さて、新型コロナウイルスの影響で“外出自粛”の状態が続いております。せっかくの週末も食料品を買いにいくぐらいしか出来ません。もちろんマスク着用で。この状態、いつまで続くのでしょうね。つくづく、「春節のときに入国を制限していれば…」と思ってしまいます。
そんな訳で、先週末は「洗車」「部屋のCD整理」、今日は「読書」をして過ごしました。騒動が無ければ札幌ドームにオープン戦を観に行ったりしたかったのですがね。そろそろ温泉にでも行きたいなあ。
最近、“ヒットチャートで上位にきている”作品を少しずつ聴くようになっています。何年振りですかね(笑)。
ということで、
第697回放送の('20年3月14日・'20年6月7日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. OZZY OSBOURNE / BARK AT THE MOON ('83年発表3rd「BARK AT THE MOON」)
2. PANTERA / PSYCHO HOLIDAY ('90年発表5th「COWBOYS FROM HELL」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. L'Arc-en-Ciel / Caress of Venus ('96年発表4th「TRUE」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. THE STALIN / 電動こけし ('80年発表 1st SINGLE)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. 吉川晃司 / ROMANCER ('94年発表9th「Cloudy Heart」)
6. 吉川晃司 / Cafe de I love You ('95年発表10th「FOREVER ROAD」)
★ MY FAVORITE SONG
7. MR.CHILDREN / 旅立ちの唄 ('07年発表 31th SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. ANTHEM / ETERNAL WARRIOR ('19年発表SELF COVER「NUCLEUS」)
今回の目玉は、ANTHEMのETERNAL WARRIOR。 やっぱ、カッコイイっす!
1. OZZY OSBOURNE / BARK AT THE MOON
82年に飛行機事故でギタリスト、ランディー・ローズを失ったオジーがオーディションで選んだギタリストがジェイク・E・リーであります。そのジェイクと組んで制作された初のアルバムがこの作品であります。ジェイクのエッジの効いたエネルギッシュなギタープレイはランディー時代に無かった洗練されたムードを醸し出しています。おそらく、オジー本人はランディー時代の作品を気に入っていると思いますが、僕は個人的にはランディー時代の2枚よりジェイク時代の2枚の方が好みであります。やっぱ、ジェイクのフラッシーなプレイが好きということで。実はオジーの作品をきちんと聴いたのは10年ちょっと前なのですがね(笑)。
2. PANTERA / PSYCHO HOLIDAY
彼等の通算5作目でメジャー1stアルバムです。メジャー移籍後の作品の中では“最も正統派メタル”な作品であります。ヘヴィグルーヴ化する前の作品ですね。僕は彼等が解散した後に発表したベストアルバムから聴き始めたのですが、個人的な好みから言うと、この時期の音が一番好きですね。やっぱり“正統派”の香りが感じられるところがイイのかな。ま、一般的には次作の「VULGAR DISPLAY OF POWER」が傑作と言われるのでしょうが。やっぱ、ダイムバッグ・ダレルのギタープレイはこのときから素晴らしいですし、何よりもボーカル、フィル・アンセルモのハイトーンボーカルが聴けるのがうれしいですね。
3. L'Arc-en-Ciel / Caress of Venus
ラルクに関しては、僕は93年にインディーズ1stを発売と同時に購入したので、ここ留萌で“初めて音源を入手したひとり”だと思っています(笑)。彼等が本格的にブレイクしたのがこの96年だったと思います。僕は「メジャー進出と同時にブレイクするのかな?」なんて思っていたので、正直、ブレイクまでちょっと時間がかかったかな、なんて思っていました。この96年、彼等の音はいい意味で“ポップ化”します。一般層にも認められる楽曲、という意味で。トップ10ヒットシングル、3曲を収録したこのアルバムは結果的にミリオンセールスを記録します。
4. THE STALIN / 電動こけし
この楽曲はTHE STALIN初の音源であります。もちろん自主製作で「ソノシート」としての発売でありました。ところで、今の若い人はソノシートって判りますかね?(笑)。ちょっと調べてみたところ、この曲はボーカルの遠藤ミチロウが上京したときに“フォークソング”として制作されたそうです。それをスターリン結成後に試行錯誤してパンクロックに仕上げたということだそうです。歌詞については非常に聴き取りにくいですが、下品な歌詞ではありません。というか、少しだけ文学的でもあります。気になる方はネットで検索してみては。
5. 吉川晃司 / ROMANCER
6. 吉川晃司 / Cafe de I love You
「吉川晃司アルバムソングヒストリー」、6週目です。9th「Cloudy Heart」は前作に引き続きチャートで首位を獲得した作品です。彼のオリジナルアルバムで最もセールスが良かった作品はコレであります。デビューから10年、ある意味、吉川晃司の完成形が味わえる作品だと思います。非常にクオリティーの高いアルバムであります。10th「FOREVER ROAD」はチャート最高位5位の作品。3作連続1位とはなりませんでしたが、“大人の色気”を感じる作品となりました。今日はそんな色気を感じることができる“甘い”楽曲を紹介してみました。この時期の彼は完全に“孤高のポジション”を確立していたような気がします。
7. MR.CHILDREN / 旅立ちの唄
3月のこのコーナーは“卒業ソング”をと思っていたのですが、新型コロナウイルスの対応のために1週遅れで開始です。この楽曲は純粋な卒業ソングではないと思うのですが、“旅立ち”ということで選んでみました。最初にこの曲を聴いたときは、正直、「シングルとしてはパンチが効いていないな」と思ったのですが、繰り返し聴くと良さがジワジワと判る、というような曲ですかね。個人的には桜井さんの“力を抜いた歌唱”が何となく好きです。メロディーに関しては鉄板の“ミスチル節”だと思います。
8. ANTHEM / ETERNAL WARRIOR
このアルバムは彼等が海外のレーベルと契約して“世界進出”を果たした作品であります。1曲を除き、再結成以後の作品からチョイスして、全曲英語詞でリレコーディングを行いました。個人的には英語詞うんぬんよりも「坂本栄三時代の楽曲を森川之雄がどのように歌うか?」というのに興味がありました。この楽曲も坂本時代の楽曲です。悪くはない、上手いと思う。ただ、僕は英三時代のこの楽曲の印象が強いためか、「コレに関しては英三かな」なんて思ってしまいました。「ETERNAL WARRIOR」発売時のライブを生で観たことも多大に影響しているのもあると思いますが。
来週は「44MAGNUM」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。
★ Midnight Live Vol.312 ON AIRリスト
「JCBAインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます!
アドレス http://www.jcbasimul.com/
放送局は 【エフエムもえる】(北海道)>
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Live」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分頃に放送開始(前後します)