music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第857回ON AIRリスト(①2023年6月10日放送 ②2023年7月4日放送)

 さて、7月より「エフエムもえる」の移転に伴い、放送体制が大幅に変更になります。先月、パーソナリティー対象の説明会があり、次の項目の説明を受けました。
 ①平日の夜は「収録番組」と「再放送番組」の枠になる ②土日は基本的に「生放送番組」の枠になる ③パーソナリティー制作の番組は22時までの放送 ④「収録番組」については「自宅録音」とする というような内容であります。私、番組を終了するつもりは無かったので、局の方針に沿った対応策を考えました。
 ①スタジオ録音から自宅録音へ移行 ②本放送の開始時間を23時開始から「22時開始」へ繰り上げ(土曜に関しては23時終了の特例があったので) ③再放送は日曜14時開始から「月曜18時開始」へ変更 ④第5土曜の「music mania hyper」の終了 ⑤本放送後の「Midnight Best」の終了 というような方針にいたしました。②に関しては“特例ルール”があったので、ほぼ影響はありませんでした。③については「数少ない」ヘビーリスナー様を考慮しての時間設定です。(結構、思い切った時間帯です)④に関しては「特集に関しては本編で分割してもいいかな」という考えで。⑤に関しては前身の「Midnight Live」から9年3ヶ月続けていたので残念ですが、「局のルールに従う」ということで。放送時間に関しては「ほぼ決定」ということで、正式に決まりましたらご報告いたします。

 そんな訳で「自宅録音」に必要な機材を購入しました。購入したのは「オーディオインターフェース」「コンデンサーマイク」「マイクアーム」「ポップガード」がセットになったもの。「オーディオインターフェース」はYAMAHA AG06 MK2」にしました。これは“マイク入力が2つある”というのがポイント。1人番組なのに、なぜマイク入力が2つ必要なのかは後日お話しいたします(笑)。先日商品が届いて早速、机にセッティングを済ませました。なかなか、いい雰囲気になりました(笑)。自宅録音でもう一つ必要なのが「編集ソフト」であります。私は“定番”のAudacityを使用することにしました。現在、使用方法を必死に学んでおります。

 先日、“最後のスタジオ録音”を済ませました。16年10ヶ月、通ったスタジオで録音するのが最後と思うと感慨深いものがありましたね。

 ということで、

第857回放送の(’23年6月10日・’23年7月4日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. METALLICA / 72 SEASONS ('23年発表 11th「72 SEASONS」)
2. MAJESTIC / I'LL SHOOT THE MOON ('00発表 2nd「TRINITY OVERTURE」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. Laputa / Jesus ('99年発表 5th「翔裸 -カケラ-」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. JUN SKY WALKER(S) / MY GENERATION ('87年発表 Min「J(S)W」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 中森明菜 / キャンセル! ('82年発表 2nd「バリエーション〈変奏曲〉」)
6. 中森明菜 / 哀愁魔術 ('82年発表 2nd「バリエーション〈変奏曲〉」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 吉川晃司 / Rainy Lane ('85年発表 4th SINGLE「You Gotta Chance -ダンスで夏を抱きしめて-」C/W)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. BLINDMAN / Stay… ('02年発表 4th「TURNING BACK」)

 今回の目玉は、LaputaJesus。個人的に凄く好きなバンドであります。

1. METALLICA / 72 SEASONS

 METALLICA 6年半振りの新作からタイトル曲を聴いて頂きました。「72SEASONS」、直訳すると「72の季節」ということで、これは“人生の最初の18年間”を指すとのことです。大人になる前の18年間で形成される人格の重要性や影響がテーマのアルバムであります。歌詞の意味より個人的にはやっぱり“音”が気になりました。この曲に関しては「初期のスラッシュ」ではありませんが、勢いがあって良かったかなと。ただ、アルバム全体の雰囲気としては「メタル」というより「ハードロック」という感じかな。“ブラックアルバム”以降の彼等がこだわっている「グルーヴ感」もバッチリかな。最近はこのグルーヴが無ければメタリカではない、と思えるようになりました。(やっと)
 

2. MAJESTIC / I'LL SHOOT THE MOON

 “鍵盤魔人”の異名を取るキーボーディスト、リチャード・アンダーソンが率いたバンドの2ndからの1曲です。1stからボーカルチェンジがありまして、この作品ではアポロ・パパサナシオが起用されています。後に多くのバンドで歌唱を披露することになるアポロの“デビュー作”と言っても良いでしょう。1stのボーカルも悪くはなかったのですが、アポロは安定感がありますね。音は聴いてのとおり“ネオクラシカルメタル”で日本人なら好む、という感じですね。後にバンドは音楽性をプログレッシヴな方向性に変えTIME REQUIEMとして活動します。
 

3. Laputa / Jesus

 Laputaに関しては一般層では知られていないかも知れませんが、V系シーンではメジャーなバンドだと思います。セールス的にも4th、5thに関してはチャートトップ10の成績ですからね。一部では「黒夢と共に名古屋V系シーンを創出したバンド」とも言われています。バンドコンセプトは「ダーク、ハード、メロディアス」ということで、個人的には「最も名古屋系を表すバンド」と思っております。メロディーセンスは最高です。僕は楽曲の質の高さだけでいうとLUNA SEAに匹敵すると思っているのですが、どうでしょうか。しかし、この後レーベルを移籍し、音楽性もデジタルを取り入れ変わってしまい、チャート成績も急降下してしまいます。
 

4. JUN SKY WALKER(S) / MY GENERATION

 僕が高校生の時、同級生の間でブルーハーツと人気を2分していたのがこのジュンスカであります。その頃から35年経ってブルーハーツは“神格化”されましたが、ジュンスカに至っては正直、高い評価を得ているとは思いません。所謂、評論家から「女、子供向けのバンド」と言われていたのが悔しかったな。リアルタイムで聴いていた僕等には「メッセージ性のある歌詞」は共感できたし、メロディーもとても心に響きました。楽曲の良さ、という部分に関しては同世代のバンドの中では頭ふたつは抜けていたと思っています。作品を重ねるごとに音楽的に成長、というか寺岡さんの色が濃くなって、初期の“勢い”が見られなくなったのがちょっと残念だったな。
 

5. 中森明菜 / キャンセル!
6. 中森明菜 / 哀愁魔術

 中森明菜オリジナルアルバム特集、2週目、1stから4ヶ月後に発表された2ndであります。今では考えられないスパンの短さですね(笑)。アルバム発表直前に2ndSG「少女A」でブレイクしたこともあって、アルバムは初登場1位を獲得、ロングセールスを記録し翌83年の年間売上で8位を記録した作品になりました。僕が小5の時に発表されたアルバムで、僕は5つ上の姉がカセットで聴いていたのをダビングしてもらって聴いた作品ですね。そう、当時は“カセット”で聴くのが主流でありました。実際、就職して自分で稼ぐようになるまで、基本はカセットでしたね。
 

7. 吉川晃司 / Rainy Lane

 僕が中1の冬に発表された楽曲であります。ただ、リアルタイムでは聴いていなくて、この曲の存在を知ったのは僕が高2の頃に発売されたライブアルバム「ZERO」を初めて聴いた時でした。2枚組レコードでB面ラストがこの曲でした。「あ、この曲イイ! どのアルバムに入っている曲だろう?」と探したのですが、見つからない。そう、シングルのB面曲だったのです。当時の僕は自作でいろいろなアーティストの「A面コレクション」を作っていたのですが、B面は完全にスルーしていたので、まったく気付きませんでしたね。「B面にも名曲はある」と初めて知った楽曲です。
 

8. BLINDMAN / Stay…

 90年代後半から壊滅状態だった日本のハードシーンが蘇りつつありました。その時期に出てきたのがこのBLINDMAN。僕が聴き始めたのはメジャーデビュー作にあたる3rd発表時からであります。停滞していたハードシーンで「メジャー進出」ということは「かなりの」バンドだろう、ということで購入してみました。いやー、コレはコッコ良かったですね。気に入ってしまって、すぐにインディーズ作品も全部揃えました。個人的にこのバンドで気に入っているのはテクニックがあるのに出しゃばらないギタープレイですかね。
 
 次回は「MARCHOSIAS VAMP」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。

★ Midnight Best Vol.126 ON AIRリスト

aiko / まとめ I ('11年発表)・まとめ Ⅱ ('11年発表)

 放送時間は2時間34分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!

お知らせ:「エフエムもえる」のHPで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。(6分間)
 アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
      【ページのいちばん下であります】
以上!

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放送局は  エフエムもえる です!

「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)

※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始