music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第873回ON AIRリスト(①2023年9月30日放送 ②2023年11月7日放送)

 さて、上記↑②の再放送日程を見て「アレ?」と思った方もいると思います。通常は3週間後に再放送なのですが、放送局移転の為、10月7日(土)~10月22日(日)までの間、すべての番組が放送休止となります。ウチの番組は通常放送が7日、14日、21日の3回分と再放送が10日、17日の2回分が放送休止となります。そんな訳で放送再開はほぼ1ヶ月後となりますのでご了承下さい。大掛かりな引っ越し作業なので仕方ありませんね。

 この番組、放送開始から3ヶ月後から再放送を開始したのですが、「第1回放送」から再放送したので、もちろん最初は「3ヶ月前の放送」でした。Hyperも1週ごとに分けて放送していたので一時は「4ヶ月前の放送」になったのですが、“新型コロナ”による長期の「収録禁止期間」があったため、再放送の間隔が一気に詰まって「3週間前の放送」になりました。この度の放送休止期間が明けると「2週間前の放送」まで詰まります。おそらく年末年始の関係で近いうちに「直前の放送」になることでしょう。やっと「季節」と「話の内容」のギャップが埋まりそうです(笑)。

 先頃、毎年恒例の「メンタルヘルスチェック」がありました。調査項目の一つに「相談できる上司はいるか?」みたいな質問があるのですが、昨年までは「いる」と回答していたのですが、ついに今年は「いない」と回答。そう、所属長になると上司は「理事者」しかいません。理事者には気軽に普段の“相談”なんかできませんからね。「ああ、なんか孤独だな…」と感じてしまいました。ま、理事者との折り合いも良くないので仕方ないかな。

 ということで、

第873回放送の(’23年9月30日・’23年11月7日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. MEGADETH / HOLY WARS…THE PUNISHMENT DEU ('90年発表 4th「RUST IN PEACE」)
2. SKID ROW / INTO ANOTHER ('95発表 3rd「SUBHUMAN RACE」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. Of-J / CAMOUFLAGE ('93年発表 1st「anamorphosis」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. MADAME EDWARDA / NOSFERATU ('84年発表 1st「ヒステリックな侯爵夫人」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 中森明菜 / ユア バースデイ ('98年発表 18th「SPOON」)
6. 中森明菜 / 幻惑 ('98年発表 18th「SPOON」)

★ MY FAVORITE SONG

7. ヨルシカ / 花に亡霊 ('20年発表 3rd「盗作」)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. SABER TIGER / LIGHT-THUNDER-LIGHT ('92年発表 1st「INVASION」)

 今回の目玉は、SABER TIGERLIGHT-THUNDER-LIGHT。僕はサーベルの楽曲でコレが一番のお気に入りです。

1. MEGADETH / HOLY WARS…THE PUNISHMENT DEU

 僕が本格的に「スラッシュメタル」というジャンルを聴いたのは96年頃だったと思います。最初は当然METALLICAでした。その後に聴いたのがこのMEGADETH。市内のショップで“売り尽くしセール”みたいのを実施していまして、このアルバムが半額で売られていたのでゲットしてみました。帰宅して早速聴いてみると、この曲が流れ出しました。開始15秒でノックアウトされましたね。「おー、スゲー、カッコイイ!」の一言でしたね。そう、この曲はアルバムの1曲目なんですよね。次の日にはショップに行って全作品を取り寄せてもらいましたね。結果的にMEGADETHMETALLICAより好きなバンドになりましたね。最近になって、ウチのカミさんがWOWOWで彼等の番組を観たらしく、「MEGADETHって凄くイイね!」と言っていました。「やっと、判ってくれたか!」と思うのと同時に「車の中で結構流れていたんだけど…」とも思いました(笑)。
 

2. SKID ROW / INTO ANOTHER

 SKID ROWは86年にニュージャージージョン・ボン・ジョヴィの幼馴染でBON JOVIの前身バンドのメンバーであったデイブ・セイボとレイチェル・ボランを中心に結成されたバンドであります。ジョンの支援もあり、89年に1stを発表、これが全米チャート6位、500万枚を超えるセールスを記録しました。91年に2ndを発表、全米チャート1位を記録します。ここまでは順調過ぎるほどの快進撃でしたが、アメリカでは“グランジブーム”が起こり、従来のメタルバンドには逆風が吹くことになります。この3rdはそんな中で発表された作品であります。非常に音がヘヴィであります。当時、1st、2ndが好きだったファンからの評判は非常に厳しいものになりました。「スキッドもモダン化か…」と。グランジの影響やパンテラの影響もあって、80年代に活躍した多くのバンドが90年代は“モダンヘヴィ化”をはかり、そのほとんどが失敗してしまいます。ただ、30年近く経って改めて聴くとそれ程酷評される作品だとは思わないのですが
 

3. Of-J / CAMOUFLAGE

 このOf-Jは愛知県出身のバンドであります。黒夢結成前の清春と人時が在籍していたガーネットというバンドのギタリスト、真宮香と同じく黒夢結成前の臣が在籍していたジレイシーというバンドのボーカリスト、MASATOSHIを中心に結成されたバンドですね。簡単に言うと“黒夢じゃない2人がいるバンド”です(笑)。ただ、聴いてもらってお判りのとおり、いわゆる“ダークで激しい”という“名古屋系の音”ではありません。初期のBUCK-TICKやSTRAWBERRY FIELDSぽかったり、ポジパンの要素もあったりなどで、名古屋系に属しながらスタンスはまったく違っていた、というバンドだったと思います。ただ、アルバムは名古屋系の御用達レーベルで黒夢も所属していた「LA MISS」から発表しておりました。実は私、リアルタイムでは聴いていなくて、かなり後年になってから聴いたのですが、流れてきた音が“全然、名古屋系でなかった”ことに驚きました。
 

4. MADAME EDWARDA / NOSFERATU

 僕がMADAME EDWARDAというバンドを知ったのはAUTO-MODが参加した「時の葬列」というオムニバスアルバムでした。そのアルバムには他にSADIE SADSやG-SCHMITTも参加していて、最終的に4バンドのすべての音源を揃えてしまうことになるのですが。彼等のこの1stは日本のポジパン作品のスタジオ録音盤としては最初にリリースされたものとされています。84年という時代を考えると、インディーズながらかなり凝った作りだと思います。彼等の作品については「絶対CD化されないだろう」と思っていましたので、中古のレコードを購入したのですが、発表から30年後にまさかのCD化が実現。これには驚きましたね。僕みたいな「日本のポジパンが好き!」という少し変わった嗜好の持ち主にしか需要がないと思っていたので。ちなみに楽曲タイトルの「NOSFERATU」は吸血鬼という意味であります。
 

5. 中森明菜 / ユア バースデイ
6. 中森明菜 / 幻惑

 中森明菜オリジナルアルバム特集、18週目です。前作発表後、彼女はレーベルを移籍します。移籍先は「ガウスエンタテインメント」というレーベルです。現在では明菜ファンから「最悪のレーベル」と言われているレーベルですね。前作から1年3ヶ月ぶりに発表されたのがこのアルバムです。前作に引き続き、明菜本人によるプロデュースであります。基本コンセプトは本人によると「四季を通じての、そして人生のイベントを一枚に収めた作品」とのことです。また、「1年中、末永く耳を傾けてもらえる作品にしたかった」という意向もあり、四季折々の風情に加えて、彼女の女性観も反映された内容となりました。発売当初はそれほど聴き込んでいませんでしたが、改めて聴き直すと非常に楽曲がイイ作品ですね。また、それを歌う彼女の表現力も素晴らしい作品だと思います。隠れた名盤かも知れません。
 

7. ヨルシカ / 花に亡霊

 ヨルシカは数年前にウチの息子から存在を教えてもらったバンドであります(笑)。やっぱ、年齢のせいなのか“ストリーミング”などで流行っている楽曲には疎いですね。聴いてみると結構、好みのメロディーセンスでしたので作品を一気に集めてみました。この辺が“流行に無理についていこうとするオヤジ”みたいでちょっと嫌なのですが(笑)。ただ、こういう“新しい才能”を知ることができるのは「音楽ファン」としては嬉しいですね。本日お送りした楽曲はこの夏にとある場所で大学生アマチュアバンドが演奏していた楽曲、ということでチョイスしてみました。正直、演奏はちょっと拙い感じだったのですが、“一生懸命さ”は伝わりました。僕は学生が“何かに向かって一生懸命になる”っていう姿が好きなんですよね。なんか、自分の高校時代とオーバーラップしてね。そんな訳で、YouTubeでも学校祭動画なんか大好きですね。
 

8. SABER TIGER / LIGHT-THUNDER-LIGHT

 SABER TIGERは1981年に札幌で結成されたバンドであります。数多くのデモテープとシングル1枚、12インチ1枚を発表しますが、結成11年目で“初のフルアルバム”となったのがこの作品であります。メンバーチェンジが非常に多いバンドで、この時点で「第24期」となっております(笑)。僕が高校を卒業して札幌に住んでいた時はインディーズショップに彼等のデモテープがたくさんありましたね。当時は「テープか…。CDなら買うんだけどなあ」と敬遠していた記憶があります。しかし、この“待望の”1stが発表になったとき、入手はしていません。この時期のボーカルは久保田陽子さんだったのですが、僕が買わなかった理由は“女性ボーカルだから”。まさか、これほどパワフルだとは思いませんでした。実際に聴いたのは97年頃だったのですが、僕は彼女のボーカルを初めて聴いた時に「TERRA ROSAの赤尾さんに似ていてイイなあ」と思いました。早くに聴いていれば良かったですね。
 
 次回は「MÅNESKIN」が登場します!

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