music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第417回ON AIRリスト(①2014年10月4日放送 ②2015年1月11日放送)

 さて、先週末、アリオ札幌にショッピングへ行きました。YU-KIクンの誕生日プレゼントの購入だったのですが、私もちょこっとCDを購入しました。3枚買ったのですが、その内の1枚はKENZI「ブラボージョニーは今夜もハッピーエンド –DELUXE EDITION-」。“名盤”と言われている作品です。権利関係の問題でなかなか再発されず、“幻の作品”と呼ばれていたことも。数年前に再発されていたのは知っていたのですが、この度やっと購入。ボーナストラック10曲(!)という豪華版でした。この作品がなぜ“名盤”と呼ばれていたか判った気がします。すげー、カッコイイよ。感動しました!

 今週、通勤の車中で聴いた作品は、SURFACE「Last Attraction」。2枚組のシングルベスト。イイ曲がたっぷりです。特にバラードがグッときますね。

 ということで、

第417回放送の('14年10月4日・'15年1月11日)ON AIRリスト

★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
 1. DRAGONFORCE / SYMPHONY OF THE NIGHT ('14年発表 6th「MAXIMUM OVERLOAD」)
 2. BUCKCHERRY / FRONTSIDE ('01年発表 2nd「TIME BOMB」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
 3. La'cryma Christi / Don't tell me lies ('05年発表 6th「ZEUS」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
 4. THE BELL'S / 君だけの光で ('91年発表 4th「HEART」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
 5. 安全地帯 / プルシアンブルーの肖像 ('10年発表 SELF COVER「Hits」)
 6. 安全地帯 / 真夜中すぎの恋 ('10年発表 SELF COVER「Hits」)
★ MY FAVORITE SONG
 7. 中島みゆき / 糸 ('90年発表 20th「EAST ASIA」)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
 8. GRAND SLAM / I WANNA TOUCH YOU ('90年発表 1st「RHYTHMIC NOISE」)

 今回の“目玉”は、 安全地帯真夜中すぎの恋 。こういう大胆なアレンジもアリですね。

1. DRAGONFORCE / SYMPHONY OF THE NIGHT
 この番組ではもうお馴染みの彼等。前作5thでのボーカルチェンジを機に「曲をコンパクトに」という方向性に舵を切りました。そんな訳で“とても聴きやすく”なったのですが、個人的には“3分近くのギターソロ”なんていうのがこのバンドの特色だと思っていたので少々残念(笑)。ただ、楽曲のバリエーションが増えた事もあり、“マンネリ感”はありませんでした。本日の楽曲もイントロ部分なんかは以前の楽曲では無かったパターンではないでしょうか。日本初回盤は16曲入りということでお腹いっぱいでした。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903053315.jpg

 
2. BUCKCHERRY / FRONTSIDE
 1stで衝撃的なデビューを飾ったBUCKCHERRY。期待の中で発表された2ndは前作以上のセールスを挙げることが出来ず、また、アルバム発表後にメンバーが次々と脱退したこともあり、バンドは一時解散することになります。ということで、彼等の歴史の中では印象の良くない作品みたいに扱われていますが、1stよりもドライブ感やグルーヴ感が増し、メロディーもキャッチーになったことで相対的に1stよりも完成度が増したと私は思うのですが。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903053140.jpg

 
3. La'cryma Christi / Don't tell me lies
 この年にギタリストのひとり、KOJIが脱退し4人編成となった彼等。メジャーデビュー当時「ヴィジュアル四天王」と呼ばれていたバンドですが、この時期はブームも去った感じでした。ここで彼等の音楽性は一気にHR/HM色が強くなります。彼等のファンだった人も意外にこの時期の音を知らない人が多いのでは? 元々演奏力には定評のあったバンドですが、初めてこのアルバムを聴いた時はビックリしましたね。個人的にはこの音楽性の方が好きだったりします。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052028.jpg

 
4. THE BELL'S / 君だけの光で
 THE BELL'Sというバンドを覚えている人はこの周辺では皆無かと思います(笑)。当時の僕はビートパンク大好きということもあって、その流れで聴いていたバンドがこのバンド。実際にはビートパンクというより、カラっとしたビートロックというような音でしたが。意外にこういう感じのバンドはいなかったので結構新鮮でしたね。正直、このラストアルバムは解散してからかなり後に購入したのですが、音楽的な成長が感じられて感慨深いものがありました。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052316.jpg

 
5. 安全地帯 / プルシアンブルーの肖像
6. 安全地帯 / 真夜中すぎの恋
 このアルバムはオリジナルのオケに「ボーカルとリズム隊の音」を新たに録音した作品です。オリジナル発表から25年近く経っているのですが、玉置さんのボーカルは衰えていませんね。2曲目の「真夜中すぎの恋」はこのアルバムで最も大胆にアレンジした楽曲です。一部では「最も過小評価されているアーティスト」と言われている玉置さんですが、個人的にはボーカリストとしてもメロディーメーカーとしても高い評価をしている方ですね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903053512.jpg

 
7. 中島みゆき / 糸
 2ヶ月程前の帰宅時にラジオから流れていて耳に残った楽曲です。そういえばドラマ「聖者の行進」に使われていたなあ、なんて思いながら聴いていたのですが、改めて歌詞の美しさに感動しました。男女を縦と横の糸に例える表現が素晴らしい。中学生くらいまでの私の中島さんに対するイメージは「暗い」の一言だけでしたが、彼女が静香さんに楽曲を提供するようになってから見方が変わりましたね。天才のひとりです。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052046.jpg

 
8. GRAND SLAM / I WANNA TOUCH YOU
 80年代にジャパメタシーンで活躍したメンバーが結集した、ということもあって「スーパーバンド」と呼ばれた彼等。演奏は優れているし、楽曲も悪くない、しかし時代が悪かった。89年のXのメジャー進出によって、シーンがガラっと変わってしまったような気がします。80年代に盛況だったジャパメタは90年代にあっという間にヴィジュアル系にとって代わられました。そんな訳で僕は彼等の作品を聴くと「イイ作品なのに恵まれなかったなあ」という思いがいつも頭をよぎってしまいます。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052054.jpg

 
 来週はCARCASSが登場! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Midnight Live Vol.32 ON AIRリスト

長渕 剛 / SUPER LIVE IN SEIBU STADIUM ('83年発表)

 放送時間は1時間32分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)!

以上!