music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第268回ON AIRリスト(①2011年11月19日放送 ②2012年2月19日放送)

 さて、HR/HM専門誌BURRN!の臨時増刊号でMETALLIONという雑誌が不定期で刊行されています。前回、今回と“鋼鉄名盤徹底ガイド”という特集が組まれています。ま、HR/HMのディスクガイドですね。私、こういう特集が大好きであります。雑誌を読みながら「あ、コレ聴いてみたいなー、あ、コレは入手しなくては」と思うのもしばしばです。前回は78年~82年編、今回は82年~85年編でした。当時、リアルタイムではまったく聴いていなかった音ですが、今では何故かこういう「80年代の音」が大好きです。やっぱり、40のオッサンの感性ですかね。次回は86年~88年編だそうです。コレも楽しみです!

 今週、通勤の車中で聴いたアルバムはGALNERYUSの新作「PHOENIX RISING」。イイじゃん!

 ということで、

第268回放送の(’11年11月19日・’12年2月19日)ON AIRリスト

★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
 1. LED ZEPPELIN / COMMUNICATION BREAKDOWN ('69年発表 1st「LED ZEPPELIN」)
 2. NOCTURNAL RITES / OUR WASTED DAYS ('05年発表 7th「GRAND ILLUSION」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
 3. FANATIC◆CRISIS / more pain ('96年発表 Mini「MARBLE」)
★ BACK TO THE BAND BOOM
 4. LAUGHIN' NOSE / OUT OF MONEY ('84年発表 1st「PUSY FOR SALE」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
 5. 上木彩矢 / ピエロ ('06年発表 2nd SINGLE)
 6. 上木彩矢 / 傷だらけでも抱きしめて ('06年発表 1st「Secret Code」)
★ MY FAVORITE SONG
 7. さだまさし / 親父の一番長い日 ('79年発表 9th SINGLE)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
 8. X-RAY / BURNIN' LIKE THE FIRE ('85年発表 4th「STRIKE BACK」)

 今回の“目玉”は、 さだまさし親父の一番長い日。情景描写が素晴らしいです。ちょっとウルっときちゃいますね。

1. LED ZEPPELIN / COMMUNICATION BREAKDOWN
 “ハードロック”というものを語る時に絶対避けては通れないのがZEPでしょう。僕が彼等の作品をきちんと聴いたのは高2の時だったと思います。当時、ハードな音というものに興味が湧き始めて「ハードロックの元祖はZEP」みたいな記事を雑誌で読んで、「そうか、それならば揃えて勉強しなくては!」と思いました。正直、最初はピンとこなかったのですが(笑)。「これは革新的な作品だったのだ」と判るのはもうちょっと後からでした。69年という時代を考えればやっぱりこのスタイルは衝撃的。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903050455.jpg
 
2. NOCTURNAL RITES / OUR WASTED DAYS
 個人的に凄くプッシュしているバンドですね。雑誌やネットでのレビューでは非常に評価が高いバンドですが、いまいちセールスに結び付かないのが歯痒いですね。この曲が収録されている作品はBURRN!で90点を獲得しました。初期はメロスピ曲を多く演奏していましたが、ボーカルがチェンジした4thからはこのような正統派のメロパワを演奏するバンドになりました。メロディセンスが非常に良いバンドですね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903050142.jpg
 
3. FANATIC◆CRISIS / more pain
 この曲が収録されているアルバムは基本的にダークな世界観に彩られていますが、この曲に関してはポップで軽やかという曲になっていて、アルバムをカラフルな色づけにしています。今、振り返るとこの曲で見られるポップセンスがメジャーデビュー後の楽曲に生かされたのでしょうね。90年代後半のシーンの特徴とも言える“ポップさ”が色濃く出ている楽曲。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903043110.jpg
 
4. LAUGHIN' NOSE / OUT OF MONEY
 当時のインディーシーンを代表するバンドですね。これまでこの番組ではメジャー進出後の音を中心に紹介していたので、インディー時代の「勢い、荒々しさ」を感じられる曲は今回が初めてでは? 僕が彼等の音を初めて聴いたのはメジャーデビューしてからだったので「結構、ポップだな」という印象しか残りませんでした。当時はインディーズの音源を聴くのは大変な事だったので仕方がないのですが、最初にこの音を聴いていれば結構ハマったかも知れませんね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903042959.jpg
 
5. 上木彩矢 / ピエロ
6. 上木彩矢 / 傷だらけでも抱きしめて
 今週は1年ぶり2度目の登場「上木彩矢 特集」です。1曲目「ピエロ」はB’zのカバー曲ですね。よって、作詞は稲葉さんで作曲は松本さんです。2曲目はサビのメロディーラインが気に入ってチョイスしました。いかにも僕が好きそうなメロディーラインです。僕はボーカリストとして彼女を凄く評価しているのですが、セールスに結び付いていないのがちょっと悔しいですね。2000年代ってこういうロック調の楽曲を歌う女性アーティストには不遇の時代だったのかな。売れる楽曲ってR&Bをベースにした楽曲がほとんどだったような気がします。個人的にはこういう楽曲のほうが好きなのですがね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903050827.jpg
 
7. さだまさし / 親父の一番長い日
 本日の長尺曲はこの曲でした。12分30秒。一人の女性の誕生から結婚に至る人生と、娘の成長に一喜一憂する父親の姿が女性の兄の視点から描かれている壮大な曲。この曲は「今までになかったものを作ろう」ということで制作された楽曲で日本で初めての12インチシングルです。当時は45回転でかけるところを33回転でかける、という事故が続出したというエピソードも。(←レコードの話です)「ライブバージョン?」と思う人も多いと思いますが、元々、シングル化されたテイクがライブバージョンの楽曲です。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903043252.jpg
 
8. X-RAY / BURNIN' LIKE THE FIRE
 さだまさしの後にX-RAYという普通の番組ではありえない構成がmusic maniaらしいです。個人的にはこういう曲調、展開は凄く好きなのですが、正直、今の中高生にはウケがよろしくないと思われます。いかにも「ジャパメタ」って感じのする楽曲なのでね。ま、ヒップホップなどを当たり前に聴いて育っている世代には当然でしょうかね。おそらく「ダサイ!」の一言で片付けられるかも知れません。ボーカル、藤本さんのハイトーンが非常に熱いです。カッコイイっす! https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903050640.jpg

 来週は再び長渕さんが“あの曲”で登場!

以上!