music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第876回ON AIRリスト(①2023年11月11日放送 ②2023年11月28日放送)

 さて、今日は休日でしたが、ちょっとした“当番仕事”があって、2時間程職場へ。その後、カーショプへ出向き、先日購入した冬タイヤへの交換を行いました。いよいよ私の“嫌いな”季節の到来です。「除雪」がなければ嫌いでも何でもないのですが。おそらく、3週間後ぐらいから“早朝除雪”が始まるのでしょうね。ま、今でも早い時間に起床しているので早起きは苦ではないのですが、やっぱ面倒ですね。

 今週はちょっと忙しくて、定時で帰れない日が多かったです。帰宅が遅くなる時は夕食を外食にすることが多いのですが、ここ留萌では昔と比べて“ちょっと遅くまで営業している店”が減った気がします。たまたま、僕の行きつけの店のラストオーダーの時間が「19時30分」や「20時」なのかも知れませんが、21時以降に夕食を食べる事ができる店が少ないのが悩みですね。「すき家」と「山岡家」しか選択肢が無いのが悲しいです。

 ということで、

第876回放送の(’23年11月11日・’23年11月28日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. KK's PRIEST / SONS OF THE SENTINEL ('23年発表 2nd「THE SINNER RIDES AGAIN」)
2. CYHRA / LET'S HAVE MY STORY TOLD ('23発表 3rd「THE VERTIGO TRIGGER」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. MEDIA-YOUTH / メビウス ('93年発表 1st「AWAKE OF YOUTH」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. GASTUNK / DEAD SONG ('85年発表 1st「DEAD SONG」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 中森明菜 / 虹 ('03年発表 21st「I hope so」)
6. 中森明菜 / I hope so ('02年発表 21st「I hope so」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 吉田拓郎 / 唇をかみしめて ('82年発表 SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. REACTION / DESIRE ('87年発表 3rd「TRUE IMITATION」)

 今回の目玉は、吉田拓郎唇をかみしめて。名曲です!

1. KK's PRIEST / SONS OF THE SENTINEL

 KK's PRIESTはその名のとおり元JUDAS PRIESTのギタリスト、K.K.ダウニングとこれまた元JUDAS PRIESTのボーカリスト、ティム・リッパー・オーウェンズが中心になって結成されたバンドであります。K.K.は2011年にJUDAS PRIESTを脱退しました。当初は“友好的な”脱退と思われたのですが、最近のK.K.のインタビューを聞くとどうもそではなかった事が伺えます。脱退から10年、彼は“PRIEST”の名を持ってシーンに帰還します。21年発表の1stでは“王道のPRIESTサウンド”を聴かせてくれました。僕がそこで改めて思ったのは「JUDAS PRIESTの特徴的なリフはK.K.があってのリフだった」ということ。また、リッパーのボーカルも素晴らしい。彼がJUDASに在籍していた時は音が“モダン化”していた時期でしたので、このような“正統派”のメタルを歌うリッパーは個人的に新鮮でしたね。個人的には“本家”よりこちらの音の方が好みかも知れません。
 

2. CYHRA / LET'S HAVE MY STORY TOLD

 このCYHRAは元AMARANTHEのボーカル、ジェイク・E、元IN FLAMESのギタリスト、イェスパー・ストロムブラード、KAMELOTのドラムス、アレックス・ランデンバーグらで結成されたスウェーデンのバンドであります。彼等が所属していた3バンドの音が好きだったこともありますが、購入の一番の決め手はイェスパーの存在でしたね。彼は2010年にIN FLAMESを脱退しますが、僕は結局、その後に彼が関わったバンドについてはすべて追いかけていますね。やっぱ、彼の音楽センスが好きなのでしょうね。このCYHRAに関しては中心人物はボーカルのジェイク・E。1stは彼のソロのような感じもしましたが、作品を重ねるごとに“バンド感”が増してきているように感じます。今回の作品は分厚い音の中に“メランコリックさ”もあり、楽曲もキャッチーかつコンパクトで非常に聴きやすい作品となっていると思います。
 

3. MEDIA-YOUTH / メビウス

 MEDIA-YOUTHは88年に結成されたSWEET DEATHというバンドが前身になります。90年にMEDIA-YOUTHと改名し、93年にこの1stが発表となります。この時点で5年のキャリアがありました。中心人物はギターのKIYOSHIさんです。彼は後にhide with Spread Beaverのギタリストとして活躍することになります。また、現X JAPANのベーシスト、HEATHが在籍していたことで知られたバンドでもあります。この1st、ボーカリストが新人のDAISUKEさんにチェンジ、ベーシストもHEATHさんがX JAPANに移籍しHIROSHIさんが加入、という非常に慌ただしい状態で制作された作品であります。発表はYOSHIKI主催のエクスタシーレコードからでありました。ダークな展開ながらメロディーはキャッチーな部分もあり、といった作品です。ギタープレイとドラムプレイが印象的な作品でもあります。
 

4. GASTUNK / DEAD SONG

 留萌出身のミュージシャン、ロマンポルシェ。のボーカル、掟ポルシェさんによると掟さんが留萌高校に在学していた時、ここ留萌では“GASTUNKブーム”が起こっていたとか。掟さんは僕の3学年上になりますので、僕が中学生の時ですね。確かにインディーズに詳しかった友人が「ガスタンクを聴いている」と言っていた記憶があります。当時、ごく普通の歌謡曲を聴いていた私には「ガスタンク? 何それ?」という感じでしたがね。彼等の音源を初めて聴いたのは高2の時でした。聴いた作品はこの「DEAD SONG」でした。当時、ハードコアパンクなんて聴いた事もない私には非常に敷居の高い作品でしたね(笑)。まったく良さが判りませんでした(笑)。解散して5年、94年にアルバムが再発されることになり、「もう一度、チャレンジしてみよう!」となり作品を揃えて聴いてみたところ、見事にハマりましたね。
 

5. 中森明菜 / 虹
6. 中森明菜 / I hope so

 中森明菜オリジナルアルバム特集、21週目です。前作から1年振りとなるこの作品は初の“バラード集”と銘打たれたアルバムとなります。このアルバムで彼女は4曲の歌詞を手掛けていて、本日紹介の2曲も彼女の作詞曲であります。このアルバムでの彼女の歌唱は“ナチュラル”の一言ですね。シャウト、ロングトーン、囁くような低音、このアルバムではそのような技巧はほとんど見られません。そんな訳で、この作品の評価はもしかして分かれるかも知れませんね。個人的には明菜さんの“技巧”を楽しみたい人なので、評価はイマイチかな。楽曲は悪く無いので、できればここまでナチュラルに歌うのではなく、これまで培った“技巧”を活かして歌って欲しかったと思います。何となくミキシングが雑に感じるのは私だけ?
 

7. 吉田拓郎 / 唇をかみしめて

 この曲、僕の世代なら武田鉄矢主演の映画「刑事物語」の主題歌として覚えていることでしょう。Wikiによると、武田から直々に依頼されこの映画のために描き下ろされ、歌詞の内容が全編拓郎が育った広島県の方言である広島弁を用いたため話題を呼んだとのこと。当初は、拓郎の起用は武田以外のスタッフは懐疑的で広島弁の歌詞も「広島が舞台でもないのにおかしい」と否定的であった。それに不満を持った武田は「実際に流して」と恋人との別れのシーンに合わせて流すと皆泣き始め即決となったそうです。この楽曲、日本のレコード業界初の「片面レコード」として発売されました。当時、シングルレコードは700円でしたが、レンタルレコード業界への対抗策として400円で発売されました。僕の中では“名曲中の名曲”ですね。後に奥田民生さんや中島みゆきさんもカバーしております。
 

8. REACTION / DESIRE

 インディーズ1stで記録的なセールスを挙げメジャー進出した彼等の通算3作目にあたる作品からの1曲です。1st、2ndと“パワーメタル”と称されるような音を奏でていた彼等はこの作品で“グルーヴ感”を感じさせる作風にチャレンジします。アルバム1曲目から大きなノリの楽曲が登場し、「アレ? REACTIONってこんな音だった?」という感じです。初期のようなファストナンバーも収められていますが、基本的にはミドルテンポの楽曲が多い作品です。そんな訳で、好みは分かれる作品かと思います。彼等の歴史でいうとターニングポイントになった作品かな。次作以降、メタル色よりロックンロール色が強くなります。僕はGRAND SLAMから遡ってREACTIONを聴いた人なのですが、初めて購入した作品がこの3rdでした。札幌に住み始めて、たまたま近くにあった中古店にあったのがこのアルバムでした。何となく思い出に残っている作品です。
 
 次回は「STRATOVARIUS」が登場します!

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