さて、年末年始の休暇も終わり、一昨日から仕事が始まりました。そして今日からは3連休。ということで、なかなか身体が“仕事モード”になりません(笑)。年末年始に関しては残念ながら「除雪で終わった」という感想しかありませんね。
ところで、ここ留萌市内では大雪の影響で市内の道路がひどい状態になっております。基本的に「対面通行ができない」という状態であります。除雪に関しては、大雪でないシーズンでも「雑」でしたので、こうなるのは必然の結果かなと。どうやら道路に関しては「車が1台通れるようにする」という方針みたいです。これが誤り。そもそも「対面通行ができるように」という考えがないらしい。そんな訳で現在、市内の循環バスは運休しております(笑)。こういうところに税金を投入しても市民は文句を言わないと思うけど。
ということで、
第784回放送の(’22年1月8日・’22年2月6日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. ARCH ENEMY / SEED OF HATE ('99年発表3rd「BURNING BRIDGES」)
2. BLUE MURDER / RIOT ('89年発表1st「BLUE MURDER」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. BUCK-TICK / 楽園 ('99年発表BEST「BT」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. MARCHOSIAS VAMP / C.C.W. ('90年発表Major 1st「IN KAZMIDITY」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. BLANKEY JET CITY / 僕の心を取り戻すために(NEW VERSION) ('95年発表BEST「THE SIX」)
6. BLANKEY JET CITY / Skunk ('95年発表5th「SKUNK」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 小比類巻かほる / 飛べないブルー・バード ('88年発表9th SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. AION / HUMAN GRIEFMAN ('90年発表 1st「HUMAN GRIEFMAN」)
今回の目玉は、BLUE MURDERのRIOT。やっぱ、サイクスはいいね。
1. ARCH ENEMY / SEED OF HATE
ギタリスト、マイケル・アモットが率いるARCH ENEMY。このアルバムは初代ボーカリスト、ヨハン・リーヴァ在籍時のラストアルバムとなります。ブルータルなデスメタルと“伝統的なメタル”のリードギター・ワークのコンビネーションからなる「ARCH ENEMYスタイル」はここで完成されたと言っても良いでしょうね。次作以降のボーカル、アンジェラにはない“ヨハンの良さ”が充分に出ていると思います。ヨハンはスタジオでは遺憾なく才能が発揮されるのに、ライブパフォーマンスが良くなかったため解雇されたそうですが、この音を聴く限り、全然問題ないのですがね。
2. BLUE MURDER / RIOT
WHITESNAKEの「サーペンス・アルバス」での空前の成功を味わう前にバンドを解雇されたジョン・サイクスが結成したのがこのBLUE MURDER。このバンドでサイクスはボーカルにもチャレンジしたのですが、彼の歌の上手さには驚きました。既にソングライターとしての実力は認めらていたのですが、この作品で“シンガー”としての評価も得ることになります。個人的には非常に好きな作品であるのですが、アップテンポの楽曲がもう少しあると“アルバム全体の重さ”が解消されたかな、と思います。
3. BUCK-TICK / 楽園
冒頭で「BESTアルバム、BTから」と紹介しましたが、これには訳がありまして、元々は10thSG「鼓動」のC/W曲でした。シングルバージョンでは間奏部分にイスラム教の聖典であるコーランを逆回転したものを無断で使用していたため、クレームが付き、その部分を修正したものが再発売されました。今回はその“再修正版”をお送りしました。ソングライターはメインの今井さんではなく、もう一人のギタリスト、星野さん。彼曰くインドの太鼓の一種「タブラを使ってみたくて書いた曲」だそうです。とてもオリエンタルな雰囲気を感じる楽曲です。
4. MARCHOSIAS VAMP / C.C.W.
この番組ではお馴染みのMARCHOSIAS VAMP。改めて紹介すると、結成は85年、87年から90年にかけてインディーズで3作のアルバムを発表、89年に「イカ天」に出場し仮イカ天キングからグランドイカ天キングに輝いた“グラムロックバンド”であります。今日はオリコンチャート9位のメジャー1stからの楽曲を聴いてもらったのですが、セールス的にはここがピークでしたね。モロにマーク・ボランのボーカル、圧倒的な演奏力のバック、だったのですが、ここ日本ではこのような“本格的なグラムロック”を受け入れる土壌が無かったと思います。しかし、彼等みたいな“本物”の登場で「バンドブーム」の終焉が始まったと思いましたね。
5. BLANKEY JET CITY / 僕の心を取り戻すために(NEW VERSION)
6. BLANKEY JET CITY / Skunk
さて、「BLANKEY JET CITY特集」、4週目です。BEST「THE SIX」は初のベストアルバム。プロデューサーとの意見の相違からサウンドに納得がいかなかった1st収録曲4曲はリテイクで収録。「僕の心を取り戻すために」はその内の1曲です。「イカ天」でも演奏された楽曲ですね。5th「SKUNK」は東芝EMI在籍時最後のアルバムで、プロデューサーの言うことを「聞かないで」制作した作品。結果、2nd以降プロデュースしていた土屋昌巳との最後の作品になりました。この「SKUNK」はアルバム中、ライブでの演奏率が最も高い楽曲でした。この後、彼等はアルバムをセルフプロデュースすることに。
7. 小比類巻かほる / 飛べないブルー・バード
僕が彼女を知ったのはデビュー曲「Never Say Good-Bye」でした。大映ドラマ「ポニーテールはふり向かない」の主題歌で「あ、この曲、イイな」と思ったのですが、中ヒットに終わりました。彼女が一般的に認知されるのは1年半後の「Hold On Me」のヒットでしたね。この楽曲はチャート1位を獲得したアルバム「SO REAL」の先行シングル的な楽曲です。この時期の彼女に曲を提供していたのは「愛が生まれた日」の大内義昭さん。彼女との相性はバッチリでしたね。
8. AION / HUMAN GRIEFMAN
自らの音楽性を「デスラッシュ・バウンド」と呼んでいた大阪のAION。この1stは元々、前ボーカル在籍時に「DEATHRASH BOUND」というタイトルで発売されていたものを現ボーカルNOVに差し替えて発表されたものです。僕は両方の音源を持っているのですが、やっぱ、NOVのボーカルの方がパンチがあるかな。このバンドに関してはルックスから想像される音と実際の音が一致したバンドでしたね。アルバムのほとんどが攻撃的な楽曲で構成されていて非常に満足のいく作品でしたね。
来週は「SYMPHONY X」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.053 ON AIRリスト
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放送局は 【エフエムもえる】 です!
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始