さて、先日、後輩4人が飲み会に誘ってくれました。自分で言うのも何ですが、僕は職場の仲間で親しくしている人はそれ程多くはないと思っています。そんな僕ですから、慕ってくれている数少ない後輩から誘われたら絶対に断れないですよね(笑)。そういえば、春に元の職場に復帰してから初めてでしたね、親しい人との飲み会は。久し振りということもあって、大変楽しかったです! 後半、プロ野球のマニアックな話で盛り上がりましたね。
ちょっと遅くなりましたが、オザケンの新作「So kakkoii 宇宙」、やっと聴けました。06年の5th「ECOLOGY OF EVERYDAY LIFE 毎日の環境学」から13年振り、ただ、この作品はインスト作品だったのでボーカルアルバムとしては02年の4th「Eclectic」から17年振りの作品です。「あ、LIFEの頃に戻った!」というのが最初に聴いた感想。やっぱオザケンはこうじゃなくっちゃ。
ということで、
第684回放送の('19年12月7日・'20年3月8日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS
1. TIME REQUIEM / MILAGROS CHARM ('02年発表 1st「TIME REQUIEM」)
2. VANDENBERG / LOST IN A CITY ('82年発表 1st「VANDENBERG」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. WITH SEXY / For Solitude ('96年発表 2nd SINGLE)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. 死ね死ね団 / アンズの心 ('86年発表 EP「GREATEST BAKA HITS」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. ストロベリーソングオーケストラ / 木偶の縫子 ('09年発表2nd「血の濫觴」)
6. ストロベリーソングオーケストラ / 胞衣の劇場 ('09年発表2nd「血の濫觴」)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. ANTHEM / AWAKE ('08年発表 12th「BLACK EMPIRE」)
今回の目玉は、ストロベリーソングオーケストラの2曲! ラジオではなかなか聴けないバンドかな。
1. TIME REQUIEM / MILAGROS CHARM
僕がこのバンドに注目したのは、キーボーディストがリチャード・アンダーソンだったからです。彼の実質のデビュー作、MAJESTICの1stを“ジャケ買い”で購入し聴いてみたところ、その超絶プレイに度肝を抜かれすっかりファンになってしまいました。そんな彼が次に始動させたバンドがこのTIME REQUIEM。ボーカルと同じくらいに目立つキーボードプレイが特徴的ですね。また、プログレ的なテクニカル性も他のネオクラバンドとの違いを見せてくれていますね。実はギターもなかなかのテクニックです。
2. VANDENBERG / LOST IN A CITY
エイドリアン・ヴァンデンバーグが率いたオランダのバンドであります。メロディアスでキャッチーなハードロックであります。欧州出身でありながら時折みせる“哀愁さ”以外はアメリカンな音ですね。僕が初めて彼等の音に触れたのは04年に発表された輸入盤の2枚組ベストアルバムでした。日本発売のベストアルバムより曲数が多かったので買ったのですが、とても好みの音だったのでオリジナルも買うことに。ま、3枚ですけど。
3. WITH SEXY / For Solitude
ここ数年、年末が近付くと登場するバンドになってしまいましたね。我が家の所有CDで“もっとも歌えていないボーカルを擁するバンド”であります(笑)。僕は元Silver-Rose、元ROUAGEのKAIKIさんがバンドに参加する、という理由で音源を購入したのですが、聴いてビックリでしたね。「なぜ、KAIKIはこのボーカルでOKだったのだろう…」という疑問が。この曲も歌えていませんねえ。楽曲は悪くないと思うのですが、何しろボーカルが台無しにしています。仮にラルクのHYDEが歌ったら結構サマになると思うのですが。
4. 死ね死ね団 / アンズの心
個性的なバンドが多く所属していたレーベル「ナゴムレコード」。そのナゴムの中では異色になる“ストレートなロック”を演奏していたのが、このバンド。レビューでは「シンプルかつ緻密に計算されたサウンドはBOOWYを彷彿とさせるが、歌詞が終始“バカ”を貫いているためすべてが台無し」と書いてありました。確かに。歌詞がまともであれば、とてもカッコイイロックになった気がします。そうじゃなかったから「ナゴム」だったんだよね。
5. ストロベリーソングオーケストラ / 木偶の縫子
6. ストロベリーソングオーケストラ / 胞衣の劇場
おそらく余り知られていない“アングラ演劇ロックバンド”であります。私も数年前までまったく知りませんでした。Amazonで犬神サアカス團を検索したらくっついてきました(笑)。そこで気になり音源を購入してみると、これが非常に面白かった。特に女性ボーカルに魅かれましたね。“昭和のアングラな音”が好きな方には持って来いのバンドかなと。ま、そんな人は余りいないと思うのですが。勝手な想像ですが、ラジオ番組で彼等の楽曲を使う番組ってこの番組ぐらい?
7. 鈴華ゆう子 / 背中合わせ
僕が彼女を知ったのはもちろん「和楽器バンド」であります。1stの頃から巷では評判だったそうですが、僕はまったく存在を気に留めていなくて、15年の2ndアルバムで初めて音を聴きました。他の人より1年以上も遅れて衝撃を受けましたね。これまでありそうでなかった“和楽器とロックの融合”でしたね。ボーカルの鈴華さんのルックスと歌唱力も素晴らしかったですね。これがファンになった一番の理由かも(笑)。そんな彼女のソロ作品ですから買わない訳がない。コレも期待どおりの作品でしたね。ちなみに本日の楽曲は作詞・作曲ともに鈴華さんであります。
8. ANTHEM / AWAKE
ここしばらく続けて森川さんのボーカル曲をお送りしていたので、本日は坂本さんボーカルの楽曲にしてみました。チョイスの基準は“典型的なANTHEM節”の楽曲。実は私、ANTHEMに関しては80年代にリアルタイムで聴いていなかった人で、再結成直前に初めて音を知った人であります。そんな訳でリアルタイムで聴き始めた時のボーカルは坂本さんということもあり、個人的には思い入れが強くあります。「森川のボーカルがイイ」という人もかなり多いですが、坂本さんも味があって、かなり上手いと思いますよ。やっぱ柴田さんが選んだだけありますよ。
来週は「TESTAMENT」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。
Midnight Live Vol.299 ON AIRリスト
「JCBAインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます!
アドレス http://www.jcbasimul.com/
放送局は 【エフエムもえる】(北海道)>
「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Live」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分頃に放送開始(前後します)