music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第234回ON AIRリスト(①2011年3月19日放送 ②2011年6月26日放送)

 さて、先日ふと思った。「日本全国の放送局で、ウチの番組みたいな楽曲構成の音楽番組ってあるのだろうか?」と。もし、そんな番組があったら担当者の方と音楽談義をしてみたいなー、と。多分、ないと思うのですがね。そもそも、こういうジャンルをまとめて聴く人に私は出会った事がないですから。僕のまわりにも一部は重なるけど全部っていう人は皆無です。ちょっと寂しいですが、おかげで個性的な番組になっているとは思います。

 大震災のニュースを見るたびになんとも言えない気持ちになります。なんか暗い気持ちになってしまうので、最近はテレビを余り見ていません。もっぱら好きな音楽ばかり聴いています。これは現実逃避なのかな。そこで最近のお気に入りはLUNA SEALUNA SEA」。1stのリテイクというかセルフカヴァーアルバム。予想以上の仕上がりで嬉しかったですね。やっぱり別格ですよ彼等は。

 ということで、

第234回放送の(’11年3月19日・’11年6月26日)ON AIRリスト

★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
 1. HEAVENS GATE / TYRANTS ('89年発表 1st「IN CONTROL」)
 2. STEEL ATTACK / THE HOLY SIGN ('03年発表 3rd「PREDATOR OF THE EMPIRE」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
 3. STRAWBERRY FEELDS / PERPLEXING 2-NITE ('89年発表 Mini「DANCERAMA」)
★ BACK TO THE BAND BOOM
 4. THE ZOLGE / FEEL NO FEAR ('90年発表 1st FULL「APOCALYPS LOVE」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
 5. 米倉千尋 / 嵐の中で輝いて ('96年発表 1st SINGLE)
 6. 米倉千尋 / 10 YEARS AFTER ('96年発表 1st SINGLE)
★ MY FAVORITE SONG
 7. JOURNEY / SEPARATE WAYS(WORLDS APART) ('83年発表 8th「FRONTIERS」)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
 8. DRAGON GUARDIAN / 暗黒舞踏会 ('09年発表 3rd「Dragonvarius」)

 今回の“目玉”は、 DRAGON GUARDIAN 暗黒舞踏。 2週続けて登場のFukiちゃん! やっぱりイイ声してるねー!

1. HEAVENS GATE / TYRANTS
 初登場のドイツのバンドです。80年代後半の“ジャーマンメタルブーム”で頭角を現したバンドです。ドイツのバンドというと“ハロウィン系”かと思いがちですが、実際に音を聴くとプリーストからの影響が結構色濃いことが判りますね。1stということでプロダクションが弱く貧弱な音に聴こえますが、楽曲は疾走感があってとても良いと思います。そんな彼等の最高傑作は次作の2ndになります。ちなみにギタリストのサシャ・ピートは現在、メタル界では有名なプロデューサーとして活躍。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903050827.jpg
 
2. STEEL ATTACK / THE HOLY SIGN
 こういう疾走曲が2曲続くのは結構久しぶり。しかもマイナーなバンド2連発というのも珍しいかも(笑)。このバンドはスウェーデンのバンドですね。典型的なメロディックスピードメタル。悪くはありませんが、やはりB級の香りが漂います。ボーカルが若干パンチに欠けるかな。もうちょっとパワフルなボーカルだと曲の印象が大分違うのではないでしょうかね。B級ですが初心者には聴きやすいメタルではないでしょうかね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903044831.jpg
 
3. STRAWBERRY FEELDS / PERPLEXING 2-NITE
 いやー、僕は久しぶりに聴きましたが、音がショボイですねー(笑)。インディーズ作品なので仕方ないのかも知れませんが、もうちょっと、どうにかならなかったのかな。僕が高2の冬に発売された作品ですね。当時は音のショボさも気にせず、ポップさだけで大好きでした。元D’ERLANGERと元JUSTY NASTYのメンバーが結成したバンド、ということで買った作品でした。この曲はアルバム最後に配置された“どポップ”な楽曲ですね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903045010.jpg
 
4. THE ZOLGE / FEEL NO FEAR
 今日は音がショボイ曲が続きますね(笑)。何を歌っているのか良く判りませんが、曲の雰囲気が好きですね。こういうポジパン的な音はやっぱり好き。学生時代にこういう音に出会ったのはやっぱり衝撃的でしたね。テレビやラジオだけでは決して出会えないような音でしたからね。違う世界を知った、という感じでしたね。メタルに出会う前は結構どっぷりハマった時期がありました。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903044107.jpg
 
5. 米倉千尋 / 嵐の中で輝いて
6. 米倉千尋 / 10 YEARS AFTER
 今週は初登場、「米倉千尋特集」です。さて、最近は“女性枠”と化しているこのコーナー、今日はアニソンです。言っておきますが私はアニオタではなくガンオタです。ということで、今日の2曲は「機動戦士ガンダム第08MS小隊」のオープニング曲とエンディング曲です。数年前、家でカミさんとこの作品を観ていたときに流れた彼女の歌声を2人とも気に入って、即ベスト盤を購入した思い出があります。個人的に好きな歌声ですね。2曲目は前向きな曲調で特に好きな1曲です。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903043820.jpg
 
7. JOURNEY / SEPARATE WAYS(WORLDS APART)
 この曲は09年のWBCのテーマ曲に使用されていたので、耳にした方も多いはず。僕が個人的に考える“産業ロックの優れているところ”というのは「効果的なキーボードの使い方」ですかね。この曲のイントロなんか、まさにそうだと思っています。このバンド、当初はインスト主体のプログレ系バンドとしてスタートしましたが商業的には振るいませんでした。そして、ボーカリストスティーヴ・ペリーという逸材を得て、ビッグヒットを飛ばします。今月の特集、ちょっといいんじゃないと自画自賛(笑)。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903045553.jpg

8. DRAGON GUARDIAN / 暗黒舞踏
 聴き覚えのある歌声です。このバンドは先週登場したLIGHT BRINGERのFukiちゃんがボーカルを務めるサイドプロジェクトです。ラブリー(LIGHT BRINGERの略称)より萌え度が高い歌声です(笑)。アニソン+メロスピという感じですね。ブラガやラプソディの音楽をすべて日本語でやったらこうなりました、というとこかな。曲間の語りを日本語にすると結構笑えるというのが判ったある意味画期的な作品です。正直言って、頑固なメタラーには受け入れられないと思いますが、メタル初心者の入り口には丁度いいかも。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903050142.jpg
 
 さて、来週はお待たせ(笑)、犬神サーカス団が登場します!

以上!