新年、明けましておめでとうございます。本年９月で１５周年を迎えます「music mania」、今年もよろしくお願いいたします！
さて、３１日から休暇に入りましたが、こちらは相変わらずの“雪”。しかもかなりの大雪でありまして、早朝から雪かきに追われています。つまり、仕事が休みという事以外、いつもと変わらない生活であります（笑）。明日も恐らく５時起床・・・。
ということで、
第731回放送の（’21年1月2日・’21年1月31日）ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. ARCH ENEMY / ENEMY WITHIN ('01年発表4th「WAGES OF SIN」)
2. SENTENCED / CROSS MY HEART AND HOPE TO DIE ('02年発表7th「THE COLD WHITE LIGHT」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. Acid Bell / Solitude ('96年発表1st「SPEAK?」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. BLANKEY JET CITY / TEXAS ('91年発表1st「Red Guitar and the Truth」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. Girls Dead Monster / Alchemy (Yui ver.) ('10年発表1st「Keep The Beats!」)
6. LiSA / Believe in myself ('11年発表Mini「Letters to U」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 沢田研二 / LOVE（抱きしめたい） ('78年発表 25th SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. LOUDNESS / DREAM FANTASY(English Ver.) ('84年発表 4th「DISILLUSION -English Version-」)
今回の目玉は、Acid BellのSolitude。このバンド、凄く良かったと思います。短命だったのが勿体ない。
1. ARCH ENEMY / ENEMY WITHIN
ARCH ENEMYはCARCASSを脱退したギタリスト、マイケル・アモットがSPIRITUAL BEGGARSと並行して始動させたバンドであります。元々はこのARCH ENEMYが“サイドプロジェクト”の位置付けだったのですが、徐々に“メイン”になります。バンドは3rd発表後にボーカルチェンジを敢行し、女性ボーカリストアンジェラ・ゴソウが加入。この4thはアンジェラ加入後初の作品となります。僕は最初、雑誌の記事で「女性ボーカルが加入」と読んだとき、「え、音楽性が変わるのかな？」なんて思ってしまいましたが、実際に聴いてみるとこんな感じでした。「すげーよ、コレ。女じゃねーじゃん！」と思いましたもの。そんな衝撃もあり、また、楽曲の良さもあってこの4thが彼等の作品の中でも一番のお気に入りですね。
2. SENTENCED / CROSS MY HEART AND HOPE TO DIE
個人的に「真冬に聴きたくなるバンド」がこのSENTENCED。このバンド、3rdまでは“メロディックデスメタル”を演奏していましたが、4th以降“ゴシックメタル”に音楽性をシフトさせます。僕はこの7thで初めて彼等の楽曲を聴いたのですが、一発でハマってしまいましたね。とにかくメロディーが抜群にイイですね。陰鬱で冷たい感じなのですが非常にメロディアス。これがたまりませんね。アルバムはスロー、ミドル、ファスト、すべてのパターンの楽曲がとにかくメロディアスです。6thや8thも素晴らしいのですが個人的にはこの7thが最高傑作かな。バンドは次作の8thで解散してしまうのですが、僕は彼等の作品を冬になると必ず聴いていますね。
3. Acid Bell / Solitude
このバンドは元Gilles de Raisのギタリストとベーシストが結成したバンドでエクスタシーレコードに所属していました。そんな理由から購入してみたのですが、これが正直、Gilles de Raisより断然良かったです（笑）。特にボーカルDAISUKEさんの上手さに魅かれましたね。また、楽曲も「どうしてGilles de Raisでこういう楽曲を作らなかったのか」というぐらい質が良かったです。ま、個人的な意見ですがね。そんな訳で2nd以降にかなり期待したのですが、あっという間にバンドは解散してしまいます。それが非常に残念でしたね。１枚しか作品は残していませんが未だにこの1枚は個人的なフェイバリットアルバムですね。
4. BLANKEY JET CITY / TEXAS
イカ天出身バンドでは恐らく“最大の成功”を収めたのはこのBLANKEY JET CITYでしょうね。僕は彼等が番組で5週勝ち抜く様子をリアルタイムで観ていました。とにかく最初から“本物”でしたね。演奏力、突き刺さる歌詞、すべてが本物。ただ、個人的には浅井さんの声が若干苦手だったかな。ま、最終的にはそれにも慣れてしまうのですが。今日は1stからの楽曲をお送りしたのですが、この1stはプロデューサーとの音楽的不一致でメンバー自身がサウンドに納得がいっていなく、後年発表されるベストアルバムではリテイクバージョンが収録されることになります。
5. Girls Dead Monster / Alchemy (Yui ver.)
6. LiSA / Believe in myself
さて、時代に迎合して（笑）LiSA特集です。彼女のメジャーデビューは2010年、アニメ「Angel Beats!」に登場するガールズバンド、Girls Dead Monsterのボーカルとしてのデビューでありました。このガルデモではアルバムも制作しており、チャート最高位６位を獲得しております。今日はそのアルバムから1曲お送りしました。翌2011年にミニ「Letters to U」でソロデビューを果たします。このミニアルバムでは全７曲すべての作詞を手掛けました。今日はオープニングを飾る楽曲を紹介してみました。この時期から目を着けていたら「お、さすが！」となるのですが、僕が彼女に注目したのは実はかなり後です。
7. 沢田研二 / LOVE（抱きしめたい）
アレンジャー特集、第１弾は「船山基紀先生」です。まず編曲とは簡単に言うと「歌っているメロディーは作曲家が作ったもの」で「それ以外で鳴っている部分が編曲」であります。つまりこの曲で言うとイントロの部分は完全に編曲家が作ったものになります。バックのストリングスなんかも編曲家が考えたものです。そんな訳で編曲とは楽曲において大変重要な部分を占めるものであります。僕も昔は作詞・作曲だけに目が行き、編曲という部分にほとんど注目したことはありませんでした。僕だけではなくて、そういう人ってかなり多いハズだと思います。この曲に関してはやっぱりイントロで勝負アリかなと思います。また、ストリングスの効果的な使い方が耳に残りますね。
8. LOUDNESS / DREAM FANTASY(English Ver.)
個人的に彼等の作品で最も好きなアルバムから１曲お送りしてみました。次作の5thが全米進出アルバムということもあって代表作とされることが多いのですが、楽曲がシンプルにまとめられ過ぎていて、僕はテクニカルな部分を強く押し出しているこの4thの方がお気に入りですね。“初期の音楽性の集大成”といった作品ですね。日本語詞の方が好き、というファンも多いですが、この4thに関しては英語詞の方がカッコイイかなと個人的には思います。
来週は「BOOWY」が登場します！ 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.001 ON AIRリスト
「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます！
アドレス http://www.jcbasimul.com/
放送局は 【エフエムもえる】（北海道）>
「music mania」は毎週土曜日２３時～２４時、引き続き２４時から「Midnight Best」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）
