music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第880回ON AIRリスト(①2023年12月9日放送 ②2023年12月26日放送)

 さて、風邪が全然治りません。喘息の咳の影響なのか、今週初めについに“声が出ない状態”になってしまいました。という訳で月曜日は仕事を休みました。火曜日から出勤したのですが、声が別人のように。声が出ないとラジオの収録も出来ないので、ギリギリまで収録を伸ばしたのですが、タイムリミットがきたので“ひどい声”で収録しました。ということで、今週の放送はかなり聞き苦しい放送となっております。ご了承ください。
 通常は2週間分の収録ですが、さすがにこの声で2週分というのはマズイので、1週分の収録にしました。早くまともな声に戻ればいいのですが。

 今週は暖かくて積もっていた雪が無くなりました。今日は雨が降っていましたし。風邪で体調も良くなかったので、除雪をしなくても良いというのは助かりましたね。さすがに来週以降は雪が降るのでしょうが。ドカ雪だけは勘弁願いたいですね。
 
 ということで、

第880回放送の(’23年12月9日・’23年12月26日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. CHILDREN OF BODOM / LIVING DEAD BEAT ('05年発表 5th「ARE YOU DEAD YET?」)
2. BUCKCHERRY / SHINE YOUR LIGHT ('23発表 10th「VOL.10」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. EX-ANS / Habit of Sex ('90年発表 1st「Habit of Sex」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. SODOM / LOVERS AROUND ('89年発表 3rd「King Of House」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 中森明菜 / Amar es creer ('17年発表 25th「明菜」)
6. 中森明菜 / 雨音 ('17年発表 25th「明菜」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 杉山清貴 / 最後のHoly Night ('86年発表 2nd SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. CONCERTO MOON / FROM FATHER TO SON ('02年発表 SELF COVER「DESTRUCTION AND CREATION」)

 今回の目玉は、杉山清貴の最後のHoly Night。名曲です!

1. CHILDREN OF BODOM / LIVING DEAD BEAT

 CHILDREN OF BODOMフィンランドメロディックデスメタルバンドであります。メロデスと言ってもボーカルがデスヴォイスというだけで、基本的にはオーセンティックなヘヴィメタルですね。結成は93年、数本のデモテープを制作後、97年に1stを発表しフィンランドチャートで20位を記録します。99年に2ndを発表し初来日を果たします。僕が彼等の音源を初めて聴いたのがこの頃だったと思います。“メロディックデス”というジャンルに興味が湧き、IN FLAMESとこのCOBのアルバムを入手したのですが、すっかりこの音にやられましたね。メタリカなどのスラッシュをリアルタイムで聴いていたらそれが“衝撃”だったと思うのですが、そうではない自分にはこの“メロデス”はとても衝撃的でしたね。「確かに、メロディアスでデスだ」と納得しちゃいましたね。以来、このジャンルはとても好きなジャンルになりましたね。「普通に歌えばいいのに…」と言う人も多いと思いますが、この“対比”がいいのですよ。
 

2. BUCKCHERRY / SHINE YOUR LIGHT

 99年に1stを発表した彼等もついに10枚目のアルバムを発表することになりました。オリジナルメンバーはボーカルのジョシュしか残っていませんが(笑)。個人的には“ジョシュが歌えばバックチェリー”だと思っております。僕はこのような“バッドボーイズロックンロール”の音源は所有していないのですが、彼等に関してはデビュー時からリアルタイムで聴いていることもあって、すべての作品を揃えております。1st発表時の「ガンズの再来!」という煽り文句につられて購入したのがキッカケだったのですが、すぐに気に入りましたね。2nd発表後、ジョシュは元ガンズのスラッシュ、ダフ、マットと「BUCK N’ ROSES」と名乗って活動していた時期もあったのですが、「ジョシュの声がバックチェリーにしか聞こえない」という理由でそのプロジェクトは終了してしまいます。個人的には「BUCK N’ ROSES」でアルバムを作って欲しかったな。
 

3. EX-ANS / Habit of Sex

 彼等はYOSHIKI主催のエクスタシーレコード所属のバンドでありました。音楽性は“ポジパン寄りのロック”と言ったところですかね。LUNA SEAの1st発表のちょうど1年前に発表された作品ですね。当時は「エクスタシーから発売すればどんなジャンルでも売れる」という時代でしたね。確かにX、LADIES ROOM、ZI:KILL、VIRUSなど同じ音楽性のバンドはありません。それでもセールスを叩き出す、というのがYOSHIKIの凄いところですかね。やっぱ、雑誌の広告に1ページ丸々使う、というのが効いたかな。インパクトありましたからね。アレなら音を知らなくても買っちゃうわ(笑)。ただ、エクスタシーから発売してもメジャーにたどり着かなかったバンドもいくつかありまして、このEX-ANSもその一つです。この1st発表後、ボーカルが脱退し別のバンドを結成します。そんな訳で彼等が残した作品はこの1枚だけであります。嫌いな音楽性ではなかったので、もう1枚でも作って欲しかったですね。
 

4. SODOM / LOVERS AROUND

 このSODOMはボーカルのZAZIEを中心に81年に結成されたバンドであります。初期はハードコアパンクを演奏しており、1st「聖レクイエム」はその時期の音源であります。その後、音楽性をポジティヴパンクに変更し2nd「T.V.MURDER」を85年に発表、翌86年に12インチ「Material Flower」を発表後、活動を休止。88年に福富幸宏をメンバーに加えハウスミュージックバンドとして復活、その時期の音源がこの作品であります。89年にハウスはかなり早かったのかなと思います。当時の日本で“ハウス”を取り入れたのは彼等が初めてだったのではないでしょうか。ただ、時代を先取りし過ぎた感があるかなあ。ポジパン期にインディーズで絶大な人気を誇っていた彼等ですが、ここまでの変貌を遂げるとファンもついて行けなくなった気がします。ポジパン期とハウス期でのZAZIEの歌唱方も違っていて“実はあまり上手くない”というのが判ったのも痛かったかな。
 

5. 中森明菜 / Amar es creer
6. 中森明菜 / 雨音

 中森明菜オリジナルアルバム特集、25週目、最終回です。この作品は前作から2年振り、カバーアルバムと2作同時発売となった作品です。2作同時発売というのが原因なのか、こちらのオリジナルは収録曲が9曲、内、インスト1曲、同一メロディーで歌詞違いが1曲、と個人的には物足りない作品となりました。自分の名前をタイトルにするのであれば、せめて12曲は収録して欲しかったな。ただ、個々の楽曲については高品質の楽曲が揃っていると思います。明菜さんの歌唱についても衰えは感じません。つくづく思うのですが、体調の問題もあると思うのですが、コンスタントな活動が出来ていない状況が残念ですね。この作品が発表されてから6年以上経ち、音楽活動再開の話が耳に入ってこなくて心配したのですが、先頃、林哲司先生のトリビュートアルバムに「北ウイング」のカバーで参加したことが話題になりました。これを機に“活動再開”となれば嬉しいのですが。
 

7. 杉山清貴 / 最後のHoly Night

 85年末に2年半に渡ったオメガトライブの活動を終わらせた杉山さんは翌年の86年からソロ活動を開始します。ほとんどの人が“ソロでの成功”を確信していたと思いますが、本人は「1986オメガトライブ」の存在も気になったのか、非常に不安を感じていたそうです。当時、中3の僕も「成功して当たり前」と思っていました。ただ、よく分析してみると、オメガ時代のシングル曲は林哲司さんが手掛けていて、ソロでは自分が作曲を手掛ける、ということで「自分の楽曲が評価される」ということもあって不安だったでしょうね。結果的には“メロディーメーカー”としての杉山さんも評価されることになるのですが。この楽曲は杉山さんのソロでは最大のセールスを挙げた楽曲となりました。個人的には中3の冬に一番多く聴いた楽曲だったと思います。今でもクリスマスシーズンになると必ず聴く楽曲でもあります。
 

8. CONCERTO MOON / FROM FATHER TO SON

 この番組ではお馴染みのCONCERTO MOON。改めて紹介いたしますと彼等はギターの島紀史を中心に96年に結成されたバンドであります。翌97年にインディーズで1stを発表、様式美な音が評判になり98年にメジャー進出を果たします。僕が彼等の音を初めて聴いたのがこのあたりですね。実は“様式美メタル”という言葉を初めて知ったのはこの時期であります。「あ、こういう音が様式美なのか。俺はこういう音好きだなあ」と自覚したのもこの時期ですね。3rd発表後にハイトーンボーカルの尾崎さんが脱退し、井上さんが新ボーカルとして加入します。この「DESTRUCTION AND CREATION」という作品は尾崎さん時代の楽曲を井上さんボーカルでリテイクした作品であります。好みは分かれると思いますが、個人的には井上さんの方が“パワー”を感じられて好みであります。当時の島さんはこの手のボーカルを好んでいたようでしたね。最近は“ハイトーンボーカル”に回帰した感がありますが。
 
 次回は「PANTERA」が登場します!

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