さて、今週は非常に疲れました。ま、仕事も忙しいのですが、一番の原因は「雪かき」です。日曜日から急に大雪になりました。遂に冬本番です。朝４時４５分に目覚ましがなり、“除雪スタイル”に着替えて５時から除雪開始です。スマホにヘッドフォンを繋げてRadikoを聴きながら除雪。ちなみにヘッドフォンは「ちょっと大きめ」のを使っています。これには理由がありまして、「耳あて」替わりになるからであります。なるべく丁寧に除雪しているので結構時間が掛かってしまいます。大雪の日は２時間以上かかることも。スマホに内蔵されている万歩計はこの作業で7000歩になることも。仕事から帰った後も除雪をしたら1日の歩数が16000歩を超えることもあります。そりゃあ痩せるわ。これから約２か月半、このような生活が続きます。
木曜日の収録で今年いっぱいの番組収録が終了しました。もう15年もこの時期に「良いお年を！」と言っています。このままいくと次回の収録作業が大晦日になってしまうので、次週もう1回の収録作業があります。その時は10日も早く「明けましておめでとうございます！」というハズです。ちょっとだけ芸能人気分です（笑）。
ということで、
第729回放送の（’20年12月19日・’21年1月17日）ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. SLASH'S SNAKEPIT / DIME STORE ROCK ('95年発表1st「IT'S FIVE O'CLOCK SOMEWHERE」)
2. BLUES PILLS / LOW ROAD ('20年発表3rd「HOLY MOLY!」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. Lastier / ZERO ('98年発表3rd SINGLE「FLOWERS」C/W)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. 杏里 / Grooving Life ('15年発表25th「Smooth & Groove」)
6. 杏里 / VOICE OF MY HEART ('16年発表BEST「Melodies -Smooth & Groove-」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 小沢健二 / 強い気持ち・強い愛 ('95年発表 7th SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. SLY / HYPOCRATIC OAF ('98年発表 4th「VULCAN WIND」)
今回の目玉は、BLUES PILLSのLOW ROAD。こういうグルーヴ、カッコイイですね。
1. SLASH'S SNAKEPIT / DIME STORE ROCK
バンド名からお判りの通り、GUNS N' ROSESのギタリスト、スラッシュのソロプロジェクトバンドであります。この時期のガンズは所謂「開店休業」状態でありまして、一向にアルバム制作に取り掛からないボーカル、アクセル・ローズに業を煮やしたスラッシュがソロ活動を開始した、というところです。そんな訳で、この作品には“ガンズのアルバムに収録する予定だった楽曲”も収録されております。アルバム発表後、アクセルが激怒したことは言うまでもありません。結局、訴訟騒動に発展いたします。これを聴くと、いかにガンズの主導権をスラッシュが握っていたのかが判りますね。
2. BLUES PILLS / LOW ROAD
このバンドはスウェーデンとアメリカの“混成バンド”であります。聴いての通り、レトロテイストのハードロックを演奏するバンドであります。僕は雑誌の高評価もあって’14年の1stから聴いていたのですが、番組で紹介するのは初めてになりますね。スピリチュアル・ベガーズを紹介したときも話しましたが、僕はこういうハードロックを聴くと「懐かしい音だなあ」というより、「あ、新鮮だなあ」と感じてしまいます。若い時にこのようなハードロックをリアルタイムで聴いてこなかったのでね。このバンドも非常にイイですね。特に女性ボーカリスト、エリン・ラーソンがカッコイイですね。
3. Lastier / ZERO
このボーカルと楽曲を聴いて、誰もが「LUNA SEAのフォロワーだ」と思う事でしょう。LUNA SEAをかなりビートロック方向にシフトした音っていう感じですかね。このバンドは当時テレ朝で放送されていた「Break Out」出身のバンドですね。この番組でフィーチャーされたバンドは数多くメジャーに進出しておりますが、彼等はどちらかというと“成功しなかった”バンドかなと思います。98年にメジャーデビューを果たすのですが、当時のシーンは今思うと“飽和状態”だったような気がします。よっぽどの個性などが無ければブレイクできない状態というか。このバンドも全然悪くはないのですが、個性という面ではちょっと弱かったかな。
4. REBECCA / LONDON BOY
シングル「フレンズ」で一気にブレイクしたレベッカ。このアルバムはその「フレンズ」を収録した作品で、チャート１位を獲得し、130万枚のセールスを記録しました。僕が中２の秋に発表されたアルバムですが、実はリアルタイムでは聴いていませんでしたね。シングルは聴いていたのですが、アルバムを聴くようになったのは高1の頃だったと思います。音作りは確かに80年代の音ですが、今聴いてもそれ程古くは感じませんね。彼等が発表した７作のオリジナルアルバムでもこれを１位に推す人は多いのかなと思いますね。
5. 杏里 / Grooving Life
6. 杏里 / VOICE OF MY HEART
さて、杏里特集、21週目です。ここで10年振りのオリジナルアルバムを発表した杏里さん。とにかくこの10年、ベスト、カバー、セルフカバーのオンパレードでしたからね。１曲目はそのアルバムのオープニングを飾る楽曲です。作詞・吉元由美、作曲・杏里という往年の名コンビの楽曲です。「これだよ、コレ！」という感じですね。と、喜んでいたら翌年はまたベスト（笑）。しかも16曲中６曲が前年に発表したアルバムからという謎選曲。「なんだこりゃ」と思い、聴いてみたのですが、曲順が思いのほか良いのです（笑）。聴く前の印象が悪過ぎたせいもあったのか、実際に聴くと「なかなかじゃん」という印象のアルバムになりました。不思議です（笑）。
7. 小沢健二 / 強い気持ち・強い愛
小沢さんは基本、シンガーソングライターなのですが、この楽曲に関しては作曲・筒見先生、編曲は共同となっております。実は筒見先生、郷ひろみさんやオザケン、C-C-Bなど“独特の声質”のボーカリストがお気に入りみたいです。僕がオザケンの作品で初めて買ったのは2nd「LIFE」でした。「ちょっと最近評判になっている」という話しを知り購入してみた訳ですが、これが僕にはドンピシャでしたね。ボーカリストとしては特別上手い訳ではないのですが、なんかイイんですよね。
8. SLY / HYPOCRATIC OAF
SLYは元LOUDNESSの二井原、樋口、元EARTHSHAKERの石原、元BLIZARDの寺沢で結成されたバンドであります。80年代のジャパメタファンにはまさに“ドリームチーム”という感じのメンツでありましたが、90年代の“ジャパニーズメタル逆風の時代”には勝てず、商業的な成功を収めることはできませんでした。実はこの時期の二井原さんのボーカルの状態は本人曰く「最悪」の状態だったそうですが、楽曲を聴く限り「そんなに悪くない」と思うのですが。セールスの不振で自信を無くしていたのかも知れません。
来週は「SADIE SADS」が登場します！ 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。
★ Midnight Live Vol.343 ON AIRリスト
「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます！
アドレス http://www.jcbasimul.com/
放送局は 【エフエムもえる】（北海道）>
「music mania」は毎週土曜日２３時～２４時、引き続き２４時から「Midnight Live」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）
