さて、今年最後の放送です。今年はコロナの影響で「放送休止」ということもなく無事に“完走”いたしました。取り敢えず、ホッとしております。個人的には春の人事異動で「老人ホーム」に異動になったことが大きな出来事でしたね。出勤時間が早くなったりもしましたが、とても有意義な毎日です。“生き返った”気がしております。1年前は“死んだようなもの”だったので。やっぱり、「職場の雰囲気」って大事だなと痛感いたしました。
今週、大雪に見舞われて、除雪作業に追われております(笑)。さすがに毎日だと辛くなりますね。ただ、シーズンインしたばかりなので体調に気を付けて頑張りたいと思います。
話は変わって、「僕が最初に買ったアルバム」について。小5の時に買った「プロレス・スーパーファイターのテーマ」というアルバムです。もちろんLPレコードでした。それ以降、しばらくは“プロレステーマ曲集”のLPを買い続けていたと思います。最近になって、“昭和から平成初期のプロレステーマベスト”を作ってみたくなり、実行しちゃいました。2枚組、2時間40分の自信作に仕上がりました! 今週はそればかり聴いております。
それでは、良いお年を!
ということで、
第782回放送の(’21年12月25日・’22年1月23日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. SLIPKNOT / NEW ABORTION ('01年発表2nd「IOWA」)
2. DIO / WE ROCK ('84年発表2nd「THE LAST IN LINE」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. SADS / 忘却の空 ('00年発表4th SINGLE)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. THE BLUE HEARTS / 終わらない歌 ('87年発表1st「THE BLUE HEARTS」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. BLANKEY JET CITY / RAIN DOG ('92年発表LIVE「LIVE!」)
6. BLANKEY JET CITY / 3104丁目のDANCE HALLに足を向けろ ('93年発表3rd「C.B.Jim」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 佐野元春 / インディビジュアリスト ('86年発表5th「Cafe Bohemia」)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. Unlucky Morpheus / その魂に安らぎを-Dignity of Spirit- ('19年発表「Hypothetical Box ACT 3」)
今回の目玉は、Unlucky Morpheusのその魂に安らぎを-Dignity of Spirit-。個人的に名曲中の名曲!
1. SLIPKNOT / NEW ABORTION
僕はSLIPKNOTのようないわゆる“ニュー・メタル”的な音については10年程前まではまったく手を付けませんでした。「ニュー・メタルなんてメタルじゃねえ」みたいな頑固オヤジ的な考えで(笑)。ただ、SLIPKNOTに関してはアルバム発表するごとに高セールスを記録していることもあって「聴いておかなければいけないバンド」という位置付けに。初めて聴いて思ったのは「ああ、こういう音が“現在の音”なんだな」ということ。確かに80年代には無かった音ですね。とにかく“音の塊”に圧倒されましたね。
2. DIO / WE ROCK
今は亡きロニー・ジェイムズ・ディオが率いたDIO。僕がDIOを聴き始めたキッカケはRAINBOWでのロニーの歌唱が気に入ったからです。最初はお決まりの“ベストアルバム”を買ったのですが、そこで一番気に入ったのがこの楽曲。ま、代表曲というか“ロック・アンセム”なんですけどね。DIOに関してはやっぱり、ギタリスト、ヴィヴィアン・キャンベルが在籍していた初期の3作がマスト。その中でも捨て曲無しのこの2ndが最高ですね。DIO入門編としてもオススメです。
3. SADS / 忘却の空
ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の主題歌になり大ヒットを記録しました。結果的にSADSの代表曲になりましたね。黒夢時代から清春を知っている僕にしてみれば、「清春の楽曲が人気ドラマの主題歌に」ということが驚きというか嬉しかったですね。「SADSはパンク路線でいくのかなあ」と思っていたところでこの楽曲をリリース、というのが憎いですね。元々、僕は清春さんのメロディーセンスというのを評価していましたから。楽曲の路線としては黒夢の「NITE & DAY」「少年」の系列。この手のメロディー作りに関して彼は素晴らしいですね。
4. THE BLUE HEARTS / 終わらない歌
僕のパンク初体験は高1の頃に聴いたTHE BLUE HEARTSになります。確かロックに詳しかった友人に「このバンド、スゲーいいよ!」と言われ、1st、2ndを同時に聴かされたのが最初でしたね。“衝撃”までは受けませんでしたが、「歌詞がストレートでいいな」という感想を持ちました。もちろんその時は「伝説のバンド」になるなんて思いませんでしたけど。メロディーはシンプルなのですが、なぜか響きますね。この1st、結果的にオリジナルアルバムでは「最も勢いのある作品」に仕上がっています。上手く言えませんが、このアルバムは今の若い人にも通じる“チカラ”があると思います。
5. BLANKEY JET CITY / RAIN DOG
6. BLANKEY JET CITY / 3104丁目のDANCE HALLに足を向けろ
さて、「BLANKEY JET CITY特集」、2週目です。LIVE「LIVE!!!」は92年5月の渋谷公会堂でのライブを収めたアルバムです。当然、1st、2ndの収録曲で構成されております。スタジオ盤では味わえない“緊張感”があります。個人的に非常に気に入っているアルバムですね。3rd「C.B.Jim」は彼等の代表曲が多く収録されていることもあって、ファンからの人気が高いアルバムです。「イカ天」出身バンドはアルバム2作目以降、失速することが多かったのですが、彼等はこの3rdでもトップ10入りし、「あ、やっぱ本物だったわ」と思いましたね。個人的には浅井さんの歌詞が冴えてると思いますね。
7. 佐野元春 / インディビジュアリスト
「Cafe Bohemia」という作品は全体的にポストパンクの影響が濃い作品で、ジャズ、ソウル、スカ、レゲエなども取り込んでいる意欲作です。当時の欧州のロックにインスパイアされた作品と言って良いでしょうね。意地の悪い人は「パクリだ」という人もいるでしょうが、個人的には“ミュージシャンの遊び心”“オマージュ”と捉えたいですね。この「インディビジュアリスト」はスカのリズムがとても心地よい楽曲でとても好きですね。
8. Unlucky Morpheus / その魂に安らぎを-Dignity of Spirit-
さて、今年最後の1曲ということで「何にしようかな?」と思い、選んだのがこの楽曲です。元々は10年発表の「Hypothetical Box ACT 2」収録曲でしたが、現メンバーで再レコーディングしたものです。一番の違いはドラムが生音になったことと、ヴァイオリンが導入されたことですね。楽曲の構成、ヴォーカル、バックの演奏、満点ですね。今年、車の中で一番聴いた楽曲、ということで選ばせて頂きました。
来週は「MR.BIG」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.051 ON AIRリスト
「JCBAインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます!
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/
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放送局は 【エフエムもえる】 です!
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始