music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第881回ON AIRリスト(①2023年12月16日放送 ②2024年1月2日放送)

 さて、ようやく風邪が治りつつあります。時々、喘息の咳が出ますが、今日現在、声は元に戻ったようです。ただ、今週の収録は水曜日でしたので、まだ「鼻詰まりのかすれ声」での放送となるのでご了承下さい。このままだと、次回の収録は“ほぼ万全の状態”で収録できると思います。

 先週の週末は土日ほとんど寝ていたので、本日は久しぶりの買い物をしました。基本は食材を買うのですが、「そろそろお正月の準備も…」と思い、神棚のしめ飾りを購入。昨年は喪中ということで、2年振りの購入です。コレを買うと「ああ、もう1年が終わるなあ」と感じる次第であります。ウチの職場が新施設に移転して来週で丁度一年です。この一年、職員の皆さんは施設に慣れるのが大変だったと思います。「新しいから使い勝手が良い」という訳でもなく、“設備に合わせた仕事の仕方”をやってもらう、というのが申し訳なかったなと感じております。唯一、夏の猛暑を“エアコン”でしのげたのが良かったかな。
 
 ということで、

第881回放送の(’23年12月16日・’24年1月2日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. SPIRITUAL BEGGARS / BENEATH THE SKIN ('02年発表 5th「ON FIRE」)
2. PANTERA / DOMINATION ('90発表 5th「COWBOYS FROM HELL」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. Lastier / SKY ('98年発表 Major 1st SINGLE)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. SADIE SADS / DAY DREAM ('85年発表 1st「BOX WITH LITTLE DOLL」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. BUCK-TICK / HURRY UP MODE ('87年発表 1st「HURRY UP MODE」)
6. BUCK-TICK / FLY HIGH ('87年発表 1st「HURRY UP MODE」)

★ MY FAVORITE SONG

7. DREAMS COME TRUE / 雪のクリスマス ('90年発表 8th SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. BLAZE / MOON RIDER ('15年発表 2nd「DREAM CHASER」)

 今回の目玉は、SADIE SADSDAY DREAM。彼等の楽曲が流れる番組は少ないと思うのですが(笑)

1. SPIRITUAL BEGGARS / BENEATH THE SKIN

 このSPIRITUAL BEGGARSはARCH ENEMYのギタリスト、マイケル・アモットのサイドプロジェクトであります。マイケルとしては元々、ARCH ENEMYがサイドプロジェクトでこちらのSPIRITUAL BEGGARSが“本命”だったのですが、ARCH ENEMYの活動が予想以上に軌道に乗ってしまったため、こちらが“サイド”ということになりました。音は聴いてのとおり70年代ハードロックをベースに“現代風”に演奏してみました、という音ですかね。僕は4thで彼等の音を初めて聴いたのですが、それまでこのような“70年代ロック”の音の洗礼を浴びてこなかったので、とても新鮮に聴こえましたね。一聴して気に入ったバンドになりました。この5thはバンド創設時からのメンバーであったボーカルのスパイスが脱退してJBが加入しての1作目となります。スパイスのボーカルも悪くはなかったのですが、こちらのJBの方が声量、声域、表現力、すべてにおいて上回っている感じがします。
 

2. PANTERA / DOMINATION

 この5th「COWBOYS FROM HELL」は彼等のメジャー契約1作目となる作品であります。1st~3rdまでは信じられないかもしれませんが、DEF LEPPARDVAN HALENに影響を受けたようなメタルを演奏していました。4th制作時にボーカルがフィル・アンセルモにチェンジし、音楽性をストロングなものに大きく変化させます。この5thではスラッシュメタルからの影響をより打ち出し、後に“パワーグルーヴ”と呼ばれることになる独特のうねりをサウンドに取り込んでみせました。僕はリアルタイムで聴いてはいないのですが、90年という時代を考えるとこの音は非常に“斬新”だったと思います。この時代にこのようなグルーヴで演奏するバンドは他にいなかった気がします。ギターのダイムバック・ダレルのオリジナリティー溢れるギタープレイ、音作りは凄いと思います。新時代の“ギターヒーロー”が誕生した作品ですね。
 

3. Lastier / SKY

 このLastierは新潟出身のヴィジュアル系バンドであります。97年にインディーズでアルバムを発表、同時期にヴィジュアル系バンドを紹介する番組「Break Out」で紹介され認知度が上がりましたね。ボーカルも悪くないですし、楽曲の出来も良いです。ただ、どうしても「LUNA SEAの影響が大きい」ということが判りますね(笑)。個人的にはとても好きな音なのですが、「綺麗にまとまり過ぎた」という感じがするんですよね。もうちょっと「危うい」部分があれば良かったのかなと。人によりますが、厳しく言う人は、優等生過ぎてオリジナリティーを感じない、という人もいると思います。98年にメジャーに進出し、99年にフルアルバムを発表するのですが、それ程話題にはならなかったと記憶しております。“良い作品”ではありますが、プラスアルファが欲しかったかな。
 

4. SADIE SADS / DAY DREAM

 ドイツにアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンという実験的な音楽を演奏するバンドが存在します。このSADIE SADSは“日本のノイバウテン”といったところでしょうかね。82年に結成され、インディーズからシングルを発表し、AUTO-MODらと「時の葬列」というオムニバスに参加し、85年にこのアルバムが発表となりました。聴いてお判りののとおり、「歌」というより「音」を聴かすバンドであります。メタル・パーカッションを導入し、とにかくリズムにポイントを置き、ボーカルも歌というよりはリズムを重視した「ヴォイス」という感じであります。いわゆる日本的なリズムや情緒性は余りなく、とにかくシンプルながらも硬質な音をプレイしたバンドであります。このアルバム、当初レコードで発表された時は「12インチ2枚組・BOX仕様」という、いかにも“インディーズならではの何でもあり”というスタイルでした。
 

5. BUCK-TICK / HURRY UP MODE
6. BUCK-TICK / FLY HIGH

 今週から新シリーズ開始です。BUCK-TICKオリジナルアルバム特集、1週目、この作品は約2週間でほぼ一発録りで制作された彼等のインディーズ1stであります。レーベルは太陽レコード。LPとCDで発表されました。この作品、日本のインディーズレーベルにおいて「単独アーティスト」としては初のCD形態で発売された作品であります。確かに87年はまだLPの比重が高かったですからね。そこから2年で完全に逆転するのですが。このアルバム、CD版には2曲多く収録されていることもあって、未だに高値で取り引きされている作品でもあります。楽曲に関してはほぼ全ての楽曲がギターの今井さんの楽曲であります。僕はこの作品、最初は中古屋でLPを14000円で手に入れました。その後、CD化されたので手放したのですが。当時は「HURRY UP MODE」のLPを持っている、というだけでかなり注目されたのを思い出します。かなりダビングを頼まれましたね。そんな事もあって、思い入れが強い作品でもあります。
 

7. DREAMS COME TRUE / 雪のクリスマス

 この番組で余り紹介する機会のないドリカムです。決してドリカム嫌いではなく、むしろかなり好きなバンドであります。番組開始時から「ドリカムはあまりにポピュラーすぎるかな」と思って敬遠しているうちに“たまにしか紹介しないバンド”になったところであります。内のカミさんは大ファンですからね。ドリカムのシングル曲は基本的にオリジナルアルバムには収録されるのですが、この楽曲に関してはこれまで未収録であります。リテイクバージョンがベストアルバムに収録されたりはしているのですが、このシングルバージョンは未収録のままであります。という訳で、意外に貴重かもしれませんね。後の94年に英語詞の「WINTER SONG」も発表になっております。カップリング曲は「サンタと天使が笑う夜」の英語詞バージョンの「VERY MERRY CHRISTMAS」。こちらはアルバムには完全に未収録であります。
 

8. BLAZE / MOON RIDER

 このBLAZEは1975年にギタリストのSHIGEを中心に結成されたハードロックバンドであります。音は聴いてのとおり「DEEP PURPLEスタイル」の音であります。結成から10年程はメンバーチェンジを繰り返しながらも活動していたのですが、87年に無期限活動中止となります。95年にベーシストを迎えスタジオセッションが始まり、CDリリースのプランも持ち上がり、デモテープのレコーディングもするのですが、ボーカリストが決定に至らずレコーディングは暗礁に乗り上げます。01年にボーカルが元TWINZER生沢佑一さんに決まりレコーディングを再開、やっと完成した1stが04年に発表になります。その後、また音沙汰がなくなるのですが15年に11年振りの2ndが発表になりました。本日はその2ndからの楽曲です。パープルの音が好きな人にはガッツポーズものの音だと思います。カッコイイです!
 
 次回は「GARGOYLE」が登場します!

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