music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第893回ON AIRリスト(①2024年3月9日放送 ②2024年3月26日放送)

 さて、先週は我が家の金魚の記事をアップしました。ブログにアップすることで、「あの出来事はいつの事だったかな?」という時もブログ内のキーワード検索ですぐに調べられます。そんな訳で、我が家の“金魚の歴史”を調べてまとめる作業をしました。現在の3匹は我が家にきて4ヶ月半が経ちました。大きさが「大」「中」「小」と見事に分かれました(笑)。最初はほぼ同じ大きさだったのにね。大きな金魚がお亡くなりになったのを機に水槽の中に“壺”復活させました。以前の金魚が壺に入らないほど成長してしまったので、撤去したのですが今の子たちなら入れるかなと。最初は見向きもしなかったのですが、2週間程前から「小」の金魚さんの寝床になりました。落ち着くのでしょうかね。気に入ってくれて何よりです。

 今週はほぼ雪かきは無しの週でした。雪解けが進むかなと思ったのですが、気温が低くそれほど進みませんでした。来週から本格的に雪解けシーズンになりそうです。結果的に去年より遅いかなと。それでも“4時から雪かき”という生活からは脱しそうですね。

 ということで、

第893回放送の(’24年3月9日・’24年3月26日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. DEEP PURPLE / SPACE TRUCKIN' ('72年発表 6th「MACHINE HEAD」)
2. ARTENSION / THE LAST SURVIVOR ('02発表 6th「NEW DISCOVERY」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. Acid Black Cherry / Re:birth ('10年発表 9th SINGLE)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. ミン&クリナメン / 世界によろしく(全世界児童革命) ('87年発表 SINGLE)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. BUCK-TICK / ナカユビ ('03年発表 13th「Mona Lisa OVERDRIVE」)
6. BUCK-TICK / Sid Vicious ON THE BEACH ('03年発表 13th「Mona Lisa OVERDRIVE」)

★ MY FAVORITE SONG

7. レミオロメン / 3月9日 ('04年発表 2nd SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. ANTHEM / SHOUT IT OUT! ('88年発表 4th「GYPSY WAYS」)

 今回の目玉は、Acid Black CherryRe:birth。普通にイイ曲だと思います。

1. DEEP PURPLE / SPACE TRUCKIN'

 DEEP PURPLEはロンドンやドイツでセッション活動をしていたギタリスト、リッチー・ブラックモアがキーボーディスト、ジョン・ロードと共に67年に結成されたROUNDABOUTというバンドを母体としています。ドラマーのイアン・ペイス、ボーカルのロッド・エヴァンスらが加入しバンド名をDEEP PURPLEに改名し68年に1st「SHADES OF DEEP PURPLE」でデビューを飾ります。3rdまではジョン・ロードのオルガンをメインにした“アート・ロック”と呼ばれるような音楽性でしたが、ボーカルにイアン・ギラン、ベースにロジャー・グローバーを迎えた4thからはリッチーの卓越したギターワークを前面に押し出したハードロック路線にシフトし、世に知られることになります。この6thはハードロック路線3作目で、第2期PURPLEの最高傑作と呼ばれている作品です。この楽曲の他に「Highway Star」「Smoke On The Water」などが収録されており、リッチーは一躍ギターヒーローとして注目されることになります。
 

2. ARTENSION / THE LAST SURVIVOR

 ARTENSIONはウクライナ出身のキーボーディスト、ヴィタリ・クープリを中心に93年に結成されたバンドであります。聴いてのとおり音楽性はヴィタリのキーボードをメインにした“ネオクラシカルメタル”であります。ヴィタリのプレイが話題にはなるのですが、ボーカルのジョン・ウェストの歌唱も高い評価をされております。また、ギター、ロジャー・スタフルバッハの技巧的なプレイも素晴らしい。聴きようによっては“プログレメタル”としても聴けるかも。この作品、6作目ということで“安心して聴ける”というレベルに仕上がっております。キーボードが奏でる美旋律がメイン、ということで「メタルはうるさい!」と思っている人にもオススメできるかなと思います。個人的に思うのはジョン・ウェストは上手いのですが、「綺麗に歌いすぎ」というのが少し不満かな。疾走曲なんかはもっと“パワー”を感じさせる歌い方だと印象が変わると思うのですが。
 

3. Acid Black Cherry / Re:birth

 改めて紹介いたしますと、このAcid Black CherryJanne Da Arcのボーカリスト、yasuのソロプロジェクトであります。僕はJanne Da Arcをインディーズ1stから聴き続けてきた、ということもあって、このABCも流れで聴いたという感じでしたね。ま、正直“キーボードが抜けたJanne”という感じで聴いていましたね。ただ、よく聴くとJanneとは声以外はかなり違うのですがね。一番の違いは基本的にyasuが作詞、作曲、編曲まで手掛けている、というところかな。僕の知るところでは、バンドボーカルのソロ活動で“アレンジ”まで手掛ける人ってほとんどいないと思います。その部分では「あ、yasuって才能あるんだな」と思いましたね。楽曲づくりのセンスも良いと思いますし、「ソロになって正解!」という一人でしょうね。17年夏に頸椎損傷を原因とする体調不良で活動休止を発表、それ以降は音楽活動から遠ざかっていますが、才能のある人なので復帰して欲しいですね。
 

4. ミン&クリナメン / 世界によろしく(全世界児童革命)

 ミン&クリナメンは女性ボーカル、泯比沙子を中心にしたバンドであります。泯比沙子は83年から九州を中心に音楽活動を始めました。ライブ中に生きたセミを食べたり、自分の身体に針を突き付けたりするパフォーマンスが口コミで伝わり、インディーズシーンで名が知られることになります。いくつかのユニットやバンドを経て、泯比沙子withクリナメンを85年に結成します。今度はステージ上で下着を脱ぐパフォーマンスが写真週刊誌に掲載され「博多の狂乱娘」と呼ばれ、知名度が全国区になります。86年に1stミニをキャプテンレコードより発表、オムニバスの参加を経て、このシングルを有頂天や筋肉少女帯が所属する「ナゴムレコード」より発表します。彼女の声質もあって、“ロック”というより“ポップス”として聴けてしまいます。僕が初めて聴いた時の感想は「バックの演奏が安定しているな」でした。アマチュアとはおもえませんでしたね。
 

5. BUCK-TICK / ナカユビ
6. BUCK-TICK / Sid Vicious ON THE BEACH

 BUCK-TICKオリジナルアルバム特集、13週目、この作品は前作から11ヶ月ぶりに発表されたアルバムであります。ここ10年では最も短いスパンで発表された作品ですね。これは元々は収録曲の内の数曲は前作「極東I LOVE YOU」を2枚組にして収録する、という予定があったため“曲が出来上がっていた”ことに起因します。最終的にはこの作品を「極東I LOVE YOU」と対になる作品、と位置付けることになりました。そんな訳でこのアルバムの収録曲は前作と一転し、ハードコアテクノやミクスチャーロックの要素を取り入れた攻撃性のある作品に仕上がりました。この路線も今までになかったもので、「やっぱ、B-Tは凄いな」と思ったものであります。1曲目「ナカユビ」は前作の最後の曲を元に作られた楽曲です。また、2曲目「Sid Vicious ON THE BEACH」はギタリストの今井さんがメインボーカルを担当した楽曲であります。
 

7. レミオロメン / 3月9日

 本放送の放送日が3月9日なので選んだ楽曲です。確か以前も同じことをやった記憶が(笑)。僕が初めて聴いたレミオロメンの楽曲がこの曲でした。発売当初は完全スルーで、発売翌年の05年のドラマ「1リットルの涙」で知ることになります。このドラマでの沢尻エリカさんは最高でしたね。後にあのような事になるとはまったく思いませんでしたけど。ドラマでは彼等の「粉雪」も挿入歌に使用されていて、それからですね、「ああ、全部聴きたいな」と。ま、私お決まりのパターンですが最終的に“全作品コンプリート”に至ります。この楽曲“卒業ソング”としても使用されますが、元々は3月9日に結婚式を挙げた友人のために作られた楽曲です。歌詞をしっかり読めば確かに「結婚する友人へ」という意味が分かりますが、前半の「3月の風に想いをのせて桜のつぼみは春へと続きます」という歌詞と曲調で卒業式で歌われてもそれ程違和感はないかなと。
 

8. ANTHEM / SHOUT IT OUT!

 85年のメジャーデビューから3枚のアルバムでボーカルを務めた坂本英三が脱退するという事態に見舞われた彼等は新たなボーカルに森川之雄を迎えることになります。実は森川さん、ANTHEMがメジャーデビュー時に行ったボーカリストオーディションで最終選考まで残った人物であります。その時は坂本が選ばれますが、メンバーは森川のことを覚えていて、彼にオーディションを受けないかと打診しました。結果、加入が決定。ボーカリストがチェンジになると必ず前任者との比較になりファンの賛否が分かれるのですが、森川の加入時は「否」の意見はほとんど無かったと思います。むしろ彼の加入で“ワンランク上に行った”というファンが多かったのかなと。それほどのボーカリストですね彼は。リアルタイムで聴いていなかった私が後追いで1stから順に聴いた時も「あ、コレは凄い!」と思いましたものね。この「SHOUT IT OUT!」はライブの定番曲になった楽曲です。
 
 次回は「GALNERYUS」が登場します!

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