さて、先週お話しした「人事評価面談」ですが、昨日で全員終了いたしました。多くの人が「自分の言葉遣いが悪いと思う」と話しておりました(笑)。私が異動でやってくる前からの課題なのですが、自覚している事は良い事だと思います。自覚しているという事は“改善”する余地もある訳ですから。今一度「相手の立場に立った言動、言葉遣い」「自分が言われて嫌な言葉遣い」を考えて仕事をしてくれたら、と思います。そこが良くなれば職場の雰囲気が全然変わると思いますので。心掛けひとつです！
ウチの職場では“高齢者介護施設”ということもあって、毎月「ＰＣＲ検査」というものがあります。ここ最近は近場でも新型コロナ陽性者が多くなり、気を付けていても「陽性だったらどうしよう」と毎月ドキドキいたします。昨日、今月の結果が出ましたが、全員、陰性でありました。毎月の検査を始めてから１年以上になりますが、これまで陽性になった方はいません。職員みんな頑張っているなあ、と感心いたします。早くこの検査がなくなるような生活に戻ればいいですね。
ということで、
第803回放送の（’22年5月21日・’22年6月19日）ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. MOTLEY CRUE / PIECE OF YOUR ACTION ('81年発表 1st「TOO FAST FOR LOVE」)
2. IN FLAMES / BULLET RIDE ('00発表 5th「CLAYMAN」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. KYO / 恍惚 ('94年発表 1st「異邦人 -ALIEN-」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. KENZI / 衝動 ('86年発表 1st「BRAVO JOHNNYは今夜もHAPPY END」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. JUDY AND MARY / そばかす ('97年発表 4th「THE POWER SOURCE」)
6. JUDY AND MARY / クラシック ('97年発表 4th「THE POWER SOURCE」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 石川智晶 / Prototype ('08年発表 6th SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. SEX MACHINEGUNS / TEKKENⅡ ('99年発表 2nd「MADE IN JAPAN」)
今回の目玉は、石川智晶のPrototype。彼女のメロディーセンスは独特で大好きです。
1. MOTLEY CRUE / PIECE OF YOUR ACTION
LAメタルというより全米を代表するバンドとなったMOTLEY CRUE。今日はそんな彼等の1stから１曲お送りしました。この1st、元々は自主製作で発表された作品であります。7000ドルの予算、１週間のレコーディング期間で制作された作品とは思えない出来であります。確かに後の作品と比較するとプロダクションは荒かったりするのですが、これが逆に当時の彼等の勢いを感じさせる出来になっていると思いますし、何より楽曲が充実していますね。最終的に３万枚近くのセールスを挙げ、メジャー契約を勝ち取ることになります。個人的には全盛期に発表された4th、5thよりも好きな作品であります。
2. IN FLAMES / BULLET RIDE
純粋な“メロディックデスメタル”としては前作の4thでやり尽くした彼等が“次なるステップ”を歩み始めたのがこの5thだと思います。従来のメロデス型の楽曲ももちろんありますが、叙情性を強調したスローチューンなどメロデスの枠に収まらない楽曲にもチャレンジしています。なお、この5thはアメリカのカレッジチャートで年間部門別ベストに選出され、北米での支持基盤を確立するキッカケになった作品でもあります。後のアメリカでのメタルコアの繁栄を考えるとこの作品が与えた影響はかなり大きいと思いますね。ただ、個人的には従来のメロデス的な楽曲の方が好みではありますが。
3. KYO / 恍惚
D'ERLANGER、DIE IN CRIESのボーカルKYOさんがDIE IN CRIESの活動休止期間に発表したのがこの作品です。「バンドでは表現できない、ソロ作品だからこそ出来る」という楽曲で構成された作品です。バンドボーカルのソロ作品としては理想的なアルバムだと思います。KYOというボーカルは特別、歌唱力が高いという訳ではありませんが、声に“色気”があると思います。僕は高3の頃にD'ERLANGERの1stで初めて彼の“声”に出会った訳ですが、それ以来、彼の声に魅了され続けています。“ハイトーンじゃなくても、聴く人を魅了する声”は僕の憧れですね。
4. KENZI / 衝動
ビートパンクの元祖はブルーハーツ、と思っている人は結構多いのではないかと思います。ブルハは“ビートパンクを代表するバンド”ではありますが、元祖ではありません。（ビートパンクの枠から飛び出しレジェンドになってしまいましたが）元祖はやっぱKENZIだと思います。この1stは版権の関係で長らくCD化されませんでしたが、2010年にやっとCD化、しかもボーナストラック10曲！ 聴くと“名盤の名に偽りはなかった”という感想でした。「やっと聴ける！」という嬉しさもありましたが、それを差し引いても素晴らしい作品でしたね。時代を考えると、この音はやっぱり画期的だったのかなと思います。恐らくKENZI本人は深く考えずに当時の情熱を注いだだけの作品だったのでしょうが。この人の才能はもっと評価されても良いと思います。
5. JUDY AND MARY / そばかす
6. JUDY AND MARY / クラシック
さて、「JUDY AND MARY特集」5週目。この4th「THE POWER SOURCE」は彼等にとって初のチャート1位、初のミリオンセールスを記録した作品となります。1曲目は「そばかす」はアニメ「るろうに剣心」のオープニングテーマに使用された楽曲でバンド初のシングルチャート1位、結果的に唯一のミリオンセールスを記録したシングルとなりました。作曲は意外にもベースの恩田さん。バンドカラーを意識した作りになっているかなと思います。2曲目「クラシック」は10thSGであります。作曲はギターのTAKUYAで元々、彼のソロプロジェクト用の楽曲として制作されましたが、YUKIの猛烈な希望によりジュディマリの楽曲として発表された曲であります。このサビのメロディーが凄く好きだなあ。
7. 石川智晶 / Prototype
この楽曲はアニメ「機動戦士ガンダム00」のエンディングテーマでした。石川智晶さんはユニットSee-Sawのボーカルでもあります。僕は最初、石川さんは作曲というものを手掛けない方だと思っていました。See-Sawでは相方の梶浦さんがメインコンポーザーでしたから。という訳で、僕はこの楽曲を初めて聴いた時、作曲は石川さん本人だと思いませんでした。素晴らしいセンスです。ちょっと独特なメロディー進行がクセになりますね。アレンジに関してもかなりハードな音づくりがイイですね。
8. SEX MACHINEGUNS / TEKKENⅡ
振り返るとやっぱ、90年代は“ジャパメタ不遇の時代”だったと改めて思います。僕自身もこの時期はジャパメタの新作はまったく買っていませんでしたからね。そんな時代の救世主が僕の中ではConcerto MoonとこのSEX MACHINEGUNSであります。デビュー前に「V系メタルバンド」としてライブ中心の活動をしていたのが良かったかな。V系ファンに“メタルのカッコ良さ”を伝え、自分達のファンにすることが出来た気がします。実際、彼等の楽曲をキッカケにメタルというものに興味を持った人も多かったのでは？
来週は「黒木 渚」が登場します！ 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.072 ON AIRリスト
LAUGHIN' NOSE / GREATEST HITS 1985-1987 ('91年発表)、GREATEST HITS 1989-1992 ('91年発表)
放送時間は１時間４３分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです！
お知らせ：「エフエムもえる」のＨＰで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。（６分間）
アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
【ページのいちばん下であります】
以上！
「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます！
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/
または、JCBAサイマル専用のスマートフォンアプリ「Radimo」をインストールして下さい。
放送局は 【エフエムもえる】 です！
「music mania」は毎週土曜日２３時～２４時、引き続き２４時から「Midnight Best」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分に放送開始
