music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第892回ON AIRリスト(①2024年3月2日放送 ②2024年3月19日放送)

 さて、我が家で飼っているオスの金魚さんが先週お亡くなりになりました。2013年5月生まれだったので、10年9ヶ月生きてくれました。長生きしたと思います。これで卵から育てた金魚はすべて天国へ。最初は100匹以上いたのですがね。ウチの庭には「金魚の墓」があるのですが、現在、積雪のため埋まっております。そんな訳で埋葬は雪が解けてからということにしました。ということで現在、亡くなった金魚さんは冷凍庫で眠っております。春まで待っていて下さいね。我が家では2012年6月から金魚を飼っております。最初はお祭りで買った金魚3匹でした。一週間もしないで全滅しましたが。すぐにペットショップで4匹を買い、その子たちは“子孫”も残してくれましたね。“2代目”は繁殖するまでには至りませんでしたが最後の2匹は10年以上生きました。感謝ですね。現在は4ヶ月前にペットショップで買った3匹が元気に泳ぎ回っております。長生きして下さいな。

 今日は暴風雪に見舞われました。ということで、久し振りの雪かきに追われました。もう雪かきはないと思ったのですが、甘かったですね。そういえばここ数年、ひな祭りの前後に必ず大雪に見舞われていましたね。おそらく明日の午前中に頑張れば“雪かき”はほぼ終了かな。

 先日、スージー鈴木氏の新刊を購入。そのウチの一冊「<きゅんメロ>の法則」は“胸がキュンとなる楽曲”30曲を分析、解説した本であります。僕と同年代の人ならば納得のいく選曲です。「このとおりのアルバムを作ってみたいな…」と思い、本日、実行に移しました(笑)。このアルバム、イイです!

 ということで、

第892回放送の(’24年3月2日・’24年3月19日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. HIBRIA / A KINGDOM TO SHARE ('04年発表 1st「DEFYING THE RULES」)
2. IMPELLITTERI / BEWARE OF THE DEVIL ('00発表 6th「CRUNCH」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. LAREINE / レッスン ('02年発表 SINGLE)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. G.D.FLICKERS / I Cannot Stand For This ('89年発表 1st「Rebellious Heroes」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. BUCK-TICK / 疾風のブレードランナー ('02年発表 12th「極東 I LOVE YOU」)
6. BUCK-TICK / Long Distance Call ('02年発表 12th「極東 I LOVE YOU」)

★ MY FAVORITE SONG

7. FLIPPER'S GUITAR / Camera! Camera! Camera! ('90年発表 2nd「CAMERA TALK」)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. FLATBACKER / DANCE ('85年発表 1st「戦争 -アクシデント-」)

 今回の目玉は、FLATBACKERのDANCE。やっぱ、スゲーや。

1. HIBRIA / A KINGDOM TO SHARE

 このHIBRIAはブラジルのパワーメタルバンドであります。僕が彼等の音を初めて聴いたのは08年の2nd発表後でしたね。雑誌での新作レビューで高評価を受けていたのがキッカケでしたね。久々に「おお、これは凄いな!」と思ったバンドでしたね。ボーカルは非常に強力で、演奏に関しても非常にテクニカルで驚きましたね。すぐに1stに遡って聴いてみたのですが、これが“新人の1st”とは思えない凄い作品でした。今日の楽曲も1stの楽曲ですが、新人とは思えないでしょ。音楽性としては冒頭で言った通り“パワーメタル”ですが、PRIESTとHELLOWEENを7:3で混ぜた、という感じですかね(笑)。テクニカルな演奏に関してはどちらのバンドにもない“オリジナルなもの”を感じます。惜しむらくは「ジャケットのダサさ」ですかね。前も言いましたが、このジャケ、手に取って「聴いてみよう!」と思うようなモノでなく、何というか“B級クサさ”が滲み出てるモノであります(笑)。
 

2. IMPELLITTERI / BEWARE OF THE DEVIL

 IMPELLITTERIは「光速ギタリスト」クリス・インペリテリとボーカリスト、ロブ・ロックが結成したバンドあります。87年にEPを発表後、グラハム・ボネットはボーカルに迎え88年に1stを発表し一般的に知られる存在となります。ロブ・ロックがバンドに戻り2ndを発表しますが、内容が「俺の音楽性はネオクラだけじゃない!」というような「ファンクメタル的」作品であったため、日本では評価を得られませんでした。以後は日本のレーベルの助言もあり、ネオクラ的な音楽性に戻し作品を重ねます。この方向性で評価は戻りますが、基本的な音楽性が「ネオクラシカルメタル」ということもあり、本国アメリカよりも、ここ日本が“主戦場”となります。アメリカでの苦戦からか、この6thでは部分的に“ヘヴィロック的”な方向性を取り入れました。ただ、僕としては彼等に「他の要素」はそれほど求めていないんですよね(笑)。この後もメタルコアな方向性に走ったりしますが、現在は“ネオクラシカルメタル”に戻っております。
 

3. LAREINE / レッスン

 LAREINEは現在ソロで活動するKAMIJOを中心に94年に結成されたバンドであります。インディーズでの活動を経て99年にメジャー進出を果たしますが、アルバム1枚を残し01年に活動休止します。この時期の彼等は「現代に舞い降りた花の化身」というコンセプトでの活動でした。02年の末に活動を再開、これ以後はKAMIJOが設立したレーベルからの作品発表となり、インディーズでの活動となります。活動再開後のコンセプトは「THE WORLD OF ROMANCE」。僕は彼等がメジャーに進出した時は存在も知りませんでした。ま、V系ブームが終わりかけていたこともありましたし、僕の興味が“洋楽メタル”にいっていたのもあったのですが。実際に彼等に興味を持ったのはV系を特集した雑誌を読んでいて「あ、ルックスがマリスっぽい」という理由で「ちょっと聴いてみようかな」と思ったのがキッカケでした。ある意味、“期待どおりの音”で満足しましたね。
 

4. G.D.FLICKERS / I Cannot Stand For This

 G.D.FLICKERSはボーカル、JOEを中心に85年に結成されたバンドであります。結成当初は「グラスデッドフリッカーズ」というバンド名で活動し、その当時は後にZIGGYに加入する戸城さん、大山さん、松尾さんが在籍していました。そんな理由からこのバンドを知った人も多いのかなと。87年と88年にキャプテンレコードからミニアルバムを発表し、89年にメジャー進出を果たします。僕が高3の時ですね。前もお話ししましたが、当時はバンドブームということもあって、次から次にメジャー進出を果たすバンドがいて、僕等の仲間内でも“自分だけのお気に入りバンドを探す”というのがあって、各人音も聴いた事もないバンドのCDを買っておりました。このG.D.FLICKERSに関しては友人M君が音源を買っていましたので、借りてダビングしましたね。インディーズ時代は所謂“バッドボーイズロックンロール”という音でしたが、このメジャー1stではかなり“メロディアス”な方向にシフトした感がありました。
 

6. BUCK-TICK / Long Distance Call

 BUCK-TICKオリジナルアルバム特集、12週目、この作品は前作より1年5ヶ月ぶりに発表されたアルバムであります。ギターの今井さんによるとこの作品のサウンドのテーマは「アコースティックとノイズの両立」であり「無機的なものと有機的なものを融合した世界観をコンセプトとした」と語っております。そんな訳でアコースティックギターの使用頻度が他の作品よりもたかくなっているのが特徴ですね。また、今井さんは「前作までは1曲ごとに納得いくまでアレンジしていたが、本作はアレンジを煮詰めるのは可能だが、あえて隙間を残している」とも語っておりました。1曲目「疾風のブレードランナー」はアルバムのオープニングを飾るポップな楽曲です。2曲目「Long Distance Call」はメロディアスな楽曲ですが、曲調とは対照的に死や絶望を思わせる歌詞が特徴的な楽曲です。このような傾向はアルバム全体に見受けられ、これは作詞の櫻井さんが同時期に起こった「アメリカ同時多発テロ事件」の影響を受けての変化、と言われております。
 

7. FLIPPER'S GUITAR / Camera! Camera! Camera!

 FLIPPER'S GUITARは小山田圭吾井上由紀子が結成した「Pee Wee 60’s」が母体となったバンドであります。その後、バンド名を「ロリポップ・ソニック」へ変更し活動を続け、最後に小沢健二が加入します。メジャーデビューの際にバンド名を「FLIPPER'S GUITAR」に再度変更、89年に全曲英語詞の1st「three cheers for our side〜海へ行くつもりじゃなかった」を発表するも、直後にメンバー3人が脱退し、小山田と小沢の2人組となります。この2ndは彼等が一般的に知られるキッカケになったドラマ主題歌「恋とマシンガン」を収録した作品で、1stとは違い、全編日本語詞のアルバムであります。僕はリアルタイムで存在を知っていましたが、「軽すぎる」という理由で、まったく手を付けずにいました。きちんと聴いたのは小沢さんがソロでブレイクした時ですね。僕が“ネオアコ”という音を知ったのもこの時ですね。ただ、フリッパーズに関してはただのネオアコで終わっていないところが面白かったですね。
 

8. FLATBACKER / DANCE

 FLATBACKERは82年に札幌で結成されたメタルバンドであります。音楽性は聴いてのとおり、スラッシュメタルハードコアパンクの音楽性も取り入れた“非常に特徴的な音楽性”のバンドでありました。84年にヤマハ主催のコンテストで好成績をあげたことでメジャーの目に留まり85年にメジャー進出します。85年は僕が中2の時なのですが、振り返ると同級生の“耳の早いヤツ”はFLATBACKERを聴いていたよな、と思い出されます。当然、僕は“メタル”は全然聴いていなかったので、「そんなバンドあるんだ」ぐらいに話を聞いていましたけど。僕が初めて彼等の音を聴いたのは90年代の後半、本格的に洋楽メタルを聴き始めた時だったと思います。この音楽性は驚きましたね。「あ、こんなメタルもあるんだ」と。ボーカル、MASAKIの歌唱の凄さも驚いたのですが、何よりも“独特なギターリフ”に驚きましたね。「札幌にすげーバンドがいたんだ」と思いましたね。
 
 次回は「DEEP PURPLE」が登場します!

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