music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第483回ON AIRリスト(①2016年1月9日放送 ②2016年4月17日放送)

 さて、昨年末から始めた「本田美奈子さん特集」。没後10年ということで、改めて彼女の芸能人生を“楽曲”で振り返る、という企画です。個人的にはとても楽しく企画を進めています。“歌手”としては決して恵まれた境遇にはなかった美奈子さん。ただ、改めて作品を振り返ると「ああ、この人は本当に“歌うこと”が好きな人だったんだなあ」ということが判ります。僕と同年代の人は彼女のデビューから3年目ぐらいまでのいわゆる「アイドル期」の楽曲しか知らない、という人が多いと思います。そんな多くの人に「セールス的にはまったく振るわなかったけど内容は素晴らしい」という活動後期の作品を聴いてもらいたい、という思いも込めた特集にしてみたつもりです。

今週、通勤の車中で聴いた作品は永井真理子さんのBEST「ZUTTO-EVERLASTING COLLECTION」。懐かしかった!

 ということで、

第483回放送の('16年1月9日・'16年4月17日)ON AIRリスト

★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
 1. DRAGONFORCE / STORMING THE BURNING FIELDS ('05年発表 3rd「INHUMAN RAMPAGE」)
 2. LOST HORIZON / HEART OF STORM ('01年発表 1st「AWAKENING THE WORLD」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
 3. DECAMERON / 恋する乙女は星になる ('90年発表 1st「名曲アルバム」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
 4. GENETIC VOODOO / Alice In The Wonderland ('88年発表 LIVE「MAGIC LOVERS WITH THE SNOW DRAGON」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
 5. 本田美奈子 / Sosotte ('86年発表 6th SINGLE)
 6. 本田美奈子 / ドラマティックエスケープ ('86年発表 2nd「LIPS」)
★ MY FAVORITE SONG
 7. 長渕 剛 / Don't Cry My Love ('83年発表 6th「HEAVY GAUGE」)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
 8. Nozomu Wakai's Destinia / No Surrender ('15年発表 Mini「Anecdote of the Queens」)

 今回の“目玉”は、 GENETIC VOODOO Alice In The Wonderland 。恐らく、今ではレアな作品からの1曲です。CD化を望みます!

1. DRAGONFORCE / STORMING THE BURNING FIELDS
 この番組ではお馴染みのDRAGONFORCE。今日は個人的に最も気に入っている3rdからの楽曲をチョイスしてみました。ま、このバンドの音楽性に関しては賛否が分かれるところだと思いますが、僕は支持派です。「ブラストビートとメロスピの融合」をここまでのレベルで実現させたのは大したものだと思います。「ただ速いだけ」という人もいますが、メロディーやギターソロなんかは結構、練られていると思いますよ。「ギターソロが長過ぎる」という批判の声もありますが、コレはこのバンドのウリです(笑)。初期のX JAPANが好きならこのバンドはOKでしょう。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052223.jpg

 
2. LOST HORIZON / HEART OF STORM
 久しぶりの登場ですが、やっぱりボーカル、ダニエル・ハイメンが素晴らしいですね。何と言うか「MANOWARを彷彿とさせる“男気溢れる”メタル」ですね。この手のボーカルを「暑苦しい」と感じるか「カッコイイ」と感じるかで大分評価が変わると思いますが、僕は後者ですね。やっぱ、バックがこういう重厚な正統派なら、彼のような「ちょっと暑苦しい」感じの声が丁度いいのではないでしょうか。アルバム2作で解散、という結果になってしまったのは残念ですが、当時は「正統派メタルの後継者」とも一部で呼ばれていましたね。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903053013.jpg

 
3. DECAMERON / 恋する乙女は星になる
 彼等はCOLORのダイナマイト・トミーさん代表の「フリーウィルレコード」の刺客です。当時、レーベル内ではCOLOR、かまいたちと並ぶ人気バンド。僕が彼等の楽曲を初めて聴いたのは「ロッキンfの付録のソノシート」でした。聴いてのとおり“非常にポップなロック”だったので、当時は完全にスルーしていました。ヴィジュアル系にこんな音は求めてねーよ」という感じでしたかね。ただ、この番組も10年目に突入、とういうことで「何か新しいネタを・・・」ということで、激安中古で購入してみました。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052905.jpg

 
4. GENETIC VOODOO / Alice In The Wonderland
 バンド名から察するとおり、このバンドはAUTO-MODのボーカル、ジュネさんがAUTO-MOD解散後に結成したバンドです。ま、この声を聴いたらすぐにジュネさん、というのは判るのですが。このバンドの音楽性は「ポジパン」ではなく「ハードロック」。今日の楽曲、聴いてのとおりライブ音源です。このバンド、作品としては2枚組のライブアルバムを1作しか残しませんでした。このアルバム、未だにCD化されていない作品です。私はLPレコードをCD化しました(笑)。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903053315.jpg

 
5. 本田美奈子 / Sosotte
6. 本田美奈子 / ドラマティックエスケープ
 1曲目「Sosotte」はマリリンから始まった「セクシー路線」の第2弾。作詞家の秋元さん曰く「美奈子はそそる」ということで作られた歌詞。秋元さんはただのロリコンですね(笑)。歌詞に意味はほとんどありませんが、美奈子さんの表現力と歌唱力を楽しむ楽曲でしょう。2曲目「ドラマティックエスケープ」が収録されている「LIPS」という作品は2作目にして“セクシー路線”を強調した作品になりました。全曲、筒美京平先生の楽曲で手抜き無し。美奈子さんの歌唱も2年目とは思えない上手さです。個人的には非常に好きなアルバムです。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052054.jpg

 
7. 長渕 剛 / Don't Cry My Love
 意外かも知れませんが、この曲はアルバムのオープニングを飾る楽曲です。バラードを1曲目に持ってきたのは彼の作品では初めてでした。一説にはこの曲はこの頃に離婚した「石野真子との関係」を歌った曲とも言われています。個人的にはこの頃の歌声が一番好きですね。本人もお気に入りの楽曲のようで、後に何度かリメイクされています。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903052411.jpg

 
8. Nozomu Wakai's Destinia / No Surrender
 注目のギタリスト、若井望のユニットです。この作品は2人の女性ボーカルを起用して制作したのですが、今日聴いてもらった楽曲でボーカルを担当したのはFukiちゃんです。こういう楽曲もそつなく歌えてしまうのが彼女の凄いところです。楽曲はいたって正統派のメタルで僕好みです。個人的にはもっとギターの音を全面に出しても良かったのかな、なんて思います。https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/maniachibachang/20190903/20190903053106.jpg

 
 来週はスピッツが登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Midnight Live Vol.98 ON AIRリスト

BUCKCHERRY / LIVE & LOUD 2009 ('09年発表)

 放送時間は1時間09分。 深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)!

以上!