music mania ちばちゃん

4月20日(土)は21時からは「第899回」の放送! 4月23日(火)の18時からは「第897回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第847回ON AIRリスト(①2023年4月1日放送 ②2023年4月23日放送)

 さて、新年度が始まりました。と言っても今日、明日は土日で休日ということもあって、私にとっての新年度開始は月曜日からとなります。春から大きく変わるのは役職名もそうなのですが「個室にひとり」となります。ま、扉がないオープンスペースなので、実質的には“半個室”といったところです。会話が好きな私ですから、周囲からは「寂しくないのかな…」なんて思われそうですが、実は、ひとりで黙々と仕事をするのも嫌いではありません。実際、家では番組の音源作成、原稿作成などは“ひとりで黙々と”やっていますからね(笑)。でも、勤務先での“おひとり様スペース”というのは32年目で初めてです。どんな感じなのかは追って報告したいと思います。
 
 来週は息子が卒業した中学校の入学式に出席します。「え?」と思われるかも知れませんが、役員改選前なのでまだ「PTA会長」なのです。そんな訳で祝辞を読まなければなりません。息子の高校の入学式もあります。こちらは一父兄として“気楽に”出席できます(笑)。

 ということで、

第847回放送の(’23年4月1日・’23年4月23日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. IN FLAMES / THE GREAT DECEIVER ('23年発表 14th「FOREGONE」)
2. TEN / LOOK FOR THE ROSE ('23発表 16th「SOMETHING WICKED THIS WAY COMES」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. SOPHIA / piece ('01年発表17th SINGLE「Thank you」C/W)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. 宮尾すすむと日本の社長 / (恋の)アトミック・ロック! ('90年発表 1st「大車輪」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. TM NETWORK / COME ON EVERYBODY (with Nile Rodgers) ('89年発表 REMIX「DRESS」)
6. TM NETWORK / KISS YOU (KISS JAPAN) ('89年発表 REMIX「DRESS」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 鈴木雅之 / 違う、そうじゃない ('94年発表 17th SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. 陰陽座 / 赤舌 ('23年発表 15th「龍凰童子」)

 今回の目玉は、鈴木雅之違う、そうじゃない。やっぱ、かっこいいよ。

1. IN FLAMES / THE GREAT DECEIVER

 僕はこの番組でIN FLAMESを紹介する時、「スウェーデンメロディックデスメタルバンド」と紹介していましたが、正直、純粋なメロデスを演奏していたのは00年発表の5th「CLAYMAN」までで、それ以降は「オルタナティヴメタル」「メタルコア」と呼べる音楽性でありました。特にバンドの創始者であったイエスパー・ストロムブラードが10年に脱退してからは顕著でしたね。この新作は発表前から「メロデス期に回帰した」と言われていたので期待していました。聴いてみたところ、“原点回帰”とまでは行かないまでも、近年の作品を“メロデス風味”に仕上げた、といった作品かなと。もっと扇情的泣きメロが欲しかったかな。やっぱ、イエスパーがいないとコレが限界とも感じましたが、ここ最近の作品ではいちばん好きかも。
 

2. TEN / LOOK FOR THE ROSE

 英国のメロディアスハードロックバンド、TENも四半世紀の活動歴となりました。彼等は1st、2ndの日本での評価が非常に高かったため、その後の評価が厳しかった時期もありました。ただ、僕の中では「高品質の作品を供給し続けるバンド」という位置付けでしたね。そんな彼等ですが、前作、今作と“初心に帰った”かのような作品を発表しています。ボーカルであるゲイリー・ヒューズの声域が狭いのが欠点ではありますが、歌メロは非常に“日本人の琴線に触れる”つくりですね。ファンからは「使いまわしのフレーズが多い」と言われる事も多いですが、個人的には“これがTEN節”と思っております。
 

3. SOPHIA / piece

 SOPHIAに関して僕は、活動全盛期には追いかけていなかったバンドであります。アルバムチャートの成績でいうと「98年~04年」ぐらいが全盛期だと思うのですが、何故かそれ程興味が沸くバンドではありませんでした。この番組を始めた06年の時は作品を以ていませんでしたからね。08年に「番組のために」中古ベストを購入したのが聴き始めです。最終的には結局、全部揃えてしまうのですが、判ったのは「ポップセンスの高さ」ですね。そんな彼等ですが活動歴が長かったのでシングルも40作近く発表しておりました。今日はそんなシングル曲の“カップリング曲”をチョイスしてみました。やはり、ポップセンスが発揮されていますね。
 

4. 宮尾すすむと日本の社長 / (恋の)アトミック・ロック!

 彼等はイカ天出身バンドであります。早稲田大学の音楽サークルで出会ったメンバーで結成、ということで実は“インテリバンド”であります(笑)。僕が初めて彼等を観たのは89年、高3の秋でしたね。10月から道内でも「イカ天」がネットされることに伴い、“総集編”が放送されることになりそこで出ていたのが彼等でしたね。歌詞はふざけているのに、演奏が非常に上手かった記憶があります。すっかり気に入って、イカ天レーベルで発表したCDも札幌まで買いに行きました。翌年にメジャーに進出するのですが、オリジナルフルアルバムはこの1stのみでした。もっと作品を重ねて欲しかったですね。
 

5. TM NETWORK / COME ON EVERYBODY (with Nile Rodgers)
6. TM NETWORK / KISS YOU (KISS JAPAN)

 TM NETWORK特集、9週目です。この「DRESS」というアルバムは「ボーカルトラックはオリジナルを使用」という条件で海外の有名プロデューサーに“自由に”作ってもらう、というコンセプトの外注リミックス作品であります。この“外注リミックス”という手法は当時、日本では初めてでありました。小室さんは「リ・プロダクションアルバム」と呼んでいましたね。チャートでは当然のように首位を獲得しました。当時の僕の感想は「もっと劇的に変わるかと思った…」でしたね(笑)。想定内の音でしたので、個人的には“ベストアルバム”のように楽しんでおりました。
 

7. 鈴木雅之 / 違う、そうじゃない

 僕は大晦日には「ダウンタウンの特番」を観る人だったのですが、コロナ禍で番組が終了してからは「紅白歌合戦」を観るようになりました。昨年末にマーチンが出場した時に歌ったのがこの「違う、そうじゃない」。素晴らしかったですね。日本人最強の黒人です(笑)。マーチンは自分自身を「シンガーソングライター」ではなく「ヴォーカリスト」と言っています。他人が作った楽曲を“自分色に染め上げるのが自分の仕事”とも言っています。まさにその通りだと思います。彼が歌うと“鈴木ワールド”に染まりますものね。
 

8. 陰陽座 / 赤舌

 このアルバムは前作から5年振りとなった作品でした。20年のツアー最中にボーカルの黒猫さんが突発性難聴を発症しツアーが中止になったのですが、状況が深刻でバンドは活動を休止することになりました。そんなこともあり、この新作は僕にとっても「待ちに待った」アルバムになりました。まずは黒猫さんの復活が嬉しいですね。本当にこのバンドはクオリティーが高い作品を作りますね。ハズレは絶対にありません。こんなバンドを無名時代の1stからリアルタイムで知ることができたのは自分の中でちょっと「自慢」であります(笑)
 
 次回は「MOTLEY CRUE」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。

★ Midnight Best Vol.116 ON AIRリスト

DREAMS COME TRUE / DREAMS COME TRUE GREATEST HITS "THE SOUL" ('00年発表)

 放送時間は2時間21分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!

お知らせ:「エフエムもえる」のHPで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。(6分間)
 アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
      【ページのいちばん下であります】
以上!

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放送局は  エフエムもえる です!

「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)

※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始