music mania ちばちゃん

4月20日(土)は21時からは「第899回」の放送! 4月23日(火)の18時からは「第897回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第834回ON AIRリスト(①2022年12月24日放送 ②2023年1月22日放送)

 さて、私の職場の“本年最大のイベント”、「新施設への移転」が19日に無事に終了しました。まだまだ落ち着きませんが、少しホッとしております。当初の予定は今月5日でしたが、クラスター発生で2週間延期になりました。この1ヶ月半、我々、事務部門は「移転準備」と「クラスター対応」で休日出勤が続きました。管理職は1ヶ月半の間、休暇なしでした。私以外は。私は踵のケガで4日の休暇を頂いたので。そんな訳でみんなにとって今週末は「久し振りのオフ」であります。疲れが溜まっていたのかほとんど昼寝していましたけど。

 “踵のケガ”は長時間の歩行はキツイですが、9割程治った感じですね。ただ、新施設は結構広いので、どうしても歩く距離が長くなるので疲れます(笑)。

 この放送、今週が今年最後の放送になります。大晦日は局の特番が入ることもあるので、最初から枠を空けているためであります。でも、今年はないのかな? ま、スケジュールも詰まっていたので、丁度良いブレイクになるかな。次回放送は「1月7日」です。

 ということで、

第834回放送の(’22年12月24日・’23年1月22日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. ACCEPT / METAL HEART ('85年発表 6th「METAL HEART」)
2. BADLANDS / DREAMS IN THE DARK ('89発表 1st「BADLANDS」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. BUCK-TICK / DOLL ('05年発表14th「十三階は月光」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. LAUGHIN' NOSE / SOS ('86年発表 Mini「SOS」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. ラ・ムー / Rainy Night Lady ('88年発表1st「Thanks Giving」)
6. ラ・ムー / One And Only ('88年発表1st「Thanks Giving」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 田村直美 / One Step ('10年発表SELF COVER「Pearly Gate」)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. Unlucky Morpheus / Serene Evil ('22年発表「evolution」)


 今回の目玉は、ラ・ムー2曲。このアルバム、非常に出来が良いです。再評価求む!

1. ACCEPT / METAL HEART

 80年代のジャーマンメタルを代表するACCEPT。前作の5thでアメリカ進出を果たした彼等がヨーロッパ全土、そして日本での支持基盤を強固なものとしたのがこの6th。またこの時期の彼等はPRIEST、MAIDEN、SCORPIONSと並び“欧州発HM”の代表的存在となる地位も獲得していました。このタイトル曲はチャイコフスキーの「スラブ行進曲」とベートーヴェンの「エリーゼのために」からの引用があることでも有名であります。全体的にはクラシックエッセンスが散りばめられていたり、キャッチーなコーラスを導入していたり“聴きやすい”作りになっていますが、音は重く、徹頭徹尾“メタル”な仕上がりになっております。彼等の最高傑作に挙げるファンも多いですね。
 

2. BADLANDS / DREAMS IN THE DARK

 BADLANDSはオジーの3rd、4thでギタリストを務めたジェイク・E・リーが元BLACK SABBATHのボーカル、レイ・ギランと結成したバンドであります。音楽性は聴いてのとおりブルーズをベースにしたエモーショナルなハードロックであります。オジー時代のジェイクのフラッシーなプレイを知る者からすれば少々意外な音であります。ギタープレイも渋くて素晴らしいのですが、レイのパワフルなボーカルが非常にイイですね。この時期、MR.BIGやBLUE MURDERなど所謂“スーパーバンド”が相次いでデビューしましたが、成功したのはMR.BIGのみ。内容は素晴らしいのにセールスに結び付きませんでしたね。
 

3. BUCK-TICK / DOLL

 この「十三階は月光」というアルバムはゴシックをテーマにしたBUCK-TICK初のコンセプトアルバムであります。これまで、アルバム毎に様々なジャンルの音を取り入れたアルバムを作ってきた彼等ですが、個人的に“もっともシックリいくもの”がゴシックだったかなと。そんな訳で、初めてこのアルバムを聴いた時は「待ってました! コレだよコレ。」という感じでしたね。アルバムの特徴としては楽曲のカラーは統一されているのに曲調はバラエティー、というところかな。この「DOLL」という曲の作曲者は今井さん。やっぱ独特のセンスですね。彼のようなメロディーメーカーは他にいないと思います。
 

4. LAUGHIN' NOSE / SOS

 メジャーデビュー前に有頂天、THE WILLARDと共に「インディーズ御三家」と言われたバンドです。その中でもトップを走っていたのがこのLAUGHIN' NOSE。初期はハードコアパンクでしたが、徐々に“普通の”パンクロックに音がシフトし絶大な人気を獲得します。その勢いのままメジャーに進出、87年の野音ライブにおける死亡事故が起こるまでの2年間、まさに“インディーズシーンから現れたヒーロー”という感じの活躍でした。彼等の失速とともに台頭してきたのがブルーハーツです。「野音の事故がなかったら、どんな展開になったのだろう?」とは思わずにはいられません。
 

5. ラ・ムー / Rainy Night Lady
6. ラ・ムー / One And Only

 「伝説のバンド」とも言われ、ギャグのネタにもなった菊池桃子さんが率いた「ラ・ムー」ですが、近年の“シティーポップブーム”の中で再評価されているということです。個人的には再評価される前から唯一のアルバム「Thanks Giving」は素晴らしい出来だと感じていました。音楽的には当時、日本にあまり馴染みが無かったR&Bやファンクなどのブラックミュージックをベースにしたサウンドでした。「中期以降のカルロスオメガの楽曲を桃子が歌う」という感じかな。当時、“ロックバンド結成”などと宣言せずに“自然に”音楽性が変わった、というような流れにしていたら結果は変わっていたのかなと思います。このアルバム、推しです。
 

7. 田村直美 / One Step

 今年最後の放送、ということで個人的に“今年一番聴いた曲”というものをチョイスしてみました。4月に原曲の「PEARL版」をお送りしたので、今回はソロでのセルフカバーバージョンにしてみました。多くの人は今では「ゆずれない願い」の一発屋、みたいに思っている人が多いのが悔しいですね。彼女はもっと評価されてもいいボーカリストだと思います。
 

8. Unlucky Morpheus / Serene Evil

 今年最後を飾るのは昨年同様にUnlucky Morpheusにしてみました。オリジナルとしてはミニアルバムを含めて5作目となる作品です。前作がかなりエクストリーム色の強かった作品でしたが、この作品はデスヴォイスコーラスも封印し、FUKIの歌に絞った作品になりました。個人的は大歓迎ですね。この楽曲はまさに“王道のメロスピナンバー”ですね。JILLさんのヴァイオリンも効いていますし、“あんきもらしさ”に溢れた楽曲だと思います。僕の中で“今、一番ライブを観たいバンド”ですね。
 
 次回は「ストロベリーソングオーケストラ」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。

★ Midnight Best Vol.103 ON AIRリスト

聖飢魔Ⅱ / 1999 BLOOD LIST ('99年発表)、1999 BLACK LIST ('99年発表)

 放送時間は2時間30分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!

お知らせ:「エフエムもえる」のHPで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。(6分間)
 アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
      【ページのいちばん下であります】
以上!

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放送局は  エフエムもえる です!

「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)

※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始