music mania ちばちゃん

4月27日(土)は21時からは「第900回」の放送! 4月30日(火)の18時からは「第898回」の再放送! '23.9月から18年目に突入しました! 書き込みヨロシク!

第715回ON AIRリスト(①2020年9月12日放送 ②2020年10月11日放送)

 さて、この前の日曜日、午後9時からの「ザ・カセットテープミュージック」で「ビートルズの次に何を聴けば良いか」というテーマが放送されていました。スージー鈴木さんは「ZEP」をチョイスしていました。スージーさんがZEPファンだったのを初めて知りました(笑)。それも、かなりの。共感できたのは、僕も高校生の頃、洋楽ロックを聴くにあたって、「まずはビートルズ」という感じで聴き、その次に「ZEP」に進んだ人なので。「あ、俺も同じだ!」ということで、とても楽しく拝見させていただきました。

 ビートルズストーンズかで「ビートルズ」を、ZEPかPURPLEかで「ZEP」を選んだ人って、世の中には沢山いると思うのですが、僕の周囲にはそのような人はほぼいないので、いつか“同じ体験をしてきた人”と音楽談義を交わしてみたいですね。

 ところで、ZEPの作品で隠れたオススメ盤があります。オフィシャルではないのですが「HARD ZEP」という作品です。“ハードロックのZEPを聴きたい!”という人にはたまらない作品かなと思います。全レパートリーの中から“ハードな”楽曲のみを15曲収録した作品です。オフィシャルでも需要があるのでは?

 ということで、

第715回放送の(’20年9月12日・’20年10月11日)ON AIRリスト

HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. DEEP PURPLE / STRANGE KIND OF WOMAN ('71年発表5th「FIREBALL」)
2. KISS / ROCK BOTTOM ('75年発表3rd「DRESSED TO KILL」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. Deshabillz / 美しかった王国 ('94年発表2nd「精神離脱者」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. GO-BANG'S / かっこイイダーリン ('88年発表2nd SINGLE)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 杏里 / DANCE WITH NOSTALGIA ('87年発表11th「SUMMER FAREWELLS」)
6. 杏里 / AFFECTION ('87年発表SELF COVER「meditation」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 男闘呼組 / DAYBREAK ('88年発表 1st SINGLE)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. SABBRABELLS / ルルドの泉 ('87年発表 3rd「ONE NIGHT MAGIC」)

 今回の目玉は、SABBRABELLSのルルドの泉。ちょっと貴重な音源かな。長尺です。

1. DEEP PURPLE / STRANGE KIND OF WOMAN

 私が生まれた年の楽曲ですね。実は私、PURPLEに関してはかなり後追いで揃えた人であります。高校生の頃、「ビートルズを聴いた後は何を聴けば良いか?」ということになって、「70年代の代表的なハードロックを聴こう!」となった訳です。ZEPとPURPLEのどちらか、という事になるのですが、僕がチョイスしたのはZEPでした。PURPLEはしばらくベストアルバムのみという状態でしたね。RAINBOWを先に聴いちゃったぐらいでしたから(笑)。ま、ZEPを選んだ事は正解だったと思いますが、PURPLEが先だったらどうなったのか自分でも興味があります。f:id:maniachibachang:20190914151451g:plain
 

2. KISS / ROCK BOTTOM

 KISSに関してもアルバムを揃えたのはここ10年くらいです。それまではベストアルバムのみという状態でしたね。この3rdは日本デビューアルバムとなります。後にロックンロールアンセムとなる「Rock And Roll All Nite」のみが注目されますが、他にもイイ楽曲が収録されております。この楽曲の注目はやはり“アルペジオのイントロ”に尽きると思います。彼等のルックスからはまったく想像できない展開ですよね。僕は最初に聴いたとき、イントロと本編が互いに独立した曲だと思いましたから。f:id:maniachibachang:20190914151350g:plain
 

3. Deshabillz / 美しかった王国

 Deshabillzに関しては活動初期から存在は知っていましたが、音源を買うに至りませんでした。結局、4、5年前に初めて聴きました。特別に上手いバンドではないと思いますが、ダークな世界観と楽曲、こういうの大好きですね。ただ、当時のシーンを振り返ると「万人にウケる音」ではなかったと思います。個人的には「黒夢の登場以降、スタイルが似たバンドが次々と出てくるなあ」と思いましたね。この楽曲に関しては、ダークな世界観ですが“メロディアス”というところに魅かれましたね。f:id:maniachibachang:20190914151711g:plain
 

4. GO-BANG'S / かっこイイダーリン

 GO-BANG'Sは僕が高3の頃「あいにきてI・NEED・YOU!」でブレイクしたバンドです。僕はそのちょっと前から「最近、雑誌でよく見るバンドだな」なんて思っていたのですが、楽曲を聴いたところ「ポップ過ぎる!こんなのロックじゃねえ!」と思い、手は付けませんでした。ブレイク後に大ヒットしたアルバムも聴きませんでしたね。ところが最近、森若さんのポップセンスがとても気になり、アルバムを揃えることになってしまいました。イイじゃん!f:id:maniachibachang:20190914151704g:plain
 

5. 杏里 / DANCE WITH NOSTALGIA
6. 杏里 / AFFECTION

 さて、杏里特集、7週目です。11th「SUMMER FAREWELLS」は前作からわずか半年で発表された彼女の“初”プロデュース作品です。11曲中7曲が彼女自身の作曲です。僕が注目したのは彼女のソングライティング能力ですね。ちなみに残り4曲はカルロストシキ&オメガトライブのジョーイ・マッコイ。今聴くと音作りは“バリバリの80年代”なのですが、これがイイ! 「meditation」は彼女の“バラードソング”から地震が選曲しリ・レコーディングしたアルバムです。後にセルフカバー作品を多数発表する彼女ですが、この作品が第1弾となります。バラードナンバーばかりですが、曲順が素晴らしい。寄せ集め感がなくしっかりと「作品」になっているところがイイですね。f:id:maniachibachang:20190914151401g:plain
 

7. 男闘呼組 / DAYBREAK

 80年代から90年代の「ジャニーズアーティストのデビュー曲」を紹介しております。この曲は今でも凄く好きですね(笑)。僕は彼等の存在は以前から知っていましたが「所詮、ジャニーズのアイドルバンドでしょ」という感じで流していました。そしてレコードデビューとなって、高2でこの曲を初めて聴いた時「おお、スゲー、かっこイイじゃん!」となりました。高橋と成田のボーカル力も非常に高かったですね。当時、自分で購入まではしませんでしたが、シングルもアルバムもすべて“こっそり”レンタルしましたね。ちなみにアルバム曲もかなりイイです。ま、最終的に全作揃えてしまいましたが。ジャニーズで全作揃えたのは彼等だけですね。f:id:maniachibachang:20190914151814g:plain
 

8. SABBRABELLS / ルルドの泉

 大作ですね。この楽曲は元々、84年発表のオムニバス「HEAVY METAL FORCE」に収録されていました。本日のバージョンは3rdの「オリジナル盤」にのみボーナストラックで収録された再録バージョンです。彼等の音楽性はよく「サタニック・メタル」と言われますが、「楽曲」だけで言うと「ドラマティック・メタル」という感じですね。ライブパフォーマンスでは“サタニック”という部分は意識していたと思いますが。メジャーでは2年程の活動でしたが、一部で熱狂的なファンを持っていたバンドですね。f:id:maniachibachang:20190914151748g:plain
 
 来週は「DREAM THEATER」が登場します! 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。

★ Midnight Live Vol.330 ON AIRリスト

AUTO-MOD / CEREMONY ('85年発表)

 放送時間は1時間14分。 深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)!

以上!

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「music mania」は毎週土曜日23時~24時、引き続き24時から「Midnight Live」をお送りしております!(第5土曜日のみ22時~24時)

※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日14時00分頃に放送開始(前後します)