第623回ON AIRリスト（①2018年10月6日放送 ②2018年12月30日放送）

　さて、久しぶりに風邪をひきました。熱が出て寝込むのは３年振りくらいかな。そんな訳で３連休も自宅で過ごすことになりそうです。

　今週、ミスチルの新作「重力と呼吸」とUnlucky Morpheusの新作「CHANGE OF GENERATION」を聴きました。特にアンキモはFUKIちゃんの“メタルボーカル”が久々に聴けて感動。

　ということで、

第623回放送の（'18年10月6日・'18年12月30日）ＯＮ　ＡＩＲリスト

★ ＨＭ／ＨＲ ＧＵＩＤＥ ｆｏｒ ＢＩＧＩＮＮＥＲＳ
　1. BULLET FOR MY VALENTINE / GRAVITY ('18年発表 6th「GRAVITY」)
　2. GAMMA RAY / EMPIRE OF THE UNDEAD ('14年発表 11th「EMPIRE OF THE UNDEAD」)
★ ＶＩＳＵＡＬ ＲＯＣＫ ＬＥＧＥＮＤＳ
　3. DIR EN GREY / 鼓動 ('05年発表 5th「Withering to death.」)
★ ＢＡＮＤ ＢＯＯＭ　ＭＥＵＳＥＵＭ
　4. 筋肉少女帯 / ディオネア・フューチャー ('17年発表 18th「Future!」)
★ ＭＩＮＩ ＳＰＥＣＩＡＬ ｏｆ ＴＨＩＳ ＷＥＥＫ
　5. 小比類巻かほる / TOGETHER ('88年発表BEST「SO REAL」)
　6. 小比類巻かほる / I'm Here ('87年発表3rd「I'm Here」)
★ ＭＹ ＦＡＶＯＲＩＴＥ ＳＯＮＧ
　7. ゴダイゴ / シンフォニカ ('77年発表 3rd SINGLE)
★ ＪＡＰＡＮＥＳＥ ＨＡＲＤ＆ＨＥＡＶＹ
　8. DEAD END / LUNA MADNESS ('88年発表 3rd「shambara」)

　今回の“目玉”は、 DIR EN GREY の 鼓動 。改めてカッコイイと思いました。

1. BULLET FOR MY VALENTINE / GRAVITY
　英国ウェールズ出身のバンドですね。僕はこれまで彼等を“新世代のメタルバンド”という紹介をしてきましたが、もうデビューして14年、すっかり“中堅”バンドになりましね。今日は最新作からの１曲を紹介したのですが、この新作、全体的に評判は良くありません(笑)。ギターソロを排除、大胆なシンセの導入、スピード曲が無い、など“脱メタル”を試みたかのような作風が批判の要因です。僕も正直、BFMVにはこういう路線は期待していません。「ONE OK ROCKの新作かと思ったくらい」というレビューもありました。BFMVとして聴かなければ良作だとは思うのですが、ガツンとこなかったですね。

　
2. GAMMA RAY / EMPIRE OF THE UNDEAD
　僕がGAMMA RAYを聴くようになったのは、当然の様にHELLOWEENの影響です。「カイ・ハンセンのバンド」という理由だけで聴き始めましたね。6th「POWERPLANT」が最初に聴いた作品だと記憶しています。最初に聴いたのがカイがボーカルの作品だった為か、個人的には彼のボーカルには違和感がありません。一般的には「ボーカルがイマイチ」と言われていますけどね。僕にとってはこの声が「GAMMA RAY」となっております。今日は現在のところの最新作からの１曲ですが、やっぱ、ブレてないですよね。さすがカイ。

　
3. DIR EN GREY / 鼓動
　僕は最初、彼等を“一介のV系バンド”と捉えていました。「ちょっと評判良さそうだから買っておくか」みたいな感じで購入。3rdぐらいから音がヘヴィ方向にシフトし「あれ？」と思いましたが、作品を重ねるごとに「こりゃ、V系で括るのは無理があるかも…」と思い出し、あれよあれよと言う間に世界進出。20年前のインディーズデビュー時にはまったく想像しませんでしたね。彼等は今のV系バンドにかなり影響を与えているのでしょうね。今日はヘヴィな音の中にも“メロディアスさ”が光るナンバーを選んでみました。メタルとして聴いた方が面白いかもね。

　
4. 筋肉少女帯 / ディオネア・フューチャー '
　「今も現役で活動中！」５週目。筋少に関しては高校時代から存在を知っていました。インディーズで有名でしたからね。ただ、大槻さんのボーカルを聴いて「なんだ、ヘタじゃん」と思い、購入には至りませんでした。初めてきちんと聴いたのは再結成された07年に発売された「復活究極ベスト:大公式」という作品。これが期待以上に良かった(笑)。高校時代には「ヘタ」と感じていた大槻さんのボーカルも“味”と思えましたしね。今では「大槻さんのボーカルでなければ筋少じゃない」と思えるほどです。そう感じる人は僕だけではないと思うのですが。バックの演奏力が非常に高いのも魅力ですね。

　
5. 小比類巻かほる / TOGETHER '
6. 小比類巻かほる / I'm Here
　「EPIC SONY所属アーティスト特集」５週目。僕の高校時代、一部で「女性３大ソロボーカリスト」として渡辺美里さん、永井真理子さん、そしてこの小比類巻かほるさんが挙げられていましたね。僕が最初に彼女を知ったのはデビュー曲「NEVER SAY GOOD-BYE」です。この曲、ドラマ「ポニーテールはふり向かない」の主題歌に起用されていて「あ、上手い人だな」と思った記憶があります。しばらく間があって、本格的に聴き始めたのは「HOLD ON ME」でブレイクした後ですね。この時、彼女はまだ21歳ぐらいだったと思います。「若いけど、堂々とした歌いっぷりだなあ」と感心したものです。

　
7. ゴダイゴ / シンフォニカ
　番組でもたびたび話していますが、僕が小２の時、初めて買った３枚のシングルレコードの内、１枚がゴダイゴでした。高校入学時に初めて買ったＣＤがゴダイゴのベスト(笑)。とにかくゴダイゴ大好きであります(笑)。70年代後半～80年代前半という時代を考えれば、彼等は非常にレベルの高い音楽を提供していたと思います。ヒット曲が日本語で歌われていたので意外に思うかも知れませんが、彼等の楽曲は基本的に英語であります。再結成前に限ると日本語で歌われた楽曲は20曲も無いハズです。そんな訳で個人的には英語詞の方がシックリくる感じであります。そういえば、高校を卒業して札幌での生活１年目のとき、親からの仕送りをゴダイゴ10枚組BOXを買うのに使ってしまって、１ヶ月、ほぼ納豆がオカズの時がありました(笑)。

　
8. DEAD END / LUNA MADNESS
　DEAD ENDは今でも大好きなバンドですね。彼等の作品を集めるキッカケになったのは“脱メタル”を図ったシングル「SO SWEET SO LONELY」のPVがイカ天で流れていたのを観たのがキッカケであります。実はこの時、僕は彼等が活動初期にゴリゴリのメタルを演奏していた、というのを知りませんでした。1stを聴いてかなり驚いた記憶があります。ただ、凄くカッコ良くて一気にトリコになってしまいましたね。この3rdは“徐々に”脱メタルを図った作品で、この曲のような“メロディアス”な楽曲は1stや2ndではほぼ無かった楽曲。そんな事もあって最初に聴いた時に「あれ？」と引き込まれましたね。

　
　来週は「DOKKEN」が登場します！　「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ　Ｖｏｌ.238　ＯＮ　ＡＩＲリスト

COMPLEX / 19901108 ('91年発表)

　本日の放送時間は１時間１６分。　深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！

以上！

「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」で番組が楽しめます！ 　
アドレス　　http://www.jcbasimul.com/

放送局は【エフエムもえる】（北海道）
「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」は毎週土曜日２３時～２４時、
引き続き２４時から「Ｍｉｄｎｉｇｈｔ　Ｌｉｖｅ」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）

※「ｍｕｓｉｃ　ｍａｎｉａ」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）