music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第868回ON AIRリスト(①2023年8月26日放送 ②2023年9月19日放送)

 さて、この8月末で番組は17周年を迎えます。あっという間です。ただの通過点と思っておりますので、これからも“細く長く”続けて行こうと思っております。

 ここ北海道では今週“異常な暑さ”に見舞われております。幸いにも私の職場は“エアコン完備”ですので、快適に仕事ができておりますが、家に帰ると「猛烈な暑さ」に襲われます。本日は土曜で仕事が休みだったのですが、エアコンが無い為、裸で過ごしております(笑)。さすがにそろそろ家にもエアコンが必要と感じております。そんな訳で、今日は“家の中で少しでも涼しいところ”を求めて移動しながら過ごしております。ただ、私のPCがある自分の部屋の気温は現在33℃。少しでも早く、原稿を仕上げて脱出したいと思っております。

 ということで、

第868回放送の(’23年8月26日・’23年9月19日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. EDGUY / WINGS OF A DREAM ('97年発表 2nd「KINGDOM OF MADNESS」)
2. FAIR WARNING / BURNING HEART ('95発表 2nd「RAINMAKER」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. LUNA SEA / TRUE BLUE ('94年発表 4th SINGLE)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. C-BA / お前のLOVE SONG ('90年発表 1st「C-BA」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 中森明菜 / So Mad ('88年発表 13th「Femme Fatale」)
6. 中森明菜 / Jive ('88年発表 13th「Femme Fatale」)

★ MY FAVORITE SONG

7. B'z / Real Thing Shakes ('96年発表 20th SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. X JAPAN / X ('89年発表 2nd「BLUE BLOOD」)

 今回の目玉は、X JAPANX。僕みたいなインディーズ時代からのXファンの多くは、こういう曲調を彼等に求めていると思うのですが。

1. EDGUY / WINGS OF A DREAM

 EDGUYはドイツ出身のメロディックパワーメタルバンドであります。92年にボーカル兼ベースのトビアス・サメットが中心となり学校の同級生で結成されました。2本のデモテープを制作後、95年に自主製作で1stをリリースし、メジャーレーベルと契約を果たします。この2ndがメジャー第1作となります。この時点でサメットは若干20歳でありました。ハロウィンからの影響を感じさせるメロディックスピードメタル系の楽曲もありますが、基本的にはいかにも“欧州のバンド”らしいマイナー調の哀愁を感じさせるボーカルメロディーを軸にメロディックな楽曲が特徴的であります。また、この若さにも関わらず、プログレ的な展開を取り入れた起伏に富んだ楽曲を収録しているところが凄いかな。驚きはサメットのボーカル。20歳の若さでこの表現力、というのが素晴らしいですね。
 

2. FAIR WARNING / BURNING HEART

 このFAIR WARNINGもドイツのバンドであります。音楽性は聴いてのとおり“メロディアスハード”であります。彼等が92年に発表した1stがここ日本で大評判となり、一気に人気バンドになります。但し、この人気は日本でのみであります。本国ではまったく話題にならず、ライブ活動もままならない状況でありました。そう、彼等は「ビッグ・イン・ジャパン」の典型であります。1stでは曲調やサウンドがハードな部分もあり躍動感を感じさせる作りでしたが、この2ndでは“アダルトで洗練された楽曲”を中心に制作されております。この方向性を良しとするかは好みが分かれるところですが、楽曲の質は非常に高いと思います。ボーカル、トミー・ハートの叙情的な歌唱、ギタリスト、ヘルゲ・エンゲルケのエモーショナルなギターソロなど聴きどころはたっぷりです。「ビッグ・イン・ジャパン」でありますが、彼等を正当に評価できる日本人は素晴らしいと思います。
 

3. LUNA SEA / TRUE BLUE

 前作のSG「ROSIER」がトップ3ヒットとなり、僕は「あ、ついにブレイクしたな」と感じました。インディーズ1stから購入をしていた僕にとってかなり嬉しい出来事でした。そして間髪入れずに発表されたSGがこの楽曲であります。デビュー時から「ノンタイアップ」という姿勢を貫いていた彼等が“まさかの”チャート1位を獲得します。これには驚きましたね。94年という時代を考えると、“タイアップが付いてなんぼ”みたいな時代でしたからね。このヒットで確実に一般層に浸透しましたね。続いて発売された4th「MOTHER」ももちろん首位を獲得し、トップバンドに上り詰めましたね。僕の中でLUNA SEAは今でも「ヴィジュアル系のひな型」であり、「ヴィジュアル系の王道」であります。当時、多くのバンドが彼等を目指していたと思います。インディーズシーンには“LUNA SEAフォロワー”がいっぱい存在していましたから。
 

4. C-BA / お前のLOVE SONG

 このC-BAは「いかすバンド天国」出身のバンドであります。彼等が番組に出場していた時、ここ道内ではネット放送されていなかったこともあり、僕が初めて彼等の演奏を観たのは道内ネット放送直前の“総集編”でありました。そこで演奏されていたのが彼等の代表曲「旅でスカ」という楽曲でした。とても骨っぽいロックナンバーで、「あ、カッコイイなー」と唸ってしまいました。本日の楽曲はとても“ソフト”で対極にある楽曲かなと。このバンドに関しては、アルバムでは「旅でスカ」のような楽曲が多く収録されているのを期待していたのですが、どちらかというとワールドミュージック風”の楽曲が多く、ちょっと期待外れだったのを思い出します。「あれ? 想像していた路線と違うなあ…」という感じ。ま、僕も当時、18、9でしたので、ビート感の感じられる楽曲を求めていたのでしょうね。
 

5. 中森明菜 / So Mad
6. 中森明菜 / Jive

 中森明菜オリジナルアルバム特集、13週目です。この作品は、前作から5ヶ月、この年2枚目のオリジナルアルバムになります。この作品は海外のアレンジャーやミュージシャンを起用し、ロスで録音された作品であります。楽曲に関しても半数以上が海外の方の作品であります。また、前作に引き続き「シングル曲は未収録」となっております。と、説明いたしましたが、私が選んだ2曲はともにジャパニーズが作曲した楽曲であります(笑)。普通、それは避けますよね。アルバム全般としては全曲“ダンサブル”な楽曲で構成されております。明菜さんにとってこのようなアルバムはこれが初だったと記憶しております。歌唱に関しては“明菜の完成形”ですかね。この88年、アルバムとアルバムの間にミニアルバム「Wonder」を発表、年末にはベストアルバム「BESTⅡ」を発表とリリースラッシュの年となりました。
 

7. B'z / Real Thing Shakes

 この楽曲は「初の英語詞シングル」「1曲のみの収録」という作品であります。チャート成績はもちろん「1位」であります。当時、「英語詞だろうと何だろうと、やっぱB’zは1位なんだ」と思いましたね。本人達も「ありがたいことに、B'zという名前だけで曲を聴いてくれる人が沢山いる状況なので、それをあえて逆手に利用してこの楽曲を多くの人に聴いてもらいたかった。全然抵抗ないです。」と語っておりました。ハードロックファンの私は「もっと、もっと、やってくれ!」と思ったものです。よく知られている事ですが、彼等の楽曲には“洋楽HRのオマージュ”が非常に多いです。だから、B’zの楽曲を気に入っている人は“普通に”洋楽HRを好きになってくれるハズなのですが、現実的にはそこまでいっていないのが悔しいですね。ちなみにこの楽曲を気に入った人は「AC/DC」も気に入るハズです。
 

8. X JAPAN / X

 彼等のメジャーデビュー作から代表曲をお送りしました。僕が高3の頃の作品ですね。僕は高2の時に彼等のインディーズ1stを購入して聴いておりましたので、もちろんこのアルバムは予約でゲットしました。Xに関しては普段、メタルに興味がない人を惹き付けたのが凄かったですね。失礼ですが「え、お前もX聴くの?」という人まで。ただ、そういう人からも「アルバム、録音して!」と頼まれると嬉しかったですね。この楽曲は活動初期から存在している楽曲で、インディーズで発表した2ndSGのカップリングとして発表されました。元々のテンポは、ミドルテンポに近い楽曲でしたが、当時の対バンがハードコア系やスラッシュ系が多かったため、テンポがかなり速くなった楽曲と言われています。もう無理だと思うけど、X JAPANにはこういう楽曲を求めたいなあ。
 
 次回は「浜田省吾」が登場します!

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