第492回ON AIRリスト（①2016年3月12日放送 ②2016年6月19日放送）

　さて、風邪はほとんど治り「身体」の方の調子は戻りましたが、「気持ち」の方は一向に優れません(笑)。ま、ここ１年、ずっとそうですけど。とにかく「休日」が待ち遠しい毎日であります。職場の環境が良くないとここまでダメージを負う、というのを身を持って味わっていますね。就職して今年で２５年、こういう感覚は初めてかな。

　今日は家族３人で妹背牛町の温泉「ペペル」へ行ってきました。個人的にはかなりお気に入りの温泉であります。高速を使って４５分というアクセスの良さも魅力です。また、近いうちに訪れたいですね。

　今週、通勤の車中で聴いた作品は、鈴木雅之「MARTINI」「MARTINIⅡ」。“大人”の音楽ですね。凄くイイです。

　ということで、

第492回放送の（'16年3月12日・'16年6月19日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. MEGADETH / DYSTOPIA ('16年発表 15th「DYSTOPIA」)
　2. SPIRITUAL BEGGARS / ANOTHER WAY TO SHINE ('96年発表 2nd「ANOTHER WAY TO SHINE」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. GACKT / Journey through the Decade ('08年発表 30th SINGLE)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. UP-BEAT / NO SIDE ACTION ('88年発表 5th SINGLE)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. 本田美奈子 / アヴェ・マリア ('03年発表 8th「AVE MARIA」)
　6. 本田美奈子 / タイスの瞑想曲 ('03年発表 8th「AVE MARIA」)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. DURAN DURAN / THE REFLEX ('83年発表 3rd「SEVEN AND THE RAGGED TIGER」)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. 44MAGNUM / GREED ('15年発表 8th「ANGEL NUMBER」)

　今回の“目玉”は、 DURAN DURAN の THE REFLEX 。個人的には衝撃の１曲です。

1. MEGADETH / DYSTOPIA
　年明けに新作が発表になったということもあって、短いスパンでの登場です。前作のツアー後にギタリストとドラマーが脱退したのですが、ANGRAのギタリスト、キコ・ルーレイロが電撃加入しました。キコはANGRAと掛け持ちするそうです。キコがバンドに“新しい風”を呼んだのか、アルバムは非常に素晴らしい出来になりました。これまた新加入のドラマー、クリス・アドラーのプレイが凄くイイです。しばらくはこの布陣でやってもらいたいですね。前作で「うーん・・・」となった人も、今作では「さすがムステイン！」となるのでは。

　
2. SPIRITUAL BEGGARS
　ARCH ENEMYでの活動で知られるギタリスト、マイケル・アモットのサイド・プロジェクトがこのバンド。実はこちらが“本業”で“ARCH ENEMYが副業”だったのですが(笑)。このバンドはマイケルの好みである“70年代のハードロック”を一層ヘヴィにしたような音楽性が特徴です。僕は4th発売に伴うツアー告知を行う深夜番組で初めて彼等の音を聴いたのですが、このヘヴィさに一発でやられました。次の日にはショップに直行でしたね。それまで、こういうヘヴィでサイケな音ってあまり耳にしたことが無かったので、衝撃も人一倍だったと思います。

　
3. GACKT / Journey through the Decade
　この楽曲は「仮面ライダーディケイド」の主題歌でした。GACKT本人が作詞、作曲に関わっていない初のオリジナル楽曲でした。楽曲もイイのですが、改めて彼のボーカルの凄さが判る曲かなと思います。レビューでは概ね好評だったのですが、中には「GACKTが曲を書いていないからダメ」という意見もありました。個人的には「他人の作った楽曲をここまで歌いこなす」彼の凄さを知ることができる貴重な作品だったと思うのですが。本当にイイ声していますね。

　
4. UP-BEAT / NO SIDE ACTION
　デビューアルバムにおいてスタジオミュージシャンの演奏にすべて差し替えられる、という悲哀を味わったバンド、UP-BEAT。もちろん、メンバーは不満だったそうですが、出来上がった作品を聴いて「すげー、全然違う！」と驚いたそうです(笑)。2nd以降は「彼等が演奏するなら」という条件で佐久間正英さんがプロデュースを担当し、バンドは飛躍をとげることになります。ボーカルの広石さん、声域が余り広くはないからかボーカリストとしての評価はそれ程高くはありませんが、個人的には男っぽくて結構好きですね。

　
5. 本田美奈子 / アヴェ・マリア
6. 本田美奈子 / タイスの瞑想曲
　「大型企画　本田美奈子特集」12週目。ミュージカルで活躍していたこともあり、彼女は次第にクラシックへの志向を強めました。「暗黒時代」を経て実に８年ぶりとなるアルバムを制作。これが「クラシックの名曲に日本語詞を付けて歌う」というスタイルに。２曲目「タイスの瞑想曲」の作詞は美奈子さん自身で平和への祈りを歌詞にしています。結果的には大成功となった作品ですが、彼女の生前は一部にしか評価されなく、彼女の逝去後に再評価された作品ですね。マリリン時代の彼女しか知らない人はこのソプラノボイスが彼女だと気付かないのでは。

　
7. DURAN DURAN / THE REFLEX
　デュラン・デュラン、というバンド名は確かに知っていました。この曲も記憶にあります。恥ずかしながら、きちんと結び付いたのは最近です(笑)。最近、80年代洋楽ポップスを特集した雑誌を読んで、「きちんと聴いてみよう」ということで有名どころのベスト盤を何枚かチョイスして買ったのですが、その１枚が彼等のベスト。「あ、コレってDURAN DURANだったの」という“今さらながら”の驚きがあって楽しめました。やっぱ、僕には80年代の音ってすんなり入ってきますね。

　
8. 44MAGNUM / GREED
　フルアルバムとしては６年ぶりとなる作品のオープニングナンバーを紹介してみました。単純にカッコイイです(笑)。録音技術のせいもあるのでしょうが、全盛期のおとよりヘヴィになっているのが凄くイイです。一時はダンサブルな方向に走り、ファンから総スカンを喰らったこともありましたが、この音を聴くと、その時の経験もすべて今の音楽性をつくる上で必要だったのかな、と思う事もできます。当時は余りの変貌にガッカリしただけでしたが。この曲にしても“ダンサブル”な部分があったり、「あ、これがマグナムだな」という音です。

　
　来週はhideが登場します。　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.107　ＯＮ　ＡＩＲリスト

REBECCA / REBECCA LIVE '85 -Maybe Tomorrow Tour- ('13年発表)

　放送時間は１時間３２分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時５０分以降に放送開始（変動します）