おかげさまで今週から番組は１５年目に突入です。特に変り映えしませんが、細々と続けて参りますのでヨロシクお願いいたします！
さて、先週末の寒さは何だったのか、ここ数日、暑い日が続いております。そんな事もありまして、番組の選曲作業が滞っておりましたが、昨日やっと取り掛かりました。部屋が暑いとやっぱり作業する気が起きないのですよね。やり始めると意外にすんなり進みまして、本日午前中には終了しました。とりあえず８週分のストックは確保です。
新型コロナの影響で８週間の番組休止期間がありましたが、そのおかげで（？）、再放送が「３ヶ月前の放送分」から「１ヶ月前の放送分」になりました。再放送に関しては本放送休止期間中も継続していたので、間隔が詰まっただけなのですが、“季節の話題”などが余り違和感がなく聴けるようになったと思います（笑）。元々、番組を始めてから３ヶ月経った頃に「再放送もやってみない？」と言われ、始めた訳ですが、「どうせなら第１回から再放送します」ということになって「３ヶ月のタイムラグ」ができたのですが。だって、土曜の夜に放送したものを翌日の昼間に放送するのもどうかと思いまして。結果的には“少し間隔を空ける”事によって、“ちょっと新鮮”な感覚になりましたね。今の「１ヶ月」という間隔は丁度いいのではないでしょうかね。
先週末、旭川にショッピングに行ったのですが、ここ数ヶ月、探していた「好みの靴」をゲットしました！ なんか嬉しい。
ということで、
第714回放送の（’20年9月5日・’20年10月4日）ON AIRリスト
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. D≒SIRE / KISSxxxx ('95年発表1st「終末の情景 -La Scéne Du Finale-」)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. GRASS VALLEY / ハッピネス ('91年発表6th「at GRASS VALLEY」)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. 杏里 / 悲しみがとまらない ('86年発表BEST「ザ・杏里」)
6. 杏里 / CHRISTMAS CALENDAR ('86年発表10th「TROUBLE IN PARADISE」)
★ MY FAVORITE SONG
7. 光GENJI / STAR LIGHT ('87年発表 1st SINGLE)
★ JAPANESE HARD & HEAVY
8. ANTHEM / THE JUGGLER ('89年発表 5th「HUNTING TIME」)
今回の目玉は、杏里の悲しみがとまらない。作詞・康珍化、作曲・林哲司、編曲・林哲司、角松敏生という豪華な顔ぶれ。最高です！
1. MEGADETH / TORNADO OF SOULS
ヒットチャートではこの作品より上位を獲得した作品はありますが、僕の中ではMEGADETHと言ったらこのアルバムになりますね。スラッシュといえばスラッシュですが、音的にはテクニカルでメロディアスな普遍的なHM、といっても良いでしょうね。僕が最初に聴いた彼等の作品はコレ。ショップでたまたま半額セールで売っていたので購入したのですが、聴いて衝撃を受けましたね。「こりゃ、スゲーの聴いちゃったよ」ていう感じでしたね。この作品で彼等の評価が決定的なものとなり、次作で全米チャート2位を獲得することに。
2. SCORPIONS / I'M LEAVING YOU
前作で全米チャート10位を獲得し、その後の精力的なワールドツアーの成果もあり、この作品で過去最高のセールスを上げることに成功しました。前作よりソフトになった印象も受けますが、メタルらしさとコマーシャル性が絶妙なバランスで成り立っている名盤ですね。ハッキリ言って捨て曲無しです。「アメリカ人には絶対マネできない叙情性」がこのバンドの魅力でしょうね。これ以降は前述した“絶妙なバランス”が見られない作品が多くなります。
3. D≒SIRE / KISSxxxx
それまでにシングルで発表された楽曲、デモテープの楽曲をリテイクして完成させた彼等の1stです。V系の王道を完璧に押さえた「これぞヴィジュアル系！」というような名盤かと思います。後に発表される作品はこの1st収録曲のアレンジ違いなどがほとんどなので、D≒SIREというバンドは基本的にはこの作品さえ押さえれば大丈夫、といった感じですかね。正直、僕はリアルタイムでは聴いていなくて後追いでしたが、「ああ、コレはほぼ完璧だな」と思いましたね。ま、当時としてはですけどね。音が若干チープに聴こえるのは当時のインディーズ作品の“お約束”という部分かなと。
4. GRASS VALLEY / ハッピネス
このアルバムが彼等の事実上のラストアルバムとなります。サウンドプロデュースは元レベッカの土橋さんです。僕がGRASS VALLEYの音を初めて聴いたのは高２か高3の頃でしたが、後にビーイングからREVとしてデビューするボーカルの出口さんがGRASS VALLEYのボーカルだったとは気付きませんでした。聴き比べると確かに同じ声。個人的にはこの時期の作品は「なんか普通のロックバンドになっちゃったな」という感じで、初期の作品のような「斬新さ」は余り感じられないかな。やっぱ、ドラムの上領さんの脱退はおおきかったかな、と思います。
5. 杏里 / 悲しみがとまらない
6. 杏里 / CHRISTMAS CALENDAR
さて、年末まで続く事が判明した（笑）杏里特集、6週目です。「ザ・杏里」はレコード会社の企画によるベストアルバムです。当時、良くあった「CDとカセットで収録曲数が異なる」という作品です（笑）。この作品からチョイスしたのはこの特集でスルーしていた大ヒット曲「悲しみがとまらない」。当時から「イイ曲だなあ」と思って聴いていましたが、それもそのハズ。作曲は林哲司さん、アレンジは林さんと角松敏生さん。さすがの仕事です。10th「TROUBLE IN PARADISE」は前作から半年弱で発表された作品です。これまで「夏」をテーマにした作品が多かった彼女の「秋・冬」をイメージして作った数少ないアルバムです。この年、ベストを含めて３作もアルバムを発売しました。そんな彼女の“模索期間”はこの作品で終了し、次作からいよいよセルフプロデュースを開始します。
7. 光GENJI / STAR LIGHT
僕が高1の頃の楽曲ですね。やっぱ、ローラースケートを履いて歌って踊る、というのはインパクトがありましたね。楽曲も飛鳥涼ということで「こりゃ本気で売り出してるんだ」と思ったものです。声変わりしていないのにデビューさせたのもびっくりでしたが、一番驚いたのは「口パク」。今では当たり前になった「口パク」ですが、僕が初めて見た口パクは彼等でしたね。ま、当たり前では困るのですが。当時、彼等の影響でローラースケートをやりたくて同級生と自転車で幌新温泉に行ったのは今でも記憶に残っている楽しい思い出です（笑）。
8. ANTHEM / THE JUGGLER
この作品は僕が高3の頃の作品です。が、私は当時、彼等を完全にスルーしていました。ANTHEMの初体験は10年後の99年になります。今では完全に「ANTHEM信者」の私ですが、高校生の時にANTHEMを体験していたら、どうなっていたのだろう、と思う事があります。恐らく、当時の私の経験値では「素晴らしい！」とは思えなかったかなと思います。耳が肥えてから聴いたのが幸いだったかなと思っています。「あ、日本にもこんなに凄いバンドが居たんだ！」と素直に感動できましたからね。この5thはこの1曲目、2曲目の流れで完全にノックアウトされますね。
来週は「DEEP PURPLE」が登場します！ 「music mania」終了後は引き続き、Midnight Liveです。
★ Midnight Live Vol.329 ON AIRリスト
HEAVEN AND HELL / LIVE FROM RADIO MUSIC CITY HALL ('07年発表)
放送時間は１時間５６分。 深夜ですが、頑張って聴いて下さると嬉しいです(笑)！
以上！
「ＪＣＢＡインターネットサイマルラジオ」
で番組が楽しめます！
アドレス http://www.jcbasimul.com/
放送局は 【エフエムもえる】（北海道）>
「music mania」は毎週土曜日２３時～２４時、引き続き２４時から「Midnight Live」をお送りしております！（第５土曜日のみ２２時～２４時）
※「music mania」のみ再放送。毎週日曜日１４時００分頃に放送開始（前後します）
