music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第862回ON AIRリスト(①2023年7月15日放送 ②2023年8月8日放送)

 さて、7月からこの放送の再放送が「火曜日18:00~19:00」に移動いたしました。その次の放送枠が“高校生の新番組”、そうです、ウチの息子とその友人による新番組であります(笑)。偶然なのか、局の粋な計らいなのかは判りませんが、親子が続けて登場することになってしまいました。僕も息子もラジオネームではなく“本名”を名乗っているので、リスナーにもすぐにバレるでしょうね(笑)。ちなみに番組名は「お昼の放送」! 放送時間は19:00~20:00なのに“お昼の放送”。シュールです。聴いてもらえると親としては嬉しく思いますのでヨロシク!

 局の“大物”である、以前の私の相方、おのちゃんに確認したところ、“親子パーソナリティー”は歴代2組目ということだそうです。番組を始めるにあたって、“先輩”として伝えたのは「放送枠に穴を空けないように」「原稿を必ず作ること」の2点。これは自分が今でも意識していることです。これを意識すると必ず“長寿番組”になると思っております。そんな訳で、先月購入したオーディオインターフェースYAMAHA AG06 MKⅡ」が大活躍しております。

 ということで、

第862回放送の(’23年7月15日・’23年8月8日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. AC/DC / HEATSEEKER ('88年発表 11th「BLOW UP YOUR VIDEO」)
2. RATT / BODY TALK ('86発表 3rd「DANCING UNDERCOVER」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. Versailles / Philia ('11年発表 4th「Holly Grail」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. ALLERGY / 嘔吐(ゲロ) ('83年発表 Mini「アレルギー作用」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 中森明菜 / BABYLON ('85年発表 7th「BITTER AND SWEET」)
6. 中森明菜 / 予感 ('85年発表 7th「BITTER AND SWEET」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 和楽器バンド / 天樂 ('14年発表 1st「ボカロ三昧」)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. X-RAY / SO LONG RUMBLE ('83年発表 1st「魔天 -Hard Section-」)

 今回の目玉は、VersaillesPhilia。V系ではありますが、秀逸な“メロディック・スピードメタル”として聴いてもらったほうが良いのかなと。

1. AC/DC / HEATSEEKER

 僕が所有しているディスクガイドによるこのアルバムのレビューは「いつの時代にも変わらない普遍性。AC/DCのアルバムには常に絶対的な安心感がある」と評価されていました。確かにその通りです。ここ日本では他国程のセールスを挙げていませんが、紛れもなく彼等は世界の“トップ・オブ・トップ”のバンドであります。そんな彼等も80年代の中盤はセールス的に若干の苦戦を強いられます。作品で言うと9th、10thあたりですね。この作品は低迷期を脱するキッカケになったアルバムだと思います。本日お送りした「HEATSEEKER」を始め、メリハリの効いたキャッチーな楽曲が並んだ作品であります。過去の作品との大きな違いはヘヴィネスや泥臭さを抑え、80年代メタルを意識したポップでブライトな音作りでしょうね。この“振り切れたポップ路線”が圧倒的な支持を受け、彼等は完全に息を吹き返すことになります。
 

2. RATT / BODY TALK

 LAメタルを代表するバンドのひとつがこのRATTであります。300万枚を超えるセールスを記録した1stで鮮烈なデビューを飾り、2ndも全米チャート7位を記録、そろそろネタ切れか? というところで発表されたのがこの3rdであります。セールスでは前2作には及ばなかったのですが、ボーカルメロディーも充実していますし、楽曲の完成度も悪くはないかなと思います。このアルバムの特徴は“曲間が異常に短い”というところですかね。これは意図的であって、「オープニングからラストまで一気に聴かそう!」という戦略だったと思われます。そんなこともあって、非常にスピード感溢れる作品に仕上がっています。セールスはそこそこだったのですが、この作品を彼等の最高傑作にあげるファンも多いです。
 

3. Versailles / Philia

 Versaillesは元LAREINEのボーカル、KAMIJOを中心に結成されたバンドであります。バンドコンセプトは「薔薇の末裔の物語」。聴いてお判りのとおり音楽性は“メロディックスピードメタル”であります。LAREINEの音楽性とはガラっと変わったので、最初に聴いた時は驚きましたが、僕はこのような音楽性は大好きでしたので「お、こう来たか!」という感じですんなり受け入れられましたね。この3rdは基本的には1st、2ndの方向性と同じなのですが、前2作のダークな雰囲気が抜け、“聴きやすくなった”印象があります。この楽曲に関しては“コテコテ”のメロスピ曲で、個人的には“最もVersaillesを感じられる楽曲”かなと思っております。いつも思うのですが、彼等の楽曲を気に入ったことをキッカケに“洋楽メタル”の世界に興味を持ってくれたらな、と思います。
 

4. ALLERGY / 嘔吐(ゲロ)

 ALLERGYは後にDe-Laxでボーカルを務めることになる宙也が在籍していたバンドであります。このバンドで聴ける宙也のボーカルスタイルはDe-Laxでは聴けないものかなと。後に彼は「アレルギーでの僕のボーカルは楽器のひとつ、という感じで歌っていた」と語っていました。確かに“ボーカル”というより“言葉を乗せる”という感じのスタイルかなと。このアルバムは後に発表されたEPと2 in 1の形でCD化されたのですが、俗にいう「アナログ落とし」で制作された為、プチプチというレコード特有の音まで収録されてしまっています(笑)。当然、CD化にあたってのリマスターもなし。「きちんとマスターテープから起こせよ!」と思いますが、今では貴重なCDとなっているようです。確か僕も中古でゲットした時、それなりの値段だったような。
 

5. 中森明菜 / BABYLON
6. 中森明菜 / 予感

 中森明菜オリジナルアルバム特集、7週目です。このアルバム発表時で彼女はデビュー3周年を迎えております。このアルバムに収録されているシングル曲は「飾りじゃないのよ涙は」ですね。当時はLPレコードが主流だったので、僕が初めて聴いたのもレコードでしたね。特徴的だったのは“曲間なしで次の曲”という作りかな。当時の流行りだったのか、安全地帯のアルバムでも同じような作りでしたね。僕はカセットテープにダビングしていた人でしたので、曲間が無いとテープで“曲の頭出し”が出来なくて困った記憶があります。そんな事もあったので、高校に入学してCDプレーヤーで初めてCDを聴いたときの衝撃は忘れられません。「頭出しが簡単」「リピートも簡単」という今では“当たり前の機能”に驚きました。このアルバムも当時のヘビロテ作品ですね。
 

7. 和楽器バンド / 天樂

 個人的に大好きなバンドですね。僕は2ndが「チャート1位になった」という芸能ニュースで初めて彼等の存在を知りました。「ロック+和楽器」という組み合わせに興味が沸き、早速、音源を購入したところ。「やられた!」となりましたね。僕が感心したのは“楽器のバランス”ですかね。和楽器を前面に出し過ぎずに、という部分が「考えているなあ」と感心しました。基本にドラムサウンドやギターサウンドがあって、彩で和楽器というところがGOOD。また、ボーカルの鈴華さんが歌唱力もルックスも良かった、というのが最高でした(笑)。この演奏でボーカルがペケなら台無しですからね。この1stは“ボカロのカバーアルバム”でしたので、「オリジナル曲はどうなのか?」という思いもあったのですが、2ndを聴いて不安は吹っ飛びましたね。
 

8. X-RAY / SO LONG RUMBLE

 当然ですが、X-RAYに関しては完全に後追いで聴きました。03年頃でしたか、彼等の「TWIN VERY BEST COLLECTION」「TWIN VERY BEST COLLECTION 2」という2枚組ベストを2作買ったところで全曲コンプリートできました。とても便利でしたね。その後、オリジナルアルバムの曲順で自作のCD-Rを作り、年代を追って彼等の軌跡を勉強しました。個人的にはブリティッシュテイストの初期作品が好みだったかな。そんな訳で本日の紹介曲も1st収録曲であります。ボーカルの藤本さんのハイトーンも僕好みです。“無理をしないで自然に出るハイトーン”がイイですね。ただ、このバンドはやはり“天才”湯浅晋のギタープレイに尽きるのかなと。この1st発表時でなんと17歳。高校生の年代でこのプレイは凄すぎます。メロディーセンスも最高ですね。
 
 次回は「きどりっこ」が登場します!

お知らせ:「エフエムもえる」のHPで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。(6分間)
 アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
      【ページのいちばん下であります】
以上!

「JCBAインターネットサイマルラジオ」

で番組が楽しめます!  
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/

 または、JCBAサイマル専用のスマートフォンアプリ「Radimo」をインストールして下さい。

放送局は  エフエムもえる です!

「music mania」は毎週土曜日21時~22時の放送です!

※再放送は毎週火曜日18時00分に放送開始