music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第884回ON AIRリスト(①2024年1月6日放送 ②2024年1月23日放送)

 新年明けましておめでとうございます。さて、今年最初の更新です。今日で10連休の8日目を終えました。一週間ほど雪がまったく降らなかったので、とても“楽”な年末年始でありました。このような年末年始は初めてかも知れません。しかし、今日は朝から“ベタ雪”が降っており、久々の「雪かき」をしました。一週間ぶり、というのに加えベタ雪で「重い」ということもあって、かなりの運動になりました。おそらく明日の朝も“重い雪の雪かき”になるのかな。ところで、年末年始は何をしていたかというと「ゴロゴロしていた」という感じですかね。ニュースを観たり、読書をしたり、少しの昼寝、という感じ。これほどの長期休暇は初めてなので、少し仕事のことは忘れてリラックスしておりました。

 今日は朝からCD棚の整理をしておりました。ここ数ヶ月やっていなかったので、新譜は積みっぱなし、という状態。意外にも1時間程で終了したので、読書して昼寝して、という一日でした。こんな生活していると仕事が始まるとキツイなあ(笑)。

 ということで、

第884回放送の(’24年1月6日・’24年1月23日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. GUNS 'N ROSES / WELCOME TO THE JUNGLE ('87年発表 1st「APPETITE FOR DESTRUCTION」)
2. HALFORD / SAD WINGS ('00発表 1st「RESURRECTION」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. Janne Da Arc / feel the wind ('01年発表 11th SINGLE)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. KATZE / AGAIN ('90年発表 4th「LOVE IS HERE」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. BUCK-TICK / TOKYO ('89年発表 4th「TABOO」)
6. BUCK-TICK / ANGELIC CONVERSATION ('89年発表 4th「TABOO」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 谷村新司 / 12番街のキャロル ('85年発表 14th SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. LOUDNESS / CRAZY DOCTOR ('84年発表 4th「DISILLUSION -撃剣霊化-」)

 今回の目玉は、KATZEAGAIN。今でもこのバンドを大好きな人ってかなりいると思う。

1. GUNS 'N ROSES / WELCOME TO THE JUNGLE

 彼等の1stは今でも「衝撃のファーストアルバム!」と言われており、ハードロック史に残る超名盤でもあります。85年にボーカルのアクセル・ローズとギタリストのトレイシー・ガンズ、イジー・ストラドリンによってバンドは結成されます。ただ、トレイシーはすぐに脱退しL.A.GUNSを結成するのですが。バンドはギタリストのスラッシュ、ベーシストのダフ・マッケイガン、ドラマーのスティーヴン・アドラーなどのメンバーを加え、LAのクラブシーンで頭角を現します。86年に自主製作のミニアルバムを発表後、ゲフィンレコードと契約、87年にこの1stを発表します。ただ、この1st、最初から爆発的にヒットした訳ではなく、「WELCOME TO THE JUNGLE」や「SWEET CHILD O’MINE」などのシングルヒットをキッカケに徐々にセールスを伸ばし、発表1年後に全米1位を獲得いたしました。意外にも“演歌”的なチャートアクションを記録した作品であります。
 

2. HALFORD / SAD WINGS

 93年にJUDAS PRIESTを脱退したボーカリストロブ・ハルフォードはFIGHTというバンドを結成し、モダンヘヴィネスな音を提示し2枚のアルバムを発表、その後、TWOというバンドを結成し今度はインダストリアルな音を提示します。このバンドはアルバムを1枚発表しただけで消滅しますが、彼はPRIESTでは出来なかった“流行りの”音を表現したかったのでしょうね。そんな彼が次に求めたのは“原点”でもある正統派メタルでありました。プロデューサーには3年前にメイデンの元ボーカル、ブルース・ディッキンソンを“メタルの世界”に引き戻した「ロイZ」を起用しました。そして完成したのがこの「RESURRECTION」というアルバムです。この作品を初めて聴いた時、「そうそう、コレだよ! コレ!」という気持ちでしたね。結局、ロブもブルースもメタルシーンに復帰したことで、欧州では正統派メタルの再評価の波が来ることになりました。中盤はちょっとダレるのですが、名盤だと思います。
 

3. Janne Da Arc / feel the wind

 Janne Da Arcはインディーズの1stを何気なく購入したところ、「あ、結構イイかも」となり、作品を継続して購入しておりました。特に演奏力の高さに感心しましたね。00年にメジャー進出しますが、大ブレイク、といったところまでのセールスは挙げておりませんでした。僕の印象では「メジャーになってからはちょっとソフトになったかな」と感じておりました。ま、この方向性がバンドの狙いだったと思いますが。この楽曲は彼等の「ブレイク寸前」の時期に発表された楽曲であります。この次に発表される3rdでチャート最高位6位を記録し遂にブレイクを果たします。僕が目を付けてから4年程経っていたので「ちょっとブレイクまで時間が掛かったかな」というのが当時の率直な感想でした。結局、この後は一般的にも認知され、活動休止まで安定したセールスを記録することになります。方向性の変化が“吉”となった例ですね。
 

4. KATZE / AGAIN

 KATZEは86年に下関市で結成、88年にメジャーデビュー、91年に解散したバンドであります。メジャーでの活動期間は2年半、という期間でしたが、凄く好きなバンドでしたね。僕が初めて彼等の楽曲を聴いたのは高3の頃だったと思います。2ndが発売されて3ヶ月ぐらいだったかな、女子の友人から「KATZEってイイから聴いてみて!」と言われて1stと2ndを同時に聴いたのが初めてでした。まず、「楽曲の良さ」に魅かれましたね。音楽雑誌でも“ポストBOOWY”と紹介されていたような気がします。僕の中では「楽曲はBOOWY、歌詞は尾崎」というような押さえでしたね。つまり、BOOWYも尾崎もどちらも好きだった僕にとっては“どちらも満たすバンド”だった訳ですね。突然の解散はとても驚きましたし、残念でしたね。チャート的にも“大ブレイク寸前”までいっていましたからね。未だに解散理由は謎ですが、メジャーでの“楽曲量産体制”に付いて行けなかった、と言われております。
 

5. BUCK-TICK / TOKYO
6. BUCK-TICK / ANGELIC CONVERSATION

 BUCK-TICKオリジナルアルバム特集、4週目、この作品も前作から7ヶ月のスパンで発表された作品であります。この間、メジャーでの1stSG「JUST ONE MORE KISS」を発売し、チャート最高位6位を記録しておりました。僕が初めて購入した彼等の音源がこのSGでしたね。これが気に入って過去作を一気に揃えました。この時点で「次のアルバムで大ブレイク!」と勝手に予想しておりました。これまでの彼等のアルバムは基本的に“ポップ”でしたが、この作品は“ダーク”な作品でしたね。ただ、僕はこの変化が凄く嬉しかった記憶があります。「ルックスは過激なのに歌はポップ」などと言われて彼等が「ルックス相応の楽曲を演奏するバンド」になったのが。インタビューでも「前作までポップ過ぎて、歌謡曲っぽいと言われた反動があって、ダークでハードなものを作りたかった」と語っておりました。僕が“ゴシック的な音”に興味を持ったのはこのアルバムがキッカケになったと思っています。
 

7. 谷村新司 / 12番街のキャロル

 皆さんご存知のように、谷村さんは昨年10月に逝去なされました。この番組ではそれ程紹介しておりませんが、実は私、アリスがかなり好きであります(笑)。その流れで、谷村さん、堀内さんの楽曲も好きです。僕が高1入学時にCDコンポを買ってもらったとき、一緒に買った初めてのCDが「ゴダイゴ・ベストコレクション」と「アリス・ツインベスト30」でしたからね。通販限定ボックスで「アリス栄光の軌跡」という10枚組BOXも購入しました。小学生の頃からアリスや谷村さんの楽曲は耳にしていましたが、やっぱりそのメロディーの良さ、というものに魅かれていたと思います。今日はそんな谷村さんの楽曲を何か、ということで選んでみました。この楽曲、作詞は谷村さん、作曲は佐藤隆さんなのですが歌詞がなんか響いてね、好きなんですよね。
 

8. LOUDNESS / CRAZY DOCTOR

 僕はDEAD ENDやREACTIONなどの所謂「第2世代」から聴き始めたこともあって、LOUDNESSに関しては少し後追いで聴いた人であります。それもしばらくは「ベストアルバムのみ」という状態でありました。オリジナルアルバムを初めて聴いたのは00年ぐらいだったと記憶しております。個人的には1st~4th、つまり米国進出前の作品が気に入りましたね。特にこの4thは“米国進出前の集大成”という感じで大好きな作品であります。ギタープレイは当時、世界の中でも有数のモノだったと思います。彼のプレイは海外のミュージシャンからも絶賛されていたそうです。この時期の彼等はアメリカの一部のメタルファンには知られる存在になっていまして、発売時点では当然米国では発売されてはいませんでしたから、米国のファンは高額だった日本盤を購入していたとのことです。ま、後に全曲英語詞で歌った“English Version”が発売されるのですがね。
 
 次回は「TESTAMENT」が登場します!

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