インディーズとの出会い
先日、僕の高校生時代の話しを書きましたが、もうちょっと詳しく。高校に入ってから僕はレコード屋で毎週「オリコンウィークリー」という200円の雑誌(?)を買っていたんですよね。その中に「日本のインディーズ」を紹介する小さなスペースがあり、毎月1回「月刊インディーズ売上チャート」っていうのがあったんですよ。そのチャートに出てくるバンドの名前が「自分の全く知らない名前」だったのが非常に衝撃でした。そうなると「どんなバンド?」と興味が沸くのは当然のこと。インディーズの音源を探し求める旅が始まります。(←大げさ)インターネット通販が当然のような今とは違い、88年当時は「札幌まで買いにいく」か「現金書留で通販」しか手段がなかった時代でした...。僕は行きつけの「ヨシザキレコード店」で札幌の「U.K.EDISON」(現GURU GURU)という店を教えてもらい、一人で中央バスに乗り買いに行きました。当時の店の場所は現在とは異なり、狸小路のはずれにあり、薄暗い通路を歩いて店舗に入るというつくりでした。独特な雰囲気があり、とても怖かった記憶があります。その時、買ったのは、X / 「VANISHING VISION」、あとは、ビートパンクの THE POGOのミニアルバム3枚だったような気がします。
89年になると「現金書留で通販」という手段を使うようになり、日本のインディーズロックにどっぷり浸かって(カネを突っ込む)しまうのです...。だけど嬉しいことに、一般的には有名じゃないバンドの音源を保有していたこともあり、女子から結構「録音」や「レンタル」の依頼があり、ちょっぴり(だいぶ?) 嬉しかったです! 当時人気があったのはデランジェ、カラー、ガーゴイルあたりだったかなー。今思えば、90年代の来るべきヴィジュアル系時代の萌芽でしたね。
ということで、また次回!