さて、先週の土曜日は“夏のような暑さ”でしたが、その後、急に気温が下がり、今週はとても寒い一週間でありました。来週からは気温も少し上昇するようなので、家の暖房は我慢しております。(電気料金に響くので)やっぱ、もう秋を感じますね。
コロナ禍で結局、今年は一度も札幌ドームでファイターズ戦の観戦ができませんでした。2年前までは年間10数戦は観戦していたのに…。これで「札幌ドーム」に行くことがほとんど無くなったかな。コンサドーレ戦でもいいのですが、サッカーはチケットが少々高いので。
10月に入り、「次年度の予算編成」の時期がやってきました。大概、この仕事は係長クラスの人がメインで行うのですが、私の部署には係長がいないので、私が主に手掛けることになります。それなりの量ですが、「充実している」ので良しとしましょう(笑)。
DEAD ENDのボーカル、MORRIEの“DEAD ENDの楽曲のアコースティックカバーアルバム”が発表になりました。改めて「楽曲の良さ」を再確認しました。このくらいの“アコースティックさ”なら丁度いいかな。
ということで、
第823回放送の(’22年10月8日・’22年11月6日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. ARCH ENEMY / THE WATCHER ('22年発表 11th「DECEIVERS」)
2. HANOI ROCKS / UNDERWATER WORLD ('84発表 4th「TWO STEPS FROM THE MOVE」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. MEDIA-YOUTH / Re-frain ('93年発表 1st「AWAKE OF YOUTH」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. MESCALINE DRIVE / Move On Fast ('93年発表 BEST「RESPECTABLE SINGLES」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. 亜矢 / 選択の朝 (Original English Ver.) ('02年発表 1st「戦場の華」)
6. 亜矢 / 路上の影 ('04年発表 2nd「BAGHDAD SKY」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 勇 直子 / ナーバスにならないで ('86年発表 2nd SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. RAJAS / ANGEL ('84年発表 OMUNIBUS「BATTLE OF METAL」)
今回の目玉は、亜矢の2曲。カッコイイよ…。
1. ARCH ENEMY / THE WATCHER
メロデス界を代表するバンドとなったARCH ENEMYの最新作からの1曲でした。通算11作目、ボーカルがアリッサ・ホワイト=グラズに替わってからは3作目となります。改めて紹介しますとボーカルのアリッサは“女性”であります(笑)。前作から5年のスパンが空いたのは、コロナ禍のせいであります。メンバーがスウェーデン、アメリカ、カナダと散らばっていて、なかなか一緒に集まることが困難だったようですね。今作の注目はセカンドギタリストのジェフ・ルーミスのプレイですかね。不安定だったポジションにやっと相応しい人物がはまったと思います。ARCH ENEMYに関してはメロデスというより、“デスヴォイスで歌う正統派メタル”として聴いた方がすんなり来ると思います。
2. HANOI ROCKS / UNDERWATER WORLD
この4th「TWO STEPS FROM THE MOVE」という作品はアメリカデビュー作にあたります。“これから”という同年12月にドラマーのラズルがモトリー・クルーのボーカル、ヴィンス・ニールの飲酒運転の車に同乗し事故死を遂げます。この件がキッカケになり、バンドは解散の道を選択することに。ハノイはガンズなどの所謂、バッドボーイズロックンロール勢に与えた影響が大きいと言われています。もし、ラズルの死がなくて、バンドが活動を継続していたら、と思うととても残念ですね。今日お送りした「UNDERWATER WORLD」はこれまでの彼等にはなかった曲調で、成長が伺える楽曲であります。
3. MEDIA-YOUTH / Re-frain
MEDIA-YOUTHは後にhide with Spread Beaverで活動するギターのKIYOSHIが率いたバンドであります。この1st、ボーカルが新人のDAISUKEにチェンジしたばかり、ベースもHEATHがX JAPANに移籍したばかり、と慌ただしい中で制作された作品であります。そんな事もあって、ボーカルに“若さ”を感じますが、KIYOSHIの作る非常にセンス溢れる楽曲が魅力のアルバムですね。ダークな曲展開が多いのですが、メロディーが抜群です。エクスタシーレコードからの発売だったのですが、「あ、やっぱり納得のクオリティーだな」と当時は思ったものです。個人的にはドラムのプレイが気に入りましたね。
4. MESCALINE DRIVE / Move On Fast
先週に引き続き、現在、ソウル・フラワー・ユニオンとして活動している前身バンドを紹介します。このMESCALINE DRIVEは4人組のガールズバンドであります。初期はヘヴィなグラムロックを演奏していましたが、後にガレージ・サイケ路線、最終的にミクスチャーへシフトします。彼女達はマニアックな選曲のカバー曲を演奏することでも知られており、シングルのカップリングで披露しております。この楽曲もカバーでありまして。原曲はオノ・ヨーコであります。実は私、彼女達の音源は高3の頃に初めて聴いたのですが、当時は好きになれなくて一度手放しております。大人になってやっとガレージ・サイケの良さが判りました(笑)。
5. 亜矢 / 選択の朝 (Original English Ver.)
6. 亜矢 / 路上の影
彼女は北海道出身のシンガーソングライターであります。デモテープが音楽ディレクターの手に渡り、それがアメリカのグランジ勢を手掛けるプロデューサーに渡り、シアトルでレコーディングをすることに。レコーディングにはサウンドガーデンのメンバーが参加したりもしました。1stは海外のBMGスタッフの間で評判になり次作と合わせ1万枚以上が輸出されたとのこと。実は彼女のデビュー時、私は完全にスルーでした。数年前に存在を知り、聴いてみたところかなりの衝撃を受けましたね。メロディーはメランコリック、音は攻撃的、哀愁感、もっと評判になっても良かったと思います。
7. 勇 直子 / ナーバスにならないで
51のオッサンとして、「中学、高校時代のアイドルソング」を聴きたくなる時があります(笑)。それもちょっとマイナーなもの。そんな時に出会ったのが彼女の楽曲。アイドルですが、方向性はロックでしたね。歌唱力は褒めるほどではないのですが、楽曲がイイですね。調べてみると、あの秋元康が「本田美奈子を超える存在になる!」と言っていたそうです。歌唱力が美奈子さんぐらい上手かったらその可能性もあったかも。彼女、実はジュンスカのKAZUYAの奥様であります。
8. RAJAS / ANGEL
RAJASは京都出身のバンドであります。中心人物はボーカルの森川邦子さん。84年に4曲入りEPでメジャーデビューを果たします。今日の楽曲はデビュー直前に発表されたオムニバスに収録された楽曲であります。この時期のベーシストは後にDEAD ENDを結成するCRAZY COOL JOEであります。僕はもちろんリアルタイムで聴いていた訳ではなく、初めて彼等の楽曲を聴いたのは01年に発売されたベストアルバムでした。“女性ボーカル”ということで、「どうかな?」と思ったのですが、予想以上でしたね。まず楽曲がイイです。演奏力も高いと思います。森川さんのルックスもあり、「こりゃ、当時の男子どもにはたまらんな」と思いました。現在、再結成しておりますが、メタル度は低くなっているかな。
来週は「BLIND GUARDIAN」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Bestです。
★ Midnight Best Vol.092 ON AIRリスト
UP-BEAT / up-beat ('95年発表)
放送時間は2時間37分。深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです!
お知らせ:「エフエムもえる」のHPで「music mania」の番組紹介を聴くことができます。(6分間)
アドレス http://garakuta.oops.jp/FMC/bangumi.htm#sat
【ページのいちばん下であります】
以上!
「JCBAインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます!
アドレス http://www.jcbasimul.com/radio/687/
または、JCBAサイマル専用のスマートフォンアプリ「Radimo」をインストールして下さい。
放送局は 【エフエムもえる】 です!
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Best」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分に放送開始