでした。今の仕事も転勤がありませんので、YU-KIクンも「転校」を経験することはないでしょう。僕が転勤の無い職業を選んだのは「子供に寂しい思いをさせたく無い」というのがあったので、YU-KIクンには良かったかな。

　ということで、

第594回放送の（'18年3月10日・'18年6月10日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. HELLOWEEN / EAGLE FLY FREE ('88年発表 3rd「KEEPERS OF THE SEVEN KEYS PART 2」)
　2. DAMNED NATION / SOULSTEALER ('99年発表 2nd「road of desire」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. hide / JUNK STORY ('02年発表 BEST「SINGLES - Junk Story」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. KENZI & TRIPS / SWEET DREAMS, BABY! ('88年発表 3rd「SWEET DREAMS, BABY!」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. Whiteberry / 夏祭り ('00年発表3rd SINGLE)
　6. Whiteberry / 桜並木道 ('01年発表 5th SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. 小室哲哉 / I WANT YOU BACK ('89年発表 1st「Digitalian is eating breakfast」)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. LIV MOON / Black Ruby ('11年発表 2nd「GOLDEN MOON」)

　今回の“目玉”は、 hide の JUNK STORY 。彼のポップセンスが詰まった名曲だと思います。

1. HELLOWEEN / EAGLE FLY FREE
　僕が初めて聴いた「洋楽のスピードメタル」はこのHELLOWEENになります。僕がメタルを聴き始めたというのを知った職場のメタル好きの先輩がこのアルバムを貸してくれました。そのカッコ良さに衝撃を受けたのもありますが、当時、このようなツーバスがドコドコ鳴るスピードメタルはXぐらいしか聴いてこなかったので、ルーツが判ったような気がして嬉しかった思いがありましたね。コレがキッカケで欧州のメロディックスピードメタルにハマるようになりましたね。今は職場を離れてしまったその先輩ですが、僕にメタルを教えてくれた“師匠”みたいな方ですね。

　
2. DAMNED NATION / SOULSTEALER
　このバンドはスウェーデンのメロディック・ハードロックバンドです。ちょっとマニアック。メタル雑誌BURRN!のレビューで高評価を受けていたのを目にし購入を決定。ジャケットだけ見れば「B級メロスピ」のような感じですが、中身は正統派の骨太ハードロックでした。高評価もうなずけましたね。99年って僕がBURRN!を定期購入し始めた年であります。当時はディスクレビューを読んで月に２、３枚は高評価のアルバムを購入していたなあ。このバンド、アルバム４作を発表しているのですが、この2ndが突出した完成度を誇っていて、後の作品がかなり地味な作品でしたね。

　
3. hide / JUNK STORY
　僕はhideさんに関してはソロデビュー前から彼の作る楽曲が好きでしたね。Xの楽曲でいうと「SADISTIC DESIRE」「CELEBRATION」「JOKER」など、YOSHIKIさんとは違う“ポップセンス”に注目していました。そんな事もあって、彼がソロデビューすると知った時は「おお、遂に！」と喜んだ記憶がありますね。とにかく楽曲の「幅広さ」が魅力的でしたね。ハードでインダストリアルなものからポップな歌モノまで、とにかくセンスの良さに脱帽でしたね。そんな訳で彼が亡くなった時はかなりショックを受けましたね。尾崎が亡くなった時と同じくらいの衝撃でした。ぜひ若い人に聴いてもらいたいアーティストです。ベストアルバムでも良いのですが、オリジナルは３枚しかないので是非オリジナルを。

　
4. KENZI & TRIPS / SWEET DREAMS, BABY!
　KENZIに関しては友人が大好きだったので一度聴かせてもらったことがあるのですが、この声に拒否反応を起こして(笑)それっきりでした。01年に２枚組ベストアルバムが発売になり「試しに聴いてみるか」と軽い気持ちで購入したのですが、学生時代は拒否反応を示したKENZIさんの声が妙に心地よく聞こえました(笑)。音楽経験のタマモノでしょうかね。改めて感じたのはメロディーセンスの素晴らしさですかね。ちなみにこの番組で何度も言っていますが、ビートパンクの元祖はブルハではなく、KENZIです。

　
5. Whiteberry / 夏祭り
6. Whiteberry / 桜並木道
　彼女達は北見出身のガールズバンド。メジャーデビュー時は全員中学２年生ということで話題になりました。１曲目のジッタリン・ジンのカバー「夏祭り」が大ヒットし、紅白歌合戦にも出場をはたします。２曲目の「桜並木道」はメンバー自身が初めて作詞も作曲もこなした楽曲です。僕はWhiteberryに関してはリアルタイムでは聴き込んでいませんでした。やっぱり「中学生バンド」となると「多分、演奏力は期待できないだろう」と勝手に思い、手は付けませんでした。ということで、きちんと聴いたのはつい最近(笑)。等身大の歌詞に共感を覚えましたね。演奏に関しては思っていた程、悪くはなかったかな。

7. 小室哲哉 / I WANT YOU BACK
　先日、音楽業界からの引退を発表した小室さんです。僕の高校時代から20代後半にかけての音楽人生にはずっと彼の音楽がそばにあったような気がします。確かにここ最近の彼の音楽にはそれ程惹かれるものは無かったのですが、引退というのは寂しい限りですね。そんな彼のソロデビュー作品からの１曲。正直、最初に彼の歌声を聴いた時は衝撃を受けましたね(笑)。下手ではないが、声質が非常に特徴的であります。アルバムコンセプトは「TMのデモテープをそのまま出してしまおう！」というものだったそうです。僕はこの時初めて「TMのデモって仮歌は小室さんが歌っていたんだ」というのを知りました。この楽曲、後にアイドルグループCoCoが「春・ミルキーウェイ」という楽曲で発表しております。

　
8. LIV MOON / Black Ruby
　宝塚出身のAKANE LIVこと岡本茜のシンフォニックメタルユニットがこのLIV MOON。この楽曲ではそれ程ではありませんが、聴きどころは“４オクターブの美神”と言われるAKANEのボーカルでしょうね。日本のメタルシーンで“シンフォニックメタル”に取り組んでいるバンドってほとんど無いので、貴重な存在ではないでしょうか。純粋なメタルを期待して聴くと肩透かしを喰らうかも知れませんが、ちょっと気楽に聴く分であればこの位が丁度いいかも知れませんね。ただ、本場海外のシンフォニックメタルと比べると音が若干チープな感じがするかも。

　
　来週は「Little Glee Monster」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.208　ＯＮ　ＡＩＲリスト

M.S.G. / ONE NIGHT AT BUDOKAN ('81年発表)

　本日の放送時間は１時間３４分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！