お気付きの方もいるとは思いますが、music maniaという番組、実は「楽曲」と「トーク」を別々に収録しております。(←気付きませんでしたか?) これは番組開始6年半で初めて明かす事実です(笑)。
何故かというのは、「楽曲」は当然CDからの録音になりますよね。CDというのはモノによって「収録レベル」がバラバラです。例えば、僕が高校時代に買った80年代のCDなんかは今聴くと「非常に小さく」聴こえます。そんなこともあり、番組で使用する楽曲は僕が毎週ひとりでスタジオでレベルを確認しながらMDに収録しておりました。
「トーク」に関しては相方の小野ちゃんに事前に「仮の音源」渡しておいて「じっくり聴き込んでコメントを用意」しておいてもらいました。そして本番収録では「レベル調節した楽曲のMD」に「トーク」だけを収録し、MOVE機能でトラックを入れ替えて、COMBINE機能で1トラックにまとめてからCD-Rに録音し、パソコンにリッピング、という作業を行っていました。
先日も書きましたが、時代の流れで収録スタジオから「MDデッキ」が撤去されるということで、番組の編集作業も大幅な変更をしなければなりません。「MDデッキ」の後継機として「MP3デッキ」を使用することになったので、現在、デッキの説明書を読みながら対応策を練っております。
MP3を使用するということで、これまでよりも自宅で作業ができる事が多くなりそうです。「楽曲の収録レベル」の問題は「MP3Gain」というフリーソフトで解決しそうです。試しに使ってみましたが、これはお手軽ですね。スタジオの「MP3デッキ」にはCOMBINE機能が無いのですが、これは「AudioEditor」というフリーソフトで解決しそうです。これも非常にお手軽。
ということで、これからはスタジオでの作業は2週に1回の「トーク」の収録だけになりそうです。結果的に作業時間が減れば私も楽になるのでOKかな。
大きな秘密をバラしてしまいましたが、これからも「作品」として番組を楽しんでもらえたら幸いです!