第628回ON AIRリスト（①2018年11月10日放送 ②2019年2月3日放送）

　さて、プロ野球もシーズンオフに入り「夜が退屈」な季節になりました。ということで、最近はＤＶＤを借りたり、読書をしたりして過ごしています。「君の膵臓をたべたい」、また観ちゃった(笑)。やっぱ感動です。

　前回、“高校時代のインディーズ作品”の話題に少し触れました。僕は高３の頃、初めて札幌のインディーズ専門店に足を運びました。ちょっと薄暗い店内、並んでいる商品は見た事も無いものばかり、これは衝撃的でしたね。カルチャーショックでした。高校を卒業して札幌で２年間過ごしたのですが、週末になるとそのショップへ通っていたような思い出があります。とにかく商品を眺めているだけで楽しかったので。

　ということで、

第628回放送の（'18年11月10日・'19年2月3日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA / ANGEL OF BABYLON ('10年発表 5th「ANGEL OF BABYLON」)
　2. THE WINERY DOGS / DEVIL YOU KNOW ('15年発表 2nd「HOT STREAK」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. nuvc:gu / Secret Promise ('95年発表 1st「SENSUAL WORLD」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. Reg-Wink / ついでなら××× ('89年発表 1st「Reg-Wink」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. JUJU / もう恋なんてしない ('11年発表Tribute「We Love Mackey」)
　6. K / 僕が一番欲しかったもの ('11年発表Tribute「We Love Mackey」)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. 斉藤由貴 / 白い炎 ('85年発表 2nd SINGLE)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. 聖飢魔Ⅱ / Earth Eater ('87年発表 4th「BIG TIME CHANGES」)

　今回の“目玉”は、 斉藤由貴 の 白い炎 。作曲は玉置浩二さん。さすがのメロディーです！

1. TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA / ANGEL OF BABYLON
　EDGUYのボーカル、トビアス・サメットによるメタル・オペラプロジェクトの5作目から１曲お送りしました。この作品、メタルオペラとして聴くより正統派のメロディックパワーメタルとして聴いても問題ありませんね。歌メロもキャッチーで素晴らしく、ジャーマンメタルらしい疾走曲もあって。僕はEDGUYについては日本デビュー時から注目していて、「若いのにスゲーなあ」と思っていましたが、中心人物のトビアスがシーンを牽引するアーティストになるとは思っていなかったので驚きですね。素晴らしい才能です。

　
2. THE WINERY DOGS / DEVIL YOU KNOW
　リッチー・コッツェン、ビリー・シーン、マイク・ポートノイという最強の３ピースバンドですね。バンドのメンツからMR.BIGのファンが多く聴くのかと思いますが、評価は分かれるでしょうね。ファンク、ソウル、プログレの要素も多分にあるのでMR.BIG的な“判りやすい音”を求めると肩透かしかも。ただ、ソウルフルなコッツェンのボーカルも素晴らしいですし、リズム隊もテクニカルでグルーヴィー、これを良しとする人にはたまらない作品かなと思います。僕はこの多彩さをこれだけのクオリティーで聴かせてくれる作品なので文句はありませんけどね。

　
3. nuvc:gu / Secret Promise
　ボーカルCHIKAのルックスから“和製DEAD OR ALIVE”とも言われていたバンドです。音に関してもメタルやハードロックでは無く、80年代のニューウェーヴからの影響が大きいと思います。このバンド、インディーズ期には正式な音源を発表せず、いきなりメジャーに進出という感じでしたね。デビュー時にvogueから改名しました。個人的にはこのデビューの仕方が問題だったかなと。インディーズのvogue時代に音源を発表し、知名度が上がってから、そのままのバンド名でメジャー進出を果たしていたらかなり展開が変わったのでは、と思わずにいられません。いきなりnuvc:guでデビューしても「何。それ？」という感じだったのかなと。

　
4. Reg-Wink / ついでなら×××
　80年代末、バンドブームの中、「第２のプリプリ」「第２のSHOW-YA」を目指して多くのガールズバンドがメジャーデビューしました。ま、歴史が物語るようにそのようなバンドは現れずにブームは終焉を迎えました。ただ、個人的にはこの時期、多くのガールズバンドの音源を購入していました。このReg-Winkもその一つ。意外に骨太なロックンロールが気に入っていました。また、ボーカル藤井さんのハスキーボイスがとてもイイ味をだしております。

　
5. JUJU / もう恋なんてしない
6. K / 僕が一番欲しかったもの
　「トリビュートアルバム特集」１週目。このアルバムを聴くポイントは「マッキーの作詞作曲能力の素晴らしさの再確認」かと思います。個人的には改めて「槇原敬之ってスゴイ！」と思いましたね。１曲目は先週に引き続きJUJUさん。彼女の切ない歌声が妙にこの曲にマッチしていて心地良かったです。しっかり“JUJUらしさ”も出しています。２曲目はKさん。Ｋさんはドラマ「１リットルの涙」の主題歌「Only Human」以来のファンであります。この曲をチョイスしたのは原曲が凄く好きだった、というのが一番の理由です。「自分の好きな歌をどのように料理するのか？」という興味がありましたが、概ね満足のいく仕上がりでしたね。

　
7. 斉藤由貴 / 白い炎
　しばしば不倫騒動を起こす斉藤さん(笑)。デビュー当時はポニーテールが似合う“清楚”な少女でした。中学から高校にかけてかなりお気に入りのアイドルでしたね。この曲はドラマ「スケバン刑事」の主題歌でしたね。作曲は玉置浩二さんですね。やっぱ玉置さんのメロディー、好きだな。僕は彼女のアルバムも熱心に聴いていた人ですが、個人的にはポップで明るい楽曲よりもこの曲のようなマイナーなメロディーの楽曲に魅かれましたね。彼女、作詞家としてもなかなかの才能を見せることになります。

　
8. 聖飢魔Ⅱ / Earth Eater
　この作品からギターにルーク参謀が参加、楽曲の作曲も特定のメンバーが手掛けるというスタイルからメンバー全員で手掛けるという手法にシフトしました。この曲はエース長官が作曲ですが、見事に“新しい風”を吹き込んでいますね。カッコイイです。特にベースラインが“動きまくり”で最高ですね。発表当初は“散漫だ”などと批判もされた作品ですが、名盤だと思います。彼等のミュージシャンとしての実力を見せつけた作品ですね。

　
　来週は「LOUDNESS」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.243　ＯＮ　ＡＩＲリスト

MANOWAR / HELL ON STAGE LIVE ('99年発表)

　本日の放送時間は１時間３８分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）