さて、“マニア”と言いながら洋楽HR/HMバンドの音源では「ベスト盤」だけで押さえているバンドがいっぱいある私。番組制作にはほとんど支障がありませんが、HR/HMを愛する者としてはせめてオリジナルアルバムだけでも揃えてみたいものです。DEEP PURPLE、WHITESNAKE、SCORPIONS、HANOI ROCKS、etc・・・。意外にもシーンの重要バンドの音源が結構不揃いであります。そのくせにイタリアンメタルのB級バンドの音源なんかは揃っていたりします。毎日ディスクガイドを読みながら「やっぱり、大御所は集めなくては・・・」と思っている今日この頃です。
先日、STEEL PANTHERの1stと2ndを入手。コレが良かった! 80年代のメタルが好きな人は必聴ですね。思わずニンマリしてしまいます!
ということで、
第267回放送の(’11年11月12日・’12年2月12日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS1. SLAYER / CATALYST ('06年発表 9th「CHRIST ILLUSION」)
2. CHILDREN OF BODOM / CRY OF THE NIHILIST ('11年発表 7th「RELENTLESS RECKLESS FOREVER」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. JUSTY-NASTY / DANCE ('87年発表 1st「PLEASURE OF THE SLUTS」)
★ BACK TO THE BAND BOOM
4. JAGATARA / みちくさ ('87年発表 4th「ニセ予言者ども」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. シブがき隊 / ZOKKON 命 ('83年発表 5th SINGLE)
6. シブがき隊 / Hey! Bep-pin ('83年発表 6th SINGLE)
★ MY FAVORITE SONG
7. 長渕 剛 / マリア ('82年発表 5th「時代は僕らに雨を降らしてる」)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
8. REACTION / STARTIN' SOMETHING ('88年発表 4th「REACTION」)
今回の“目玉”は、 JAGATARA の みちくさ 。これぞ、ファンク! 勝手に身体が動きます!
1. SLAYER / CATALYST
スラッシュメタルの“帝王”ですね。年数が経つに連れ音楽性を変化させるスラッシュバンドが多い中、このスタイルで30年近く続けていることがやっぱり凄いと思います。“過激な曲が好き!”というのにスレイヤーを聴いたことが無い人はモグリと言っても過言ではありません(笑)。このアルバムに関しては純粋なスラッシュというよりハードコアの要素が強く出ているかな。名作3rdには及びませんが充実した作品だと思います。
2. CHILDREN OF BODOM / CRY OF THE NIHILIST
この番組ではもうお馴染みのチルボドです。今ではすっかりブルータルメタルを代表するバンドになりましたね。僕が感心するのは、彼等は作品を重ねるごとに“新しい事”にチャレンジしていることかな。ま、一般の人が聴くと“全部、同じに聴こえる”というかも知れませんがね(笑)。この曲に関しては1stから3rdまで、いわゆる初期の音に近い感じを受けました。個人的にはこのバンドの醍醐味は“ギターとキーボードのバトル”だと思っているので、もうちょっとそういう部分を出してもらいたかったなと。
3. JUSTY-NASTY / DANCE
87年当時は“ヴィジュアル系”という言葉自体が存在していませんでした。厳密に言えば“ヴィジュアル系のルーツ的”なバンドですね。結成から解散まで様々な音楽スタイルを実践した彼等のインディーズ時代の音源です。この頃の音楽性は「BAD BOYS R&R」というところですかね。この音の軽さに時代を感じるのが正直なところですが。以前、この番組でも聴き比べということで聴いてもらった事もありましたが、彼等はこの後、ニューウェーブ、ビートロック、歌謡ロックと音楽性を変化させて行きます。
4. JAGATARA / みちくさ
今週の“長尺曲”は14分20秒のこの曲です。現在、フォロワーがまったくいないバンド。僕はこのバンドを聴いて初めて“アフロビート”というものを知りました。説明しにくいですけど、凄く心地よいリフレインがたまりません。このリフを10分以上聴いていると絶対、自然に身体がリズムを取ると思いますよ。なんかトリップする感覚というかね。この曲に関してはボーカル、江戸のメッセージが結構心に響くところがイイですね。
5. シブがき隊 / ZOKKON 命
6. シブがき隊 / Hey! Bep-pin
今週は3年8ヶ月ぶり2度目の登場「シブがき隊 特集」です(笑)。歌詞に時代を感じてしまいます。1曲目「ZOKKON 命」はアメリカンハードロックバンド、ナイトレンジャーの代表曲「Don’t Tell Me You Love Me」のイントロをそのまま拝借したことで有名な曲でありながら彼等の代表曲になりました。ラストライブでもオーラスはこの曲でしたね。2曲目「Hey! Bep-pin」の作曲は後藤次利。やっぱ僕は後藤さんの曲、凄く好きですね。今と当時のジャニーズの違いは歌唱力かな(笑)。ちなみに彼等のバックで演奏するバンドは知る人ぞ知る“シブ楽器隊”。
7. 長渕 剛 / マリア
今の長渕さんからは想像できないキレイな声です。聖歌のような歌で心癒されます。多重コーラスの部分が特に印象に残ります。この曲が収録されているアルバムはシングル曲を一切収録していないという今の時代では考えられない作品です。彼の初期のアルバムの中では一番好きな作品でした。あ、再来週に長渕さんにはもう一度登場してもらうので、この時代の声と聴き比べると面白いかも。
8. REACTION / STARTIN' SOMETHING
当時のインディーズメタルバンドでは“第2世代”に当たるバンドですね。僕は完全に後追いで聴いたバンドですね。僕が高2の頃の作品で、レンタルショップにも置いていたのに何故か当時は全く興味が湧きませんでしたね。まだ、J-POPの方が好きな時期だったのもあるし、“テレビに出ないバンドは2流”という変な固定観念があったと思います。その半年後ぐらいですね、僕が“インディーズ”というものに目覚めるのは。
スラッシュメタルの“帝王”ですね。年数が経つに連れ音楽性を変化させるスラッシュバンドが多い中、このスタイルで30年近く続けていることがやっぱり凄いと思います。“過激な曲が好き!”というのにスレイヤーを聴いたことが無い人はモグリと言っても過言ではありません(笑)。このアルバムに関しては純粋なスラッシュというよりハードコアの要素が強く出ているかな。名作3rdには及びませんが充実した作品だと思います。
2. CHILDREN OF BODOM / CRY OF THE NIHILIST
この番組ではもうお馴染みのチルボドです。今ではすっかりブルータルメタルを代表するバンドになりましたね。僕が感心するのは、彼等は作品を重ねるごとに“新しい事”にチャレンジしていることかな。ま、一般の人が聴くと“全部、同じに聴こえる”というかも知れませんがね(笑)。この曲に関しては1stから3rdまで、いわゆる初期の音に近い感じを受けました。個人的にはこのバンドの醍醐味は“ギターとキーボードのバトル”だと思っているので、もうちょっとそういう部分を出してもらいたかったなと。
3. JUSTY-NASTY / DANCE
87年当時は“ヴィジュアル系”という言葉自体が存在していませんでした。厳密に言えば“ヴィジュアル系のルーツ的”なバンドですね。結成から解散まで様々な音楽スタイルを実践した彼等のインディーズ時代の音源です。この頃の音楽性は「BAD BOYS R&R」というところですかね。この音の軽さに時代を感じるのが正直なところですが。以前、この番組でも聴き比べということで聴いてもらった事もありましたが、彼等はこの後、ニューウェーブ、ビートロック、歌謡ロックと音楽性を変化させて行きます。
4. JAGATARA / みちくさ
今週の“長尺曲”は14分20秒のこの曲です。現在、フォロワーがまったくいないバンド。僕はこのバンドを聴いて初めて“アフロビート”というものを知りました。説明しにくいですけど、凄く心地よいリフレインがたまりません。このリフを10分以上聴いていると絶対、自然に身体がリズムを取ると思いますよ。なんかトリップする感覚というかね。この曲に関してはボーカル、江戸のメッセージが結構心に響くところがイイですね。
5. シブがき隊 / ZOKKON 命
6. シブがき隊 / Hey! Bep-pin
今週は3年8ヶ月ぶり2度目の登場「シブがき隊 特集」です(笑)。歌詞に時代を感じてしまいます。1曲目「ZOKKON 命」はアメリカンハードロックバンド、ナイトレンジャーの代表曲「Don’t Tell Me You Love Me」のイントロをそのまま拝借したことで有名な曲でありながら彼等の代表曲になりました。ラストライブでもオーラスはこの曲でしたね。2曲目「Hey! Bep-pin」の作曲は後藤次利。やっぱ僕は後藤さんの曲、凄く好きですね。今と当時のジャニーズの違いは歌唱力かな(笑)。ちなみに彼等のバックで演奏するバンドは知る人ぞ知る“シブ楽器隊”。
7. 長渕 剛 / マリア
今の長渕さんからは想像できないキレイな声です。聖歌のような歌で心癒されます。多重コーラスの部分が特に印象に残ります。この曲が収録されているアルバムはシングル曲を一切収録していないという今の時代では考えられない作品です。彼の初期のアルバムの中では一番好きな作品でした。あ、再来週に長渕さんにはもう一度登場してもらうので、この時代の声と聴き比べると面白いかも。
8. REACTION / STARTIN' SOMETHING
当時のインディーズメタルバンドでは“第2世代”に当たるバンドですね。僕は完全に後追いで聴いたバンドですね。僕が高2の頃の作品で、レンタルショップにも置いていたのに何故か当時は全く興味が湧きませんでしたね。まだ、J-POPの方が好きな時期だったのもあるし、“テレビに出ないバンドは2流”という変な固定観念があったと思います。その半年後ぐらいですね、僕が“インディーズ”というものに目覚めるのは。
来週はLED ZEPPELINが登場します!
以上!