第491回ON AIRリスト（①2016年3月5日放送 ②2016年6月12日放送）

　さて、風邪をひいてしまいました。ということで今週の体調は最悪でした。頭痛、鼻水に悩まされ、２度も早退したぐらいです。今日はまあまあの体調ですが、油断できないです。

　私のマイカーにはHDDとUSBメモリを合わせて360枚強のアルバムが搭載されています。子供が乗ることも多いのでJ-POPやJ-ROCKが中心で、メタル系はほとんどありません。「車で聴こう！」と思う楽曲がどうしても“自分の青春時代”の楽曲が多くなるのが不思議です。という訳でほとんど「80’s～90’s」のアルバムとなっていて「ナツメロ・カー」状態であります。

　今週、通勤の車中で聴いた作品は、書きたいところですが、訳あってラジオばかり聴いていました。

　ということで、

第491回放送の（'16年3月5日・'16年6月12日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. SLIPKNOT / PEOPLE = SHIT ('99年発表 2nd「IOWA」)
　2. RACER X / SUPERHEROES ('00年発表 4th「SUPERHEROES」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. LUNA SEA / END OF SORROW ('96年発表 7th SINGLE)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. REBECCA / VIRGINITY ('84年発表 2nd SINGLE)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. 本田美奈子 / 風のうた ('99年発表 24th SINGLE)
　6. 本田美奈子 / 一瞬／永遠 ('00年発表 25th SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. CYNDI LAUPER / GIRLS JUST WANT TO HAVE FUN ('83年発表 1st「SHE’S SO UNUSUAL」)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. ANTHEM / CRYIN' HEART ('87年発表 4th「GYPSY WAYS」)

　今回の“目玉”は、 SLIPKNOT の PEOPLE = SHIT 。個人的には衝撃の１曲です。

1. SLIPKNOT / PEOPLE = SHIT
　この「IOWA」という作品はBURRN!誌のレビューで99点を獲得した作品です。ただ、私はSLIPKNOTを当時流行っていた「ミクスチャー」とか「ラップメタル」と同列に考えていたこともあって、聴くのを敬遠していました。初めて聴いたのは５年程前ですね(笑)。メロデスとかを聴いてある程度の激しい音にも慣れていた私でもこの音は衝撃的でしたね。「発売されていた時に聴けば良かった・・・」と後悔しましたね。轟音の中にも“メロディー”が感じられる部分が気に入っています。彼等はこれ以降、メロディックな方向に進むのですが、個人的にはこの時代の“轟音”が好きですね。

　
2. RACER X / SUPERHEROES
　ポール・ギルバートがRACER Xを復活させて２作目の作品です。MR.BIG時代はなかなか堪能出来なかった彼の「高速ギター」が楽しめます。MR.BIG時代の彼しか知らない人には「え、同じ人？」と疑ってしまうかもしれませんね。彼のプレイは「速弾き自慢」ではなく「楽曲の中に上手く溶け込んでいる」ところがイイですね。ポールのプレイもイイのですが、個人的にはスコット・トラビスのドラムが素晴らしいと思います。やっぱ、プリーストで叩いているだけのことはあります。

　
3. LUNA SEA / END OF SORROW
　この楽曲は5th「STYLE」の先行シングル曲でした。個人的には彼等の楽曲では５本の指に入るくらいのお気に入りです。歌詞が当時の「V系の王道」ですね。今年でアルバムデビューから25年ですが、僕の中での「キング・オブ・ヴィジュアル系」はやっぱりLUNA SEA。特に「STYLE」の時期がいちばん好きでした。この作品を発表後、メンバーのソロ活動に入り、再始動するのですが、再始動後の彼等の作品はRYUICHIの歌唱方が変わったこともあって、それ程好きにはなれなかったです。

　
4. REBECCA / VIRGINITY
　曲調を聴いてお判りのとおり「僕が最も好きなパターン」である“哀愁”が感じられる楽曲です。作曲はキーボードの土橋さん。僕は「この曲がシングルに決まった事でリーダーのシャケは脱退を決意した」と勝手に思っています(笑)。だって、ギターの音がまったく目立ってないでしょ。シャケは「俺はもっと“ロック”したいんだー」とか思っていたと思います。ただ、レベッカはこの後、土橋をリーダーにし、NOKKOの魅力を前面に押し出す戦略でトップバンドに上り詰めます。

　
5. 本田美奈子 / 風のうた
6. 本田美奈子 / 一瞬／永遠
　「大型企画　本田美奈子特集」11週目。95年に7th「晴れ ときどき くもり」リリース後、またしてもレーベルをドロップされた彼女はレコードアーティストとしてはアニメタイアップ曲などを「リリースごとのワンショット契約」のような形で発表する活動を強いられます。本日紹介した２曲はそんな「歌手としては暗黒期」の楽曲です。96年に単発でシングルをリリースして３年後の楽曲が１曲目「風のうた」。これが意外に佳曲です。前半の「柔らかさ」と後半の「力強さ」を見事に歌いきっています。なにか彼女の“母性”を感じる楽曲。２曲目は「地球が壊れても離れはしない」という壮大なバラード。歌唱力、表現力ともに「一番、脂ののった時期」の楽曲です。この時期に“アルバム制作”ができなかったことがつくづく残念でありません。この後、彼女は“新展開”でレコードアーティストとして復活します。

　
7. CYNDI LAUPER / GIRLS JUST WANT TO HAVE FUN
　今月のこのコーナーは「80’sポップス」特集です。40半ばのおっさんらしい企画です(笑)。83年というと僕が小６の頃ですね。明菜ちゃんと知世ちゃんが大好きだった頃です(笑)。この頃は洋楽を本格的に聴いていない時期だったので、「確かに当時ラジオから流れていたなあ」という記憶がしかないのですが。大人になってから「ベスト盤」を購入し聴いたのですが、抜群の歌唱力と表現力に驚きました。

　
8. ANTHEM / CRYIN' HEART
　この作品がボーカリスト、森川之雄の“デビュー作”となります。前任の坂本より表現力に勝る彼の加入によってバンドはパワーメタル路線からよりメロディックな方向にシフトします。その事によって、バンドが元々持っていた「メロディーセンス」が一気に花開いた感じがします。ボーカリスト交代というピンチをこのような作品で応えてみせた彼等はやっぱり凄いと思いましたね。30年近く前にこのクオリティーの作品を作った彼等に改めて敬意を表したいですね。

　
　来週はMEGADETHが登場します。　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.106　ＯＮ　ＡＩＲリスト

DIO / INFERNO : LAST IN LIVE ('98年発表)

　放送時間は１時間３９分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時５０分以降に放送開始（変動します）