music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第869回ON AIRリスト(①2023年9月2日放送 ②2023年9月26日放送)

 さて、9月に入りました、ということで番組は18年目に突入です。これまでもあっという間でしたが、これからもあっという間に「1000回」「20周年」を迎えるような気がしております(笑)。変わらぬスタイルで放送を続けますので、よろしくお願いいたします。

 今日はひとりで旭川市へショッピングに行ってきました。目的は「本屋に行きたい」という理由で。デジタル時代になったとはいえ、やっぱり読み物は「本」のスタイルが落ち着きます。ま、収納が大変ですけどね(笑)。そんな訳で私が大きなマチへ行くと必ず出向くのが「本屋」と「CDショップ」であります。2つとももはや“アナログ世代の象徴”みたいな場所でありますが、大好きです。本日も数冊ゲットして参りました。あと、家族のお土産にお馴染みの「ケンタ」を購入。かなり並びました(笑)。

 先日、何気にAmazonのサイトを見ていたらT-BOLANのシングルコレクション「T-BOLAN COMPLETE SINGLES -SATISFY-」が発売になっていました。早速、曲目を確認し「よし、これなら自前で作れる!」と判断。現在、その音源を楽しんでおります。やっぱ、イイ声しています。

 ということで、

第869回放送の(’23年9月2日・’23年9月26日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. LED ZEPPELIN / HEARTBREAKER ('69年発表 2nd「LED ZEPPELIN Ⅱ」)
2. FIREWIND / WARRIOR ('02発表 1st「BETWEEN HEAVEN AND HELL」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. La'Mule / 麻痺 ('02年発表 2nd「CLIMAX」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. GRASS VALLEY / MOON VOICE ('87年発表 2nd「MOON VOICE」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 中森明菜 / 乱火 ('89年発表 14th「CRUISE」)
6. 中森明菜 / 雨が降ってた… ('89年発表 13th「CRUISE」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 浜田省吾 / 愛の世代の前に ('81年発表 7th「愛の世代の前に」)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. ANTHEM / SHADOW WALK ('90年発表 6th「NO SMOKE WITHOUT FIRE」)

 今回の目玉は、ANTHEMSHADOW WALK。個人的に彼等の楽曲で5本の指に入るくらい好きな楽曲です。

1. LED ZEPPELIN / HEARTBREAKER

 僕が「本格的に洋楽を聴いてみよう!」と思ったのは確か高2の時だったと記憶しています。1988年ですね。その時、「まず、その時代、時代で代表的なバンドの音源を揃えてみよう!」と思いまして、選んだのが「60年代はビートルズ、70年代はツェッペリン、80年代はボン・ジョヴィ(笑)」でありました。60、70年代は納得ですが、80年代に関しては当時の流行りだったからでしょうね(笑)。ビートルズのアルバムは札幌の輸入盤店へ出向き揃えました。ツェッペリンに関しては、正直、パープルと迷ったのですが、当時、「バンドの歴史が完結していた」というのが決め手でしたね。もちろん1stから聴いたのですが、最初の感想は「予想以上に渋いな」でしたね。勝手な印象でもっと“ハードロック”しているかと思ったのですが、初期はかなりブルージーでしたね。だからピンと来なかったな。彼等の凄さが本当に判ったのはかなり後になってからでした。
 

2. FIREWIND / WARRIOR

 FIREWINDは様々なメタルバンドを掛け持ちしていたギタリスト、ガスGがリーダーになり98年に結成されたギリシャのバンドであります。98年結成でありますが、ガスGの多忙さもあって、本格始動は02年となりました。このバンド、ガスG以外のメンバーチェンジが頻繁に行われる為、現在では“ガスのソロプロジェクト”みたいになっております。この1stでボーカルを務めていたのはステファン・フレドリックという米国出身のシンガーであります。音楽性は聴いてのとおり、正統派のメロディックパワーメタルです。ガスのギタープレイはテクニカルでありながら安定感もあり、素晴らしいと思います。ボーカルはハイトーン系ではなくかなりの“パワフル系”ですね。このボーカルのスタイルもあって、攻撃性が増している印象があります。個人的には嫌いではないのですが、人によっては“暑苦しい”と思うかも知れません。
 

3. La'Mule / 麻痺

 このLa'Muleは96年に四国で結成されたバンドであります。活動初期は「血糊に包帯の衣装」というスタイルで、ダークでメロディアスな音を奏でるバンドでありました。ま、“過激な名古屋系”といった感じの音ですかね。98年に1stをメジャーから発表しますが、レコーディング途中にメンバーが脱退するという事態になります。メンバーチェンジ以降は路線を変更し“普遍的な”ロックサウンドを目指すことに。この2ndは“活動後期”にあたる作品になります。この楽曲は初期の“ダークさ”の香りを残しますが、アルバムは基本的にシンプルなロック色が強い作品であります。彼等のファンは圧倒的に「初期」の音を支持しているようですが、「後期」の音も悪くはないと思います。初期と後期を「比較」しないで「単品」として聴けば、評価は変わってくると思うのですが。ただ、彼等の活動期間が“ヴィジュアル系の衰退期”と重なったのが不運かな。
 

4. GRASS VALLEY / MOON VOICE

 GRASS VALLEYは僕が高2だった88年に存在を知ったバンドであります。聴いてのとおり音はニューウェーヴです。ということもあって、ビートパンクを主に聴いていた当時の私のアンテナにはまったく引っ掛かりませんでした。友人のM君の家で初めて聴かせてもらった時はかなり衝撃を受けましたね。「え? この音、凄くスタイリッシュでカッコイイじゃん!」と思いましたね。キャッチーでポップ“じゃないところ”が気に入りましたね。ダークで繊細、という感じかな。同時期にこのようなサウンドスタイルのバンドって他にはいなかったと思います。ただ、彼等の作品を揃えるまでの資金が当時の私にはありませんでした(笑)。信じられないかも知れませんが、当時の私は「学習塾の講師」と「家庭教師」のアルバイトをしていまして、友人達よりお金はあったのですが、とにかく消費量が多かったもので。
 

5. 中森明菜 / 乱火
6. 中森明菜 / 雨が降ってた…

 中森明菜オリジナルアルバム特集、14週目です。このアルバムは結果的にデビュー以来所属していたワーナーパイオニア在籍時最後のアルバムとなりました。前年にアップテンポのシングル候補曲を集めた「Stock」という作品を発表しましたが、この「CRUISE」はバラードのシングル候補曲を集めた作品、と説明されていました。という訳で、ミディアムやスローテンポの楽曲で構成されているアルバムであります。この作品で最も思い出に残っているのは、あの「自殺未遂事件」の直後に発表された作品、ということ。自殺未遂の原因もあってか、歌詞の内容が“ロストラブ”中心でしたので、僕にとっては聴くのがかなりつらい作品となった記憶があります。楽曲のクオリティー、歌唱方、表現力、すべて最高だと思います。本来なら僕の中の“フェイバリットアルバム”になってもおかしくないのですが、事件の印象が強すぎてそこまでの評価に至りませんでした。
 

7. 浜田省吾 / 愛の世代の前に

 前作でやっと自分が希望する“ロックサウンド”を手に入れた浜田さん。このアルバムは路線変更してから2作目の作品となります。僕が浜省さんの作品をコンプリートしたのは丁度10年前でした。元々、亡くなった尾崎豊さんが生前に「学生の頃は浜省を聴いていた」という事を言っていたので、「聴けば、もしかしたら、尾崎のルーツが判るかも」と思ってはいたのですが、作品が多過ぎて「ベストアルバム」で済ませていました。かなり迷いましたが「やっぱ、全部揃えなければ」という思いに駆られ、がんばって集めましたよ。ベストアルバムには収録されていないけど、“イイ曲”というのがたくさんありましたね。ちなみにこの楽曲、アルバムのオープニングを飾る楽曲ですが、凄く好きですね。「やっぱ、ロックはこうでなきゃ!」という感じです。でも、今の若い子はこの手の曲には興味が無いのでしょうね。
 

8. ANTHEM / SHADOW WALK

 ワンクールに1度紹介しているANTHEMですが、僕は元々、リアルタイムで聴いていた人ではありません。高校時代から存在は知っていたのですが、何故か聴く気になりませんでした。初めてきちんと聴いたのは98年か99年だったと思います。“勉強の為に”購入したベストアルバムを聴いて衝撃を受けました。正直、Xを初めて聴いた時と同じくらいの衝撃でしたね。まず、メロディーが抜群に良かったですね。ホントに後悔しましたね。「こんなに凄いバンド、何で俺は学生時代に聴かなかったんだろう…」と。もう、そこからは一気に全作品を揃えましたね。結果的に僕の中では「ジャパニーズメタルの最高峰」になりました。そう、僕の中ではLOUDNESSVOW WOW、X JAPANより、このANTHEMが上に位置します。バンドのキャリアが長くなると「アレ?」というような作品に巡り合うことが多々ありますが、ANTHEMにはそれが全くない。いつも満足させてくれますね。
 
 次回は「佐野元春」が登場します!

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