11月22日、職場の労働組合の「定期大会」がありました。私、この大会をもって「書記長」という役職を退任しました。自分の中での退任の理由はいくつかあります。
1.「結果」を残していない
2.「仕事」「家庭」「組合活動」のバランスが崩れてきた
3.「組合活動」への疑問
4.「自分の考え」が「労働組合的な考え」と同じではなくなった
5.全員が公平に「役員」をやるべき
2.「仕事」「家庭」「組合活動」のバランスが崩れてきた
3.「組合活動」への疑問
4.「自分の考え」が「労働組合的な考え」と同じではなくなった
5.全員が公平に「役員」をやるべき
1については、それと自分の力不足で組合員に「賃金」「給与」などの生活の改善を実現できませんでした。世間による「公務員バッシング」の中で「賃金・給与の改善」というのは現実的には非常に厳しいのですが、結果は結果。何も勝ち取れませんでした。
2については、自分の中で「仕事」と「家庭」というのは「同率1位」です。「組合活動」は3位以下。しかし、組合で「書記長」という役職もあり、「家庭」(←私生活)の時間を削りに削ってやってきたんですが、この生活はもう限界。
3について、僕たちの組合組織はタテの繋がりがありまして、「地元→留萌管内→北海道本部」という繋がりです。私は「北海道本部」の「方針」「考え」に前々から疑問がありました。しかし、書記長は立場上、「北海道本部方針」に従ってモノを発言しなければなりません。つまり、「自分の思っていること」と「みんなの前で発言すること」にギャップが生まれます。「みんなの前で“嘘”をついている」と思ったことはしばしばです。これはツライ。これ以上は“嘘”はつきたくない。
4について、例えば、「公務職場にそぐわない“能力評価”を導入するな!」とうのが組合側の訴えですが、僕は賛成。仕事をしていない人に“税金”から給料を払う必要はない。
「サービス残業を無くそう!」というのもある。ウチの職場は「上司から残業命令が出る」のは稀です。つまり、残業は実質的に自己申告。「本人が残業しようと思えば残業できる」ということ。言い換えれば「稼ごうと思えば稼げる」ということです。「急ぎでない仕事を残業で行う」「昼間にゆっくり仕事をして、夜に食い込まして残業」ということも出来る。これはどう考えたって変だと思う。この考えの“肩を持つ”ことは出来ない。
「サービス残業を無くそう!」というのもある。ウチの職場は「上司から残業命令が出る」のは稀です。つまり、残業は実質的に自己申告。「本人が残業しようと思えば残業できる」ということ。言い換えれば「稼ごうと思えば稼げる」ということです。「急ぎでない仕事を残業で行う」「昼間にゆっくり仕事をして、夜に食い込まして残業」ということも出来る。これはどう考えたって変だと思う。この考えの“肩を持つ”ことは出来ない。
5については、僕の場合は若い頃から「組合活動」に関わってきた。経歴だけ見れば「組合の活動家」みたいだと自分でも思う。他人から見れば「組合活動が好きなんだー」と見られていたかも知れないでしょうね。「冗談じゃない! 仕方なくやってんだ!」と声を大にして言いたい。組合をやっていると当然(?)ですが「活動する人・しない人」という分類がされます。イヤイヤやっているのに、「活動家」にされてしまう。これはおかしい。組合員みんなが役員経験をするべきだと思う。(←理想論ですが)
と、まあ、こんなところが役員退任の理由です。
退任する人がいれば“新たに就任”する人も当然います。事実上、“根回し”で打診するのですが、今回は難航しました。僕らの少し下の年代は、常日頃「自分達は勉強してきている!」と言っていた連中だったので、期待を込めて就任の打診をしたのですが、結局、断られました。残念というか空しかったですね。「今まであなた達が発言していたのは、何だったの?」という思いだけが残りました。
難航はしましたが、僕たちの打診を快く受けてくれた人達もいました。これから大変だとは思いますががんばって下さいね。(私も“自分の考え”と違っても、執行部が下した“決断”には快く従います!)
退任する人がいれば“新たに就任”する人も当然います。事実上、“根回し”で打診するのですが、今回は難航しました。僕らの少し下の年代は、常日頃「自分達は勉強してきている!」と言っていた連中だったので、期待を込めて就任の打診をしたのですが、結局、断られました。残念というか空しかったですね。「今まであなた達が発言していたのは、何だったの?」という思いだけが残りました。
難航はしましたが、僕たちの打診を快く受けてくれた人達もいました。これから大変だとは思いますががんばって下さいね。(私も“自分の考え”と違っても、執行部が下した“決断”には快く従います!)