さて、先週の日曜日、半年ぶりに札幌へ行ってきました。メインは日ハムのオープン戦の観戦です。試合は負けてしまいましたが、球場の雰囲気を久し振りに味わいました。楽しかったですね。当然、ショッピングも楽しみました。時間は２時間弱でしたが、取り敢えず面白そうな本をゲットしました。でも、もうちょっとゆっくり回りたかったかな。でも、４月初めにもう一回、野球観戦があるのでその時に。
先週の土曜日に雪かきをして以来、積雪はありません。ということで、今シーズンの雪かき最終日は“３月６日”ということになりそうです。ここ一週間で雪解けも急激に進み、我が家の前は完全に“春”であります。ま、氷割りもマメにしたこともあるのですがね。今シーズン、雪が多かった割に、春の訪れは早いかな、という感じですね。この時期、車の汚れがひどくなるのが、唯一、面白くありません（笑）。
ということで、
第741回放送の（’21年3月13日・’21年4月10日）ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. LABYRINTH / MOONLIGHT ('98年発表2nd「RETURN TO HEAVEN DENIED」)
2. EVANESCENCE / WEIGHT OF THE WORLD ('06年発表2nd「THE OPEN DOOR」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. SIAM SHADE / NEVER END ('98年発表9th SINGLE)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. KENZI & TRIPS / BOY'S COLOR ('88年発表3rd「SWEET DREAMS,BABY!」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. RC SUCCESSION / 自由 ('84年発表8th「FEEL SO BAD」)
6. RC SUCCESSION / LONELY NIGHT (NEVER NEVER) ('85年発表9th「HEART ACE」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 久保田早紀 / 異邦人 ('79年発表 1st SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. TERRA ROSA / LOOK FOR MY FANCY ('89年発表2nd「HONESTY」)
今回の目玉は、久保田早紀の異邦人。僕的には永遠の名曲です
1. LABYRINTH / MOONLIGHT
先週のRHAPSODYに続いてイタリアンメタルであります。RHAPSODYがキッカケでイタリアのメタルに興味が沸き調べてみたところ、このLABYRINTHが“イタリアンメタルの三本柱”のひとつ、というのが判り、早速聴いてみることに。こちらはシンフォニックではなく、“メロディックスピードメタル”でした。ファンの間でも「この2ndが最高傑作」という人が多いですね。この楽曲は基本的には疾走曲ですが、中盤でスピードを落として聴かせる部分もあったりで、緩急を上手く付けた楽曲かなと思います。ちなみに2010年にはこの作品の“PT２”を発表しました。
2. EVANESCENCE / WEIGHT OF THE WORLD
EVANESCENCEは1st発売した後にたまたまテレビでPVを観たのが購入のキッカケになりました。僕は元々、ゴシックテイストの楽曲が好きなので、彼等の楽曲を初めて聴いたときも「お、これはなかなか」という感じですんなり聴けましたね。1stは全世界で1400万枚のヒット、グラミー賞でも最優秀新人賞を獲得します。しかし、バンドの創設者でもあるギタリスト、ベン・ムーディーが脱退。この2ndはその影響もあってか、ボーカル、エイミー・リーの色が強く出た作品となりました。余談ですがEVANESCENCEの思い出ではインディーズ時代の「THE ORIGIN」という作品を万単位の価格でゲットしたことですかね。
3. SIAM SHADE / NEVER END
SIAM SHADEはメジャー進出前から雑誌等で存在は知っていたのですが、なぜか食指が動かずスルーしていました。現在と違って、動画などで音を確認するのが簡単ではなかった時代でしたからね。初めてきちんと音を聴いたのは「1/3の純情な感情」がヒットした時。メロディもキャッチーで良かったのですが、何より演奏力が高いというのが判り、即、過去の作品を集めましたね。聴く前はLUNA SEA的な“王道のV系ロック”と思っていたのですが、想像以上にハードロックテイストが強くて大満足、いい意味で期待を裏切られましたね。この楽曲はいきなり変拍子で始まるところがミソですかね。シングルでありながら挑戦的な姿勢がイイですね。
4. KENZI & TRIPS / BOY'S COLOR
KENZIは同級生の友人にファンがいて、高校時代に聴かせてもらったのが初めての出会いでしたね。ただ、この“声”が正直言って僕にはダメでしたね(笑)。それから15年ほど経ち、「今聴いたら印象が変わるかも」と思い、２枚組のベストアルバムを買ってみることに。自分でも驚きですが、普通に聴けちゃいましたね。個人的にはKENZIの天性のポップセンスに大満足。後年、「幻の作品」と言われた1stがＣＤ化されたのは驚きでした。コレが流石に“名盤”と呼ばれていただけあって、当時の勢いをそのままパッケージした素晴らしい作品でした。
5. RC SUCCESSION / 自由
6. RC SUCCESSION / LONELY NIGHT (NEVER NEVER)
さて、RC SUCCESSION特集、6週目です。8th「FEEL SO BAD」は事務所からの独立をめぐる騒動の苛立ちが現れた前半とポップな楽曲で固められた後半で雰囲気がまったく異なる作品、と言われています。「自由」という楽曲はアルバムのオープニングを飾る楽曲であります。怒りをストレートに表現したナンバーです。中盤のチャボのギターソロもグッド。9th「HEART ACE」はギタリスト、チャボさんがソロアルバム制作やそれに伴うツアー準備のため、楽曲制作にあまり関わらなかった作品であります。ただ、清志郎さんの体調が回復したこともあって楽曲は充実。チャート成績はそれ程でもありませんでしたが、楽曲の質が総じて高い作品だったと思います。
7. 久保田早紀 / 異邦人
「萩田光雄先生アレンジ集」2週目です。この「異邦人」は僕が小2の頃に初めて買ったシングルレコードです。そんな事もあって未だに思い入れの強い楽曲であります。楽曲のインパクトはもちろんですが、彼女の“美貌”も購入に至った大きな理由でしたね(笑)。この曲、萩田先生は２つのアレンジを用意していて、ひとつは“地味”、もうひとつは“ド派手”のアレンジ、採用されたのは結局後者で、先生曰く「本人には疎まれているかもしれません。元々、そのような楽曲ではなかったので」とおっしゃっていました。私は久保田さんの“才能”というものに惹かれて、すべての作品を揃えるに至ります。
8. TERRA ROSA / LOOK FOR MY FANCY
TERRA ROSAに関しては学生時代は“名前は知っている”というぐらいで、音源を聴いたことはなかったバンドであります。90年代半ば以降、本格的にメタルやハードロックを聴くようになって“様式美”というモノに惹かれ始め、「日本にもかつて様式美ハードロックを演奏していたバンドがいた」というのを知り、それがTERRA ROSAでした。丁度、99年に過去作が廉価版で再発されると知り、一気に購入しました。コレにはやられましたね。もっと早く聴いておくべきだった、と後悔しました。彼等の場合、1stが名盤と言われますが、この2ndも同じくらい良いと思います。
来週は「BLIND GUARDIAN」が登場します！ 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.011 ON AIRリスト
「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます！
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/
または、JCBAサイマル専用のスマートフォンアプリ「Radimo」をインストールして下さい。
放送局は 【エフエムもえる】 です！
「music mania」は毎週土曜日２３時～２４時、引き続き２４時から「Midnight Best」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）
