第580回ON AIRリスト（①2017年12月2日放送 ②2018年3月4日放送）

　先日、修理に出していた車が２週間振りに戻ってきました。久し振りに運転してみると少し緊張(笑)。しかも路面はツルツル。留萌～増毛間の往復でやっと慣れました。さすがに２週間も乗らないと感覚を取り戻すのに時間が掛かりますね。

　この前、車での移動中にラジオを聴いていたら世良公則さんの新曲が流れていました。「今もイイ声してるなあ」なんて思いながら聴いていると、無性に「ツイスト」のベストアルバムが聴きたくなり、家に帰って聴いてみました。やっぱ世良さん、昔もカッコイイです。でも調べてみたら彼等の全盛期って「２年」だったんですね。思っていたより短くて驚きました。

　今週は和楽器バンドの「軌跡 BEST COLLECTION+」をリピート。まとめて聴くと圧巻ですね。素晴らしいです。

　ということで、

第580回放送の（'17年12月2日・'18年3月4日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. METALLICA / BREADFAN ('98年発表 COVER「GARAGE INC.」)
　2. SLASH / NOTHING TO SAY ('10年発表 1st「SLASH」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. Due'le quartz / ウタカタノ...夢? ('00年発表 Mini「自殺願望」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. ザ・ファントムギフト / 夜空に消えたシンデレラ ('87年発表 1st「ザ・ファントムギフトの世界」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. SURVIVOR / EYE OF THE TIGER ('82年発表 SINGLE)
　6. SURVIVOR / BURNING HEART ('86年発表 SINGLE)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. GLIM SPANKY / 褒めろよ ('15年発表 1st SINGLE)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. ANTHEM / ONSLAUGHT ('04年発表 10th「ETERNAL WARRIOR」)

　今回の“目玉”は、 GLIM SPANKY の 褒めろよ 。個人的にこの音は好きですね！

1. METALLICA / BREADFAN
　これまで数多くのカバー曲を発表してきたMETALLICAですが、この番組では一度も紹介したことが無かったと思い、選曲してみました。原曲はウェールズのバッジーです。90年代のMETALLICAは“ブラックアルバム”以降、グルーヴに重点を置いた作風にシフトしたので、個人的には「イマイチ」の作品が続いていたのですが、このカバーソングをコンプリートしたアルバムはハッキリ言って「当時のオリジナルより良かった」ですね。やっぱ、METALLICAは勢いがなくっちゃ、という感じですかね。ちなみにこの楽曲、日本では人間椅子が「針の山」というタイトルでカバーしています。

　
2. SLASH / NOTHING TO SAY
　GN’Rのギタリスト、スラッシュの初の“ソロ名義”でのアルバムからの１曲です。「様々なゲスト・ボーカルを迎えたアルバムを制作する」という計画で作られた作品なので、楽曲ごとにボーカルは違います。「ボーカルに合った楽曲を作った」ということで、「ギタリスト、スラッシュ」としてよりも「プロデューサー、スラッシュ」として聴いたほうが楽しめるかも知れません。この楽曲でボーカルを務めているのはA7XのM.シャドウズ。確かにこの楽曲には彼がピッタリと思えます。ちなみに日本盤ボーナストラックの楽曲でボーカルを務めているのはB’zの稲葉さんです。

　
3. Due'le quartz / ウタカタノ...夢?
　先週のWITH SEXYに続いて「我が家所有のボーカリストがヘタな２大バンド」のもうひとつDue'le quartz。ギタリストはMIYAVIさんです。当時19歳でありながら素晴らしいプレイを披露していますね。これも「ボーカルが別人だったら…」と思わずにはいられません。ただ、このDue'le quartzはインディーズでは絶大の人気を誇り、活動後期にはアジアを中心に海外でも人気を集めたようです。ようです、というのはこの時期の私は「V系インディーズ」にはさほど興味がなくて、このバンドは名前しか把握していませんでした。６年前に初めて音源を聴いたくらいであります。

　
4. ザ・ファントムギフト / 夜空に消えたシンデレラ
　私が高１ぐらいの頃、一部で「ネオＧＳ」というムーヴメントが起こっていたようです。正直、僕は00年くらいに雑誌で読むまではそんなムーヴメントを知りませんでした。その「ネオＧＳ」の中心バンドだったのがこのザ・ファントムギフト。確かに「ネオＧＳ」ですね。ＧＳの影響も大きいですが、サイケやガレージの要素もあってこれはこれで面白いかと思います。意外に歌詞も文学的ですし、演奏力も高いと思いますね。当時、もっと話題になっても良かったのかなと思います。

　
5. SURVIVOR / EYE OF THE TIGER
6. SURVIVOR / BURNING HEART
　「80's 洋楽POPS特集」、９週目です。１曲目「EYE OF THE TIGER」は82年8月30日付から9週連続でオリコン洋楽チャート１位を獲得した楽曲です。映画「ロッキー３」の主題歌でもした。当時の僕は映画には興味が無かったのですが、プロレス大好き少年でしたので、この曲は“レスラーの入場曲”として聴いたのが最初だったと思います。K.V.エリックやH.ホーガンが使用していました。僕が人生で初めて“カッコイイと思った洋楽”はこの曲です。２曲目「BURNING HEART」は86年7月7日付けから4週連続でオリコン洋楽チャート１位を獲得した楽曲です。映画「ロッキー４」の主題歌でした。聴いてお判りのとおり、この間ボーカルがチェンジしております。前任のデイヴ・ビックラーが脱退し、ジミ・ジェイミソンが加入しバンドは黄金時代を迎えることになります。

　
7. GLIM SPANKY / 褒めろよ
　このユニットは最近になってから聴いたバンドですね。数ヶ月前、家族で旅行に行ったのですが、カミさんがホテルでテレビを見ていて気になったバンドであります。僕は疲れて居眠りしていたので(笑)、そのシーンは覚えていないのですが。ネットで音を確認し、「こりゃ、カッコイイ！」となって音源を購入しました。個人的にこういう「70年代テイスト」が凄く好きですね。また、ボーカルの松尾レミさんの歌声に魅かれますね。これまでに居そうで居なかったタイプですね。色々と調べていく内に、松尾さんの音楽ルーツなどが判って感心させられましたね。

　
8. ANTHEM / ONSLAUGHT
　個人的にANTHEM史上、最高にヘヴィな仕上がりになっていると思うのがこの「ETERNAL WARRIOR」というアルバムです。バンドが“再結成した後”ってなかなか「代表曲」というのが生まれないのですが、彼等に関しては再結成後も「代表曲」を多数生み出しているのが素晴らしいと思います。本日紹介したこの「ONSLAUGHT」という楽曲も今では「代表曲」であります。10年以上前ですが、このアルバム発表後に彼等の「20周年記念ライブ」に参戦したこともあって、個人的に思い入れの強い作品でもありますね。３ヶ月に１度、このようにANTHEMの楽曲を紹介しているのですが、ファンの裾野が広がっているのかちょっと不安です(笑)。

　
　来週は「GALNERYUS」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.195　ＯＮ　ＡＩＲリスト

安全地帯 / ONE NIGHT THEATER 1985 Yokohama Studium Live ('98年発表)

　本日の放送時間は１時間３２分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時３０分以降に放送開始（変動します）