第590回ON AIRリスト（①2018年2月10日放送 ②2018年5月13日放送）

　さて、冬季オリンピックが始まりました。今回は「時差が無い場所」ということで、最初は喜んだのですが、よく考えると、日中の競技は仕事中なのでリアルタイムで観戦できないことに気付きました。やっぱ、「夜中にじっくり観る」のがいいかな。個人的にはスキージャンプと女子カーリングが楽しみです。

　この番組、４月２１日の放送で６００回を迎える予定です。２年ごと、１００回をメドにＢＧＭを変更しているのですが、６０１回目以降のＢＧＭを現在考慮中です。

　今シーズン、雪かきのおかげで１日に歩く「歩数」が大幅にアップしています。多い日は１４０００歩を超える時もあります。健康的かな？

　ということで、

第590回放送の（'18年2月10日・'18年5月13日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. U.D.O. / METAL EATER ('91年発表 4th「TIMEBOMB」)
　2. VANDENBERG / WAITING FOR THE NIGHT ('83年発表 2nd「HEADING FOR A STORM」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. BUCK-TICK / SABBAT ('90年発表 5th「悪の華」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. PRINCESS PRINCESS / モーション・エモーション ('87年発表 1st「TELEPORTATION」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. T-BOLAN / JUST ILLUSION ('92年発表 3rd SINGLE)
　6. T-BOLAN / Bye For Now ('92年発表 6th SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. JUDY AND MARY / RADIO ('94年発表 4th SINGLE「Hello! Orange Sunshine」C/W)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. ARK STORM / FLAME OF HOPE ('13年発表 BEST「THE ULTIMATE -THE BEST OF ARK STORM」)

　今回の“目玉”は、 VANDENBERG の WAITING FOR THE NIGHT 。この曲展開、好きですね。

1. U.D.O. / METAL EATER
　U.D.O.に関してはACCEPTを聴き進めると自然にたどり着いた、という感じですね。ジャーマンメタルはHELLOWEEN→ACCEPT→SCORPIONSと遡って聴きました。ACCEPTは“ボーカルチェンジ”でウドをクビにしたことで解散に追い込まれましたが、このU.D.O.は作品を重ねるごとに素晴らしい作品を発表し、この4thはファンの間では最高傑作とされています。ソリッドでヘヴィーなスピードメタル曲がギッシリ詰まっていてその手のファンなら満足のいく作品ですね。

　
2. VANDENBERG / WAITING FOR THE NIGHT
　VANDENBERGはメタルを聴き始めたときから「いつかは聴いてみたいなあ」と思っていたのですが、音源を手に入れたのは05年ぐらいだったハズ。輸入盤の２枚組ベストアルバムだったのですが、結構気に入った音で、程なく全アルバムを揃えました。ま、全アルバムといっても３枚なので容易かったのですが(笑)。この楽曲はアルバムのラストを飾る曲ですが、「ラストは静かに締めくくるのかな」なんて思わせておいてドラマティックなスピードチューンを持ってくるところがニクイですね。

　
3. BUCK-TICK / SABBAT
　BUCK-TICKとの出会いは高２でしたね。雑誌で拝見した“ルックス”が気に入り音源を購入しました。ルックスとはうらはらに音がキャッチーで若干の肩透かしを喰らいましたが(笑)。BUCK-TICKと言えばメインソングライターはギターの今井さんでありますが、今日は“もう一人のギタリスト”星野さんが作った楽曲を紹介してみました。星野さんの楽曲は全体の２割程でありますが、ファンからの人気が高い曲が多いのが特徴です。このアルバムは高校卒業直前に発表された作品で当時はかなりのヘビロテで聴いた記憶があります。

　
4. PRINCESS PRINCESS / モーション・エモーション
　彼女達、初のフルアルバムからの１曲です。作詞はギターの中山さん、作曲はメンバー全員という楽曲です。当時、スタッフの間では「メンバーは自分達で曲が書けるのか？」と疑問視されていたそうで、「メンバー自作曲はアルバム中半分」という話になったがメンバーが反発し、大量の自作曲を持ち込み、結果１０曲中９曲が自作曲になりました。発表時はセールスに結び付きませんでしたが、イイ楽曲が結構収録されています。音はいかにも“80年代”というような仕上がりですが、個人的にはとても好きなサウンドです。

　
5. T-BOLAN / JUST ILLUSION
6. T-BOLAN / Bye For Now
　90年代前半の“ビーイングブーム”を牽引したバンドのひとつがT-BOLAN。“ビーイングブーム”時の楽曲っておそらく今では「ナツメロ化」しているのでしょうね(笑)。だけど僕は今でもこの時代の音が大好きです。T-BOLANはデビュー曲「悲しみが痛いよ」の時に「ちょっと気になるなあ」なんて思っていたのですが、「離したくはない」がロングヒットしているのを知り「これは大ブレイク間違いなし！」と確信しました。１曲目「JUST ILLUSION」はシングル曲でありながらベストアルバムには絶対収録されない楽曲。理由は判りませんが、カッコイイ楽曲だと思います。ちなみに作詞は“大麻女優”と言われる高樹沙耶さん。2曲目「Bye For Now」は彼等初で唯一のミリオンセラーを記録したシングル曲です。

　
7. JUDY AND MARY / RADIO
　先週に続いてベーシストの恩田さんが在籍していたバンドを紹介しました。“恩田さんが在籍”というだけで1stを購入、個人的には“ロリータパンク”っぽい音がとても気に入りましたが、後の大ブレイクまでは予想できませんでしたね。「知る人ぞ知る」という存在になれば充分、という気持ちでしたね。2nd以降、音をよりポップ方向にシフトさせたのが大成功の秘訣だったと思います。活動中期以降はギタリストのTAKUYAがバンドの中心人物に。

　
8. ARK STORM / FLAME OF HOPE
　“和製イングヴェイ”と言われているギタリスト、太田カツが率いるARK STORM。２月に13年振りとなるオリジナルアルバムが発表になります。そんな彼等のベストアルバムに収録されていた新曲を紹介してみました。太田さんのギタープレイに関しては全盛期のイングヴェイに引けを取らない気がします。よく聴くと、外のバックのメンバーのプレイも凄いです。個人的には好きな音でありますが、人によっては「ただのイングヴェイの模倣じゃないか」という人もいるかと思いますが、最近の本家はこのような純粋なネオクラ作品を制作していないので、僕は充分に楽しめました。

　
　来週は「SONATA ARCTICA」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.205　ＯＮ　ＡＩＲリスト

佐野元春/ THE GOLDEN LING Disc 1 ('94年発表)

　本日の放送時間は１時間０８分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）