music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第883回ON AIRリスト(①2023年12月30日放送 ②2024年1月16日放送)

 さて、今年最後の更新です。今週前半も「雪かき」に追われました。長時間の雪かきはやっぱり“運動”になりますね(笑)。体重が一気に3キロ減りました。ここ3日程は雪もやみ、落ち着いております。僕の町内会の道路もやっと排雪が入り“1車線状態”が解消されました。さて、私が「雪が降っていない時」にすること。それは、毎日の雪かき時には時間が足りなくて出来ない“細かい仕上げの作業”。具体的には“踏み固められて厚くなった雪を削る”という作業であります。ということで、本日は早朝から家の周りで「雪の層が厚くなっている個所」を削りました。毎日、雪かきをまめにやっているつもりでも“雪の層”は5センチぐらいになっています。それを2時間程かけて処理しました。自己満足ですが“冬の理想形”に近付いたような気がします。

 本日から年末年始休暇が始まりました! 今回の休暇は土日・祝日の繋がりの関係で、なんと「10連休」であります。ま、元旦は恒例の“新年挨拶”と“お雑煮提供”のため、半日程の勤務がありますが、残りは完全なオフであります。こんな連休は「99年に鎖骨を折って3週間の入院」以来ですね。長期休暇を満喫したいと思います。

 この1年、いろいろありましたが、一番の出来事は「番組収録が自宅収録になった」ことでしょう。そのタイミングでウチの息子も番組を開始することになったので、ミキサーやマイクなどを新規に揃えたのですが、共有で使用できるので“余計な投資”とはならなかった気がしております。実際、“好きなときに収録できる”というのは便利だったかな。

 あと17回で「放送900回」を迎えます。何事も無ければ新年度開始がその時なのかなと。来年もヨロシクお願いいたします! 良いお年を!

 ということで、

第883回放送の(’23年12月30日・’24年1月16日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. IRON MAIDEN / NO MORE LIES ('03年発表 13th「DANCE OF DEATH」)
2. ARCH ENEMY / SILENT WARS ('03発表 5th「ANTHEMS OF REBELLION」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. GLAY / Winter,again ('99年発表 16th SINGLE)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. ZIGGY / GLORIA ('88年発表 2nd「HOT LIPS」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. BUCK-TICK / …IN HEAVEN… ('88年発表 3rd「SEVENTH HEAVEN」)
6. BUCK-TICK / PHYSICAL NEUROSE ('88年発表 3rd「SEVENTH HEAVEN」)

★ MY FAVORITE SONG

7. T.M.REVOLUTION / Burnin' X'mas ('98年発表 10th SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. VOW WOW / SIGNS OF THE TIMES ('86年発表 3rd「III」)

 今回の目玉は、GLAYWinter,again。名曲だと思う。

1. IRON MAIDEN / NO MORE LIES

 本年最後、ということで“メタルの王者”メイデンの楽曲にしてみました。この13th「DANCE OF DEATH」はここ日本では「死の舞踏」というタイトルで発表された作品で、00年に6人編成となってから2作目の作品となります。前作は「メイデン本来の作品に戻った!」と絶賛されましたが、楽曲の多用さや完成度に関しては今作の方が数段上回っております。比較的コンパクトな楽曲、長尺のプログレッシヴな楽曲、初のアコースティックバラードなど様々なタイプの楽曲が収録された作品ですね。アルバムトップを飾る1曲目は掴みとしては若干弱いですが、それ以降の楽曲は素晴らしいの一言です。個人的にはこのアルバムのツアーの札幌公演を体験した、ということもあって思い入れのある作品ですね。ナマのメイデンはやっぱ凄かったですね。
 

2. ARCH ENEMY / SILENT WARS

 この5thはボーカルが女性のアンジェラ・ゴソウにチェンジしてから2作目となる作品です。このアルバムは前作発表後のアメリカツアーでの観客の反応を受け「ライブ向けの楽曲を書く」ということを念頭に制作された作品とのことです。その結果、リフやリズムに重点を置いた作風となり、リードギターのメロディー面では地味な作品となりました。ただ、楽曲の充実度が落ちた訳ではなく、充実したアルバムとなっております。今日は比較的アップテンポの楽曲を選曲しましたが、ミドルテンポの楽曲が多く、メロデス特有の“泣きメロ”が少なくなったと感じました。攻撃的なメタルを好むファンには受け入れられそうですが、従来の“正統派的手法”を好んでいたファンには敬遠されそうなアルバムでありますね。いつも思うのですが、彼等の楽曲を聴かせて“ボーカルが女性”と言っても信じられることはないでしょうね。
 

3. GLAY / Winter,again

 この楽曲はGLAYの代表曲のひとつですね。この年のオリコン年間チャート2位を記録しました。売上枚数165万枚は彼等のシングルで最大のセールスであります。また、この年の日本レコード大賞と有線対象を受賞しました。この時期のTAKUROのソングライティングは神懸っているとさえ思ってしまいます。個人的にGLAYというバンドにはかなりの思い入れがありました。彼等がインディーズ1stをエクスタシーレコードから発表した時、僕は“エクスタシー所属だから”という理由だけで購入したのですが、内容の素晴らしさから「絶対メジャーでブレイクする!」と確信しました。ただ、メジャー進出後、すぐにはブレイクしなかったので「アレ? 勘が外れたか?」と思いました。そんなこともあって、SG「グロリアス」、AL「BEAT out!」でのブレイクは嬉しかったですね。「ほら、やっぱりね」という感じで。ただ、ベストアルバムが500万枚のセールスを記録するバンドになるとは予想外でしたね。
 

4. ZIGGY / GLORIA

 この「GLORIA」はやっぱりZIGGYの代表曲になるでしょうね。発表から1年後の89年にドラマ「同・級・生」の主題歌に採用され大ヒットしました。この楽曲のヒットでZIGGYを聴き始めた人もかなりいると思います。実は僕もそのひとりであります。音楽雑誌などでバンドの存在は知っていましたが、楽曲を聴いたことはありませんでした。僕は彼等のルックスから「グラムロック的な音」というのを勝手に想像していましたが、聴いてみるとポップでキャッチーで“歌謡曲的な歌メロ”に驚きました。この“歌謡曲的な歌メロ”というのが僕のツボに入りましたね。当時、僕の周りでZIGGYのCDを所有している人がいなかったので、レンタルで全作品をダビングした記憶があります。現在もZIGGYは存在しておりますが、僕の中では“メジャーデビュー時の4人”の時代、オリジナルアルバムでいうと5thまでが「ZIGGY」ですかね。
 

5. BUCK-TICK / …IN HEAVEN…
6. BUCK-TICK / PHYSICAL NEUROSE

 BUCK-TICKオリジナルアルバム特集、3週目、この作品は前作からミニアルバムを挟んで7ヶ月のスパンで発表されたメジャーから2作目のアルバムとなります。チャート最高位3位を記録したアルバムであります。前作までほとんどの楽曲が今井さんの作詞・作曲でありましたが、今作では半数の楽曲で櫻井さんが作詞をし、作曲については星野さんの楽曲が収録されました。このアルバム制作時はリリース間隔が短い中での曲作りやレコーディング以外のプロモーションの仕事などでメンバーのスケジュールが超過密になり寝る時間がほとんどなかったとのことです。ギターの今井さんは「レコーディングがイヤでイヤでしょうがなかった。曲を作って、出来たらメンバーに教えてレコーディング。また家で曲作って…の繰り返しでとにかく休みが欲しかった」と語っていました。僕個人としてはBUCK-TICKというバンドの存在を知ったのがこの時期だったと思います。ただし、音にはまだ触れていませんでした。
 

7. T.M.REVOLUTION / Burnin' X'mas

 さて、クリスマスは終わってしまいましたが、今月のこのコーナーは“クリスマスソング特集”という事なので、最後に1曲お送りしてみました。前年の5thSG「HIGH PRESSURE」で一気にブレイクしたT.M.REVOLUTION。この時期の彼はまさに“絶頂期”だったと思います。ノンタイアップながらしっかりと成績を残した楽曲ですね。彼がブレイクした時まっ先に思ったのが「あのLuis-Maryのボーカルが…」でしたね。彼のバラエティーでの対応力と浅倉さんの楽曲の良さ、そして何よりも彼自身の高い歌唱力がブレイクの理由だと思っております。僕はカミさんと彼の札幌公演は観たのですが、やっぱり歌唱力の高さに感心しましたね。たまにライブではイマイチのアーティストがいますが(笑)、彼は紛れもない“本物のボーカリスト”でしたね。
 

8. VOW WOW / SIGNS OF THE TIMES

 さて、「今年の最後はどのバンドで締めようかなあ」と思い、私が選んだのはVOW WOWです。この3rdはメタル雑誌「BURRN!」のレビューで94点の評価をされた作品です。当時、ジャパニーズメタルの作品に非常に厳しかった「BURRN!」での高得点は彼等が“本物”として評価されていた、ということだと思います。この年の秋には活動拠点をイギリスに移し、本格的に世界規模の活動をしていくことになったので、彼等がここ日本を拠点にしていた時代の最後のアルバムであります。この作品ではキーボードの厚美さんが積極的に作曲に関わりました。そのことにより曲のヴァリエーションが広がり、また、ドラマティック性も増したと思います。本日の楽曲はそんな厚美さん作曲の楽曲です。そして何よりもボーカル人見さんの圧倒的な歌唱。ジャパニーズハードロックの超名盤であります。
 
 次回は「GUNS 'N ROSES」が登場します!

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※再放送は毎週火曜日18時00分に放送開始