music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第824回ON AIRリスト(①2022年10月15日放送 ②2022年11月13日放送)

 さて、今週は先週とうって変わって、好天で温かい日が続きました。「こんな日には旅行にでも行きたいな…」と思いつつ仕事をしておりました(笑)。ただ、やはり秋なので日が暮れるのが早い。仕事が終わって帰る時はもう暗くなっております。“秋”を感じます。

 3連休後、私の住んでいる地域でコロナ感染者が急増中。高齢者施設で勤務していることもあって油断できません。ワクチンはもういいから、薬を認可してくれ、と強く思う今日この頃です。このままの予定では年明けに「5回目」のワクチン接種。私は“副反応皆無”でありますが、周囲では回を増すごとに副反応がキツくなっている感じです。勘弁して欲しいな。
 ということで、

第824回放送の(’22年10月15日・’22年11月13日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. BLIND GUARDIAN / DELIVER US FROM EVIL ('22年発表 11th「THE GOD MACHINE」)
2. SKID ROW / THE GANG'S ALL HERE ('22発表 6th「THE GANG'S ALL HERE」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. PIERROT / ドラキュラ ('03年発表 SELF COVER「DICTATORS CIRCUS -奇術的旋律-」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. THE ZOLGE / FATAL PLEASURE ('90年発表 3rd「APOCALYPSE LOVE」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 大沢誉志幸 / そして僕は途方に暮れる ('84年発表 5th SINGLE)
6. 大沢誉志幸 / 君の住む街角 ('88年発表 10th SINGLE)

★ MY FAVORITE SONG

7. 泉谷しげる / 火の鳥 ('88年発表 SELF COVER「IZUMIYA・SELF COVERS」)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. SABER TIGER / LIVING ON IN THE CRISIS ('95年発表 3rd「TIMYSTERY」)


 今回の目玉は、泉谷しげる火の鳥。最高です!

1. BLIND GUARDIAN / DELIVER US FROM EVIL

 7年振りとなる最新作からの1曲でした。00年代以降の作品はオーケストレーションを多用した“大作志向”で、正直、アグレッシヴな部分が薄れた感じがしていたのですが、今回の作品は初期のアグレッションが戻った作品となりました。ボーカルのハンズィ・キアシュは「前作とBLIND GUARDIAN TWILIGHT ORCHESTRA名義で制作したアルバムでオーケストラ的な側面をこれ以上追求するのはできないと判っていた。今回の作品はここ数作のアルバムで少々おろそかにしていたものを取り戻した作品だ。」と語っていました。完全な“初期の音”ではありませんが、少なくても5thぐらいの音になっているのではないかと思います。この路線は個人的に大歓迎であります。
 

2. SKID ROW / THE GANG'S ALL HERE

 セバスチャン・バック以外の人物がボーカルを務める楽曲はこの番組で初めて紹介しますね。セバスチャン脱退後、ジョニー・ソーリンガー、トニー・ハーネル、ZPサート、とボーカルが替わり、現在は元H.E.A.Tのエリック・グロンウォールがボーカルを務めます。今回のアルバムはフルアルバムとしては16年振りとなります。最後の音源はジョニー・ソーリンガーがボーカルで「こんなのSKIDではない!」と思ったファンも多かったと思いますが、この作品はイイですね。やっぱ、このバンドはこういうトーンのボーカルが合うかなと。今回、改めて思ったのは“イイ楽曲を書けるバンドは強い”ということ。ジョニー時代の作品も楽曲は悪くありませんでしたからね。
 

3. PIERROT / ドラキュラ

 この「DICTATORS CIRCUS -奇術的旋律-」というアルバムはインディーズ時代の楽曲をリ・レコーディングしたアルバムであります。この「ドラキュラ」という楽曲はインディーズ2作目の「パンドラの匣」に収録されていた楽曲であります。リ・レコーディングということで、演奏力が格段に上がっているのが聴きどころです。ところで、僕のこのバンドの一番のイメージは「特徴的なメロディーを書くバンド」です。初めてインディーズでの作品を聴いた時に思ったイメージ。ロディアスだけど、ちょっとひねくれている、そんなイメージかな。この個性的なメロディーが長くバンドが続いた理由かなと思っています。
 

4. THE ZOLGE / FATAL PLEASURE

 ZOLGEはボーカルのHARUHIKO ASHを中心に結成されたバンドであります。パンクバンドと紹介されますが、パンク色はそれ程濃くなく、ゴシック色が掛かったロックンロールを演奏していたバンド、と私は捉えています。リアルタイムでは聴いていなかったのですが、エクスタシーレコードから発売になったベストアルバムが気になり聴いてみたところ、予想以上に好きな音でしたね。そのルックスから“V系のはしり”とも言われています。
 

5. 大沢誉志幸 / そして僕は途方に暮れる
6. 大沢誉志幸 / 君の住む街角

 大沢誉志幸さんは81年にバンドでデビューするも、すぐに解散。作曲家として活動を開始します。「アイドルへの楽曲提供とプロデュース」という当時としては珍しいスタイルで一躍売れっ子になります。当時楽曲を提供したアーティストは沢田研二中森明菜が特に有名です。83年にソロデビューするのですが、「デビュー前に100万枚売った男」と呼ばれていました。80年代後半はEPICソニーを代表するアーティストの一人でしたね。今日は“秋”ということもあって、大沢さんの“静”の部分を聴いてもらいました。個人的にはこういうバラードもいいのですが、ファンキーな楽曲の大沢さんも大好きですね。
 

7. 泉谷しげる / 火の鳥

 今の若い人は彼の事を“個性的な俳優”としての認識しかないかも知れませんね。このアルバムは88年の発表ということですので僕が高2の頃の作品です。正直、僕は“歌手・泉谷”は完全にスルーしていましたね。数年前、ふとしたキッカケで彼のビクター時代のベストを聴く機会がありました。いやー、ビックリしました。スゲー、カッコ良かったですね。ちなみにこの「IZUMIYA・SELF COVERS」はフォーク時代の楽曲を吉田建、村上ポンタ、仲井戸麗市、下山淳の最強バンド「LOSER」と再レコーディングしたものであります。
 

8. SABER TIGER / LIVING ON IN THE CRISIS

 札幌のSABER TIGERであります。この時代のボーカルは久保田陽子さんであります。音に関しては“正統派”というより少し“プログレッシヴな展開”をするメタルを演奏していますね。歌詞に関しては海外進出を狙っていたかのような“全編英語詞”であります。この作品発表後、交通事故によるリーダー木下さんの負傷で活動休止。僕は久保田さんボーカル時代の1st~3rdが凄く気に入っていたので「交通事故が無かったら、バンドはどのような展開を見せたのだろう」といつも思ってしまいます。
 
 来週は「SION」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。

★ Midnight Best Vol.093 ON AIRリスト

BLIND GUARDIAN / MEMORIES OF A TIME TO COME ('12年発表)

 放送時間は1時間44分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!

お知らせ:「エフエムもえる」のHPで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。(6分間)
 アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
      【ページのいちばん下であります】
以上!

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放送局は  エフエムもえる です!

「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)

※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始