さて、今週は体調不良で(新型コロナではありません)ちょっと身体がツラかった1週間でした。ばい菌が入ったのか、右耳から右頬にかけて痛みを伴う腫れに悩まされました。熱も出ちゃったし。病院で抗生物質を処方してもらってなんとか今は落ち着きました。そんな中、唯一の救いは「降雪が無かった」こと。そう、朝の除雪作業が無かったのです。体調が悪いなかで除雪はちょっと無理ですからね。助かりました。という訳で、本日、1週間ぶりに除雪をしました。いい運動になりました(笑)。このくらいのペースだと良いのですがね。
先週、NHK-BSで「チェッカーズ・ラストライブ」が放送されました。改めて「いいバンドだったな」と思いました。その影響で今週はチェッカーズばかり聴いていました。主に芹澤廣明先生が作曲・編曲をしていた「前期」、メンバーオリジナルに移行した「後期」、どちらも魅力的です。
ということで、
第786回放送の(’22年1月22日・’22年2月20日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. PRAYING MANTIS / BEST YEARS ('98年発表 5th「FOREVER IN TIME」)
2. BUCKCHERRY / 54321 ('21発表 9th「HELLBOUND」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. THE COOL CHIC CHILD / Clover -風立ちぬ場所を抜けて- ('97年発表 2nd SINGLE)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. THE PRIVATES / GONE DEAD TRAIN ('89年発表 3rd「SPEAK EASY」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. BLANKEY JET CITY / ロメオ ('98年発表 7th「ロメオの心臓」)
6. BLANKEY JET CITY / SWEET DAYS ('00年発表 8th「Harlem Jets」)
★ MY FAVORITE SONG
7. ツイスト / 銃爪 ('78年発表 3rd SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. D.T.R / BORDER LINE ('95年発表 2nd「DARING TRIBAL ROAR」)
今回の目玉は、ツイストの銃爪。私のカラオケ定番曲です(笑)。
1. PRAYING MANTIS / BEST YEARS
我が家のお気に入りバンドであるPRAYING MANTIS。彼等との出会いがこの5thになります。ウチのカミさんが“珍しく”雑誌のレビューを読んで“購入”を決定しました。当時はバンドの名前もほとんど知らなかったので、「どんな音か」興味津々で聴いたところ、“哀愁メロディーの洪水”というような作風で一発で気に入りましたね。このバンド、基本的にボーカルチェンジが激しいのですが、この5thと次作6thでボーカルを務めているトニー・オホーラはそのウェットな声質もあってバンドの音に非常にあっていると思います。個人的に名盤です。
2. BUCKCHERRY / 54321
BUCKCHERRYのアルバムも9作目となりました。メンバーチェンジの多いバンドですが、ボーカル、ジョシュの声を聞くと「あ、BUCKCHERRYいいな」と思います。思えば99年の1st発表時に「ガンズの再来!」とのコピーに踊らされて購入したのが彼等との出会いです。以来、20年以上の付き合いになりますが、“カッコイイ、ロックンロール”を聴かせ続けてくれています。そのキャリアの中で“浮き沈み”があるところも“ロックンロール”ですね。
3. THE COOL CHIC CHILD / Clover -風立ちぬ場所を抜けて-
THE COOL CHIC CHILDは44マグナム、デランジェ、DIE IN CRIESを輩出した「デンジャークルーレコード」出身のバンドであります。僕もそれだけの理由で彼等の1stSGを購入しました。通販で購入したのですが、ケースには「大胆不敵なポップス大作戦」のシールが貼られていて、「え、どんな音…」と恐る恐る聴いたところ、「超ポップ」な音が流れてきてかなりの衝撃を受けました(笑)。「デンジャークルーなのに…」と思ったのは言うまでもありません。「もしかしたら、ブレイクするかも」と思い1stアルバムも購入したのですが、ブレイクせず。メジャー進出後の2作のアルバムについては番組のネタ用として2年程前に中古で購入しました。
4. THE PRIVATES / GONE DEAD TRAIN
プライベーツは僕が高2の頃、アルバムで言ったら2nd発売後くらいから周りに浸透していったバンドかな。この3rdの頃は僕の周りではかなり多くの人が聴いていた記憶があります。セールス的にはこの3rd、4thあたりがピークだったと思います。個人的はボーカル延原さんの声がユカイっぽくて凄く好きでしたね。音楽性はブルースやスワンプロックの影響が強いのかな。この“明るさ”が彼等の魅力かな。その音楽性のせいか今聴いても“古さ”を感じません。それは僕だけかな?
5. BLANKEY JET CITY / ロメオ
6. BLANKEY JET CITY / SWEET DAYS
さて、「BLANKEY JET CITY特集」、6週目です。7th「ロメオの心臓」は発売から1週間で30万枚以上のセールスを記録した作品です。この作品で特徴的なのはレディオヘッドなどの影響でインダストリアルミュージックや打ち込みサウンドを積極的に導入した作品であります。メンバーは「映画のサントラのように聴いて欲しい」と語っておりました。8th「Harlem Jets」は99年に再びソロプロジェクト期間に突入したため、2年振りの作品となりました。発売直前に新聞広告上で「最高のアルバムが出来たので俺達は解散します」と突然の解散宣言後に発表となりました。「SWEET DAYS」はボーカルの浅井さん曰く、「ブランキー史上、1、2を争う爽やかな曲」とのこと。
7. ツイスト / 銃爪
ツイストは日本の音楽シーンにおいて「ロックをメジャーにした最初のロックバンド」と言われています。デビュー曲「あんたのバラード」、2nd「宿無し」に続く楽曲がこの「銃爪」。「ザ・ベストテン」では10週連続1位を記録し、セールスも94万枚と大ヒットします。ボーカル世良さんのワイルドな歌唱とド派手なアクションで人気が爆発します。これはそれまでテレビ出演を控えていたロック系アーティストと異なり、積極的にメディアに進出したのが大きかったと思います。ちなみに彼等はこの年の「レコード大賞」の最優秀新人賞を辞退しております。このあたりが“ロック”ですね。
8. D.T.R / BORDER LINE
D.T.Rは元X、元LOUDNESSのベーシスト、沢田泰司がLOUDNESS脱退後に始動させたバンドです。ギターの藤本さんやドラムの高橋さんなどシーンでは名の知れた実力派が脇を固めています。当時は“泰司のニューバンド”というだけで購入しましたが、聴いてみるとコレがかなり“高品質のハードロック作品”でしたね。ファンクっぽいノリの楽曲、アコースティック、プログレ的な感覚、など“泰司のやりたいもの”をギュっと詰め込んだアルバムですね。個人的にはボーカルの竹内さんの変幻自在のボーカルに驚かされましたね。余り知られていないかも知れませんが、オススメの作品です。
来週は第5土曜ということで「music mania hyper」をお送りします! 第1部は「DEAD END特集」です!「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.055 ON AIRリスト
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放送局は 【エフエムもえる】 です!
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始