music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第885回ON AIRリスト(①2024年1月13日放送 ②2024年1月30日放送)

 さて、年末年始の10連休も終わり、仕事が始まりました。やはり予想どおりなかなか身体が“仕事モード”になりませんね(笑)。“早朝からの雪かき”の影響もあるのか、カラダの疲れがなかなか抜けない気がしております。そんな中、今日も早朝から雪かき。ただ、土曜日で休日ということもあって、時間を気にせず“やや”ゆっくり目で作業をしました。併せて車庫の上に積もった雪降ろしも。そんな訳で合計4時間の“運動”をしたところです。少し昼寝をしたのですが、夢の中でも雪と格闘をしておりました。余計に疲れた気がします(笑)。

 ところで、大晦日は家族で「紅白」を観ました。口パクの多さにはガッカリしたのですが、80年代、90年代の曲にはやっぱ嬉しくなりましたね。明かに感覚が“年寄り化”しているのを実感いたしました。

お正月にBS TBSでジュリーの特番が放映されていたのを拝見いたしました。やっぱ、カッコ良かったです! ちなみに私は職場のクリスマス会の余興でジュリーの「ダーリング」を歌わせて頂きました(笑)。

 ということで、

第885回放送の(’24年1月13日・’24年1月30日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. TESTAMENT / LOW ('94年発表 6th「LOW」)
2. WHITESNAKE / IS THIS LOVE ('87発表 7th「WHITESNAKE (SERPENS ALBUS)」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. 摩天楼オペラ / Innovational Symphonia ('12年発表 15th SINGLE)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. エレファントカシマシ / 待つ男 ('88年発表 2nd「THE ELEPHANT KASHIMASHI II」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. BUCK-TICK / NATIONAL MEDIA BOYS ('90年発表 5th「悪の華」)
6. BUCK-TICK / KISS ME GOOD-BYE ('90年発表 5th「悪の華」)

★ MY FAVORITE SONG

7. ポルノグラフィティ / Winding Road ('06年発表 21st SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. SPERMA / Like A Fire ('91年発表 1st「女帝復活」)

 今回の目玉は、エレファントカシマシの待つ男。この時期の彼等も知って欲しいですね。

1. TESTAMENT / LOW

 最初にお断りです。僕はTESTAMENTについてはベストアルバムしか所有しておりません。ということで選曲もベストアルバからとなります。実は私、「ベイエリアスラッシュ」と呼ばれるバンドに関しては“ベストアルバムのみ”というのがほとんどであります。聴いてみて「あ、カッコイイなあ」とは思うのですが、いざ集めるとなるとちょっと面倒で(笑)。こういう番組をやっているなら、このTESTAMENTとEXODUSぐらいは揃えないといけないな、とは思ってはいるのですが。音の特徴としては“ザクザクと切り刻むようにソリッドに鳴らされるギタートーン”いわゆるベイエリア・クランチと呼ばれる音ですかね。これは確かにそれ程聴き込んでいない僕にも「お、カッコイイ!」となりますね。この作品は発表時期もあって、従来のベイエリアスラッシュをよりグルーヴィーにした音、に仕上がっていると思います。素直にかっこいい音です。
 

2. WHITESNAKE / IS THIS LOVE

 改めて紹介するとWHITESNAKEは元DEEP PURPLEのボーカリスト、デイヴィッド・カヴァデールを中心としたバンドであります。カヴァデールはPURPLE解散後、ソロ活動を経てバンド活動を開始、英国や日本で人気を集めます。しかし、本場、米国では一部のマニアにしか受け入れられませんでした。米国での成功を悲願としたカヴァデールはメンバーをリセットし6th「SLIDE IT IN」を発表、これが米国でダブルプラチナムのセールスを挙げます。そして発表されたのがこの7th。カヴァデールはレコーディング前に喉のポリープ手術をしたことによって高音がよく響くようになりました。また、ギタリストにジョン・サイクスを迎えたことによりブルースロックを基調としたスタイルから、モダンなハードロックバンドへと変貌いたしました。結果、800万枚を超えるセールスを記録いたします。今日はそんなアルバムから代表曲でもあるバラードをお送りしてみました。
 

3. 摩天楼オペラ / Innovational Symphonia

 僕がこの摩天楼オペラを知ったのは10年頃だったと思います。メタル雑誌「BURRN!」が“邦楽メタル”を積極的に取り上げるようになった時期ですね。特に見た目が“ヴィジュアル系”であっても音楽性が「メタル」であれば取り上げる、というのが驚きでしたね。昔の「BURRN!」では絶対に有り得ない事でしたからね。00年代に入ってから新しいV系バンドからは遠ざかっていた私ですが、この影響もあって“V系メタル”を聴くようになりましたね。この摩天楼オペラもそんなバンドの一つであります。歌唱はV系、音は完全なメタルであります。シンフォニックメタルからの強い影響を感じるバンドですね。僕みたいな「V系もメタルも好き」という“二刀流”には間違いなく受け入れられるバンドかなと。ボーカルのヴィブラート唱法が好みの分かれるところかと思いますが、この歌唱力の高さがそんな問題を気にしないものにしていると思います。
 

4. エレファントカシマシ / 待つ男

 先日の紅白でも豪快なパフォーマンスを見せてくれたエレカシです(笑)。昔からの彼等を知っている僕なんかは「宮本さんもだいぶ丸くなったなあ」と微笑ましく拝見させていただきました。僕が彼等を初めて知ったのは高校時代に深夜に放送されていたMV紹介番組「ミュートマジャパン」でした。そこで目にした彼等のパフォーマンスは一言「怖い」でしたね。迫力というか宮本さんの歌唱からは“狂気”も感じました。「あ、このバンドは絶対に聴くことはないだろうな」と正直思いました。それから8年後、「今宵の月のように」が大ヒット、ウチのカミさんがアルバムを買うことになりました。「コンプリート」に拘る私の性格もあって、昔は「絶対に聴かない」と思っていたエレカシの作品を集めることに(笑)。聴いてみると、さすがに耳もある程度肥えていたので「結構いいじゃん」と思いましたね。今日は僕が「怖い」と感じた初期の作品からの1曲をお送りしました。
 

5. BUCK-TICK / NATIONAL MEDIA BOYS
6. BUCK-TICK / KISS ME GOOD-BYE

 BUCK-TICKオリジナルアルバム特集、5週目、前作「TABOO」発表後のツアー最中にギタリストの今井さんがLSD使用による大麻取締法違反で逮捕されたことにより、バンドは半年間の活動休止を余儀なくされます。謹慎明けの89年12月に初の東京ドーム公演を成功させて発表されたのがこの「悪の華」というアルバムであります。当時、僕はそのアルバムタイトルに「今井さんの事件があったのに随分と挑戦的なタイトルだなあ」と思った記憶があります。やはりスタッフからも賛否両論があったようですが、このタイトルを超えるものがなかったそうです。1曲目「NATIONAL MEDIA BOYS」は作詞・作曲ともに今井さん。「とにかく変態的で、メロディーはキレイで、妙に明るかったりマイナーになったり。グチャグチャにしようって」と語っておりました。僕もアルバムの最初にこの曲が流れてきた時、「かなり変態的なメロディー」と思いましたね。2曲目「KISS ME GOOD-BYE」はアルバムラストを飾る楽曲。このゴシック感覚が大好きですね。
 

7. ポルノグラフィティ / Winding Road

 僕がポルノグラフィティ初めて拝見したのが、NHKの「ニューBSヤングバトル」というアマチュアバンドコンテスト番組でありました。確か96年だったと思います。正直に言うと、バンド名は印象に残ったのですが、楽曲は印象に残らなかった(笑)。同じ大会に出場していたSEX MACHINEGUNSの方が気に入りましたね。それから3年、デビューシングル「アポロ」を音楽番組で演奏しているのを観て、「あ、あのバンド、デビューしたんだ」とちょっと驚きましたね。楽曲が良かったこともあって、すぐにシングルを購入した記憶があります。調べてみるとヤングバトル出場後、ほどなくしてソニーと契約したそうですが、2年程の“育成期間”を経てのデビューだったみたいですね。僕はなんとなくですが「ブレイクするかも」とは思っていましたが、翌年のシングルヒット連発で僕の予想を超えるブレイクを果たしてくれましたね。この楽曲は2人体制になってから初のチャート首位獲得作品であります。
 

8. SPERMA / Like A Fire

 SPERMAはパンクバンド「THE CONTINENTAL KIDS」のベーシスト、RANKOさんをリードボーカルに配して結成されたパンクバンドであります。85年にインディーズからシングルを発表し、レコードデビューを飾ります。一時期、活動が停滞しますが、メインのコンチが90年に活動を停止した後に再始動します。再始動後はパンクではなく音楽性を“ハードロック”にシフトし、3枚のオリジナルアルバムを残しますが、97年にRANKOさんが子宮がんで他界しバンドは活動休止となります。僕はコンチの作品を聴いていた、ということもあって、このバンドの存在はかなり早くから知っていたのですが、認識不足もあってまさか“本格的なハードロック”を演奏していたとは思いませんでした。それを知ったのが今から5年程前で試しにこの1stを入手し聴いてみたところ、「こりゃあ、カッコイイ!」となって全作品を揃えました。バンド名が下品なので敬遠する方もいるかと思いますが、音は本物です。
 
 次回は「JURASSIC JADE」が登場します!

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