さて、先週の「いか天特集」が予想以上に好評で、いつもお世話になっているラーメン店の主人からも「懐かしかったよ!」と声を掛けて頂きました。企画を褒められると素直に嬉しいですね。
今週から8週連続の大型企画「ゴダイゴ特集」が始まります。ほとんどが30年以上前の楽曲となりますから、若者にはウケないだろうなあ(笑)。しかし「ゴダイゴ」は私のルーツ、ということで思い切って企画しました。「ヒットシングルしか知らない」という人に「アルバム曲で彼等の本質」を知ってもらいたいですね。
今週から8週連続の大型企画「ゴダイゴ特集」が始まります。ほとんどが30年以上前の楽曲となりますから、若者にはウケないだろうなあ(笑)。しかし「ゴダイゴ」は私のルーツ、ということで思い切って企画しました。「ヒットシングルしか知らない」という人に「アルバム曲で彼等の本質」を知ってもらいたいですね。
ということで、
第313回放送の(’12年10月6日・’13年1月13日)ON AIRリスト
★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS1. ANGRA / METAL ICARUS ('98年発表 3rd「FIREWORKS」)
2. AC/DC / SAFE IN NEW YORK CITY ('00年発表 14th「STIFF UPPER LIP」)
★ VISUAL ROCK LEGENDS
3. Gackt / Mizérable ('99年発表 1st SINGLE)
★ BAND BOOM MEUSEUM
4. GO-BANG'S / スペシャル・ボーイフレンド ('89年発表 3rd SINGLE)
★ MINI SPECIAL of THIS WEEK
5. GODIEGO / YELLOW CENTER LINE ('76年発表1st「新創世紀」)
6. GODIEGO / 君は恋のチェリー ('77年発表5th SINGLE)
★ MY FAVORITE SONG
7. 郷 ひろみ / LAST SCENE ('93年発表 31th「GOrgeous」)
★ JAPANESE HARD&HEAVY
8. AION / THINK EVER AFTER ('90年発表 SELF COVER「HUMAN GRIEFMAN」)
今回の“目玉”は、郷 ひろみの LAST SCENE 。隠れた名曲!
1. ANGRA / METAL ICARUS
初代ボーカルのアンドレ・マトス在籍時、最後の作品からの1曲。前作2ndで「ブラジルの民族音楽」を積極的に取り入れた作風が、この作品ではモダンでヘヴィな作風に。これは1st、2ndの「音の軽さ」に各方面から批判があった為であります。ということで彼等の“土着性”が好きなファンにはペケですが、メロパワファンには納得の1枚でした。マトス脱退と共にドラムとベースも脱退し、バンドは危機的な状況に陥りますが、01年に「さらに強力」になって復活をとげます。
2. AC/DC / SAFE IN NEW YORK CITY
個人的にはこのアルバムでは表題曲と並ぶくらいのお気に入り曲。先日、彼等の“非公認ベストアルバム”を聴いていて耳に残る1曲だったのでチョイスしてみました。それまで、この曲が収録されているアルバムすら判りませんでした(笑)。実際にきちんと聴くと「印象に残る曲」は2曲程という、地味なアルバムでした。正直、“初心者向き”ではなくAC/DC中級者以上向け、という作品かな。ちなみに小野ちゃんは「2000年の曲」と知ってビックリしていました。70年代の楽曲と思ったそうで。「いつまでも変わらない」これぞ彼等の本質。
3. Gackt / Mizérable
この年の1月に突如MALICE MIZERを脱退した彼のソロ第1弾からお送りします。作詞・作曲・編曲、すべてGackt自身がおこなっております。MALICE時代とは異なりバンドサウンドを強めた楽曲が印象的でしたね。とは言え、MALICEのイメージも若干残しているのがこの楽曲。この時、僕は彼がソロで大成功を収めるとはあまり考えていませんでした。あくまで、“MALICEファン”中心にウケるのかなと思っていました。ソロ転向以降のテレビ出演での「トークの面白さ」が印象的でしたね。
4. GO-BANG'S / スペシャル・ボーイフレンド
意外にも初登場ですね。彼女達はメンバー3人共、北海道出身という“道産子バンド”であります。デモテープが忌野清志郎に認められ、デビューのきっかけを掴みます。タイアップの関係もあり、先に知名度が上がったのは関西地区でした。彼女達のブレイクはこの年の年末に発表される「あいにきて I・NEED・YOU!」なのでこの曲はブレイク直前の曲、ということになりますね。作詞・作曲ともにボーカルの森若さん。彼女の凄い所は男性作詞家が書くようなアイドルソングを逆利用した戦略でしょうね。
5. GODIEGO / YELLOW CENTER LINE
6. GODIEGO / 君は恋のチェリー
1曲目が収録されている1st「新創世紀」は元々、ボーカルのタケカワさんのソロアルバムとして制作が進められていましたが、ゴダイゴ結成が正式に決定したため、ゴダイゴの1stとして発表されました。2曲目「君は恋のチェリー」はブレイクする1年前の楽曲でベスト盤などには必ず収録される初期の代表曲です。インディーズ時代のBRAHMANが原題の「CHERRIES WERE MADE FOR EATING」でカバーしています。この特集、基本的にはアルバム曲1曲、シングル曲1曲という構成で8週連続で行います(笑)。
7. 郷 ひろみ / LAST SCENE
作詞・作曲は「Get Along Together」のヒットで知られる山根康広さんです。山根さんは結局「一発屋」で終わってしまいましたが、曲のセンスは抜群です。この曲はオリジナルアルバムではラストの曲として配置されています。オリジナルアルバムを所有していない私はバラードベストでこの曲の存在を知りました(笑)。彼は「バラード3部作」が話題になりましたが、この楽曲も3部作に劣らない出来ですね。
8. AION / THINK EVER AFTER
初登場のバンドですが、当時のインディーズシーンでは名の知られたバンドでした。彼等が標榜していた音楽は「デスラッシュバウンド」。ファンからは「この時期のAIONが一番尖っていて好き」という声が多く聞かれます。後にメジャー進出も果たしますが、音楽的には若干、迷走したそうです。というのも私、インディーズ時代の音源しか知りません(笑)。ちなみに彼等はLUNA SEAのメンバーなどもリスペクトしているバンドです。
初代ボーカルのアンドレ・マトス在籍時、最後の作品からの1曲。前作2ndで「ブラジルの民族音楽」を積極的に取り入れた作風が、この作品ではモダンでヘヴィな作風に。これは1st、2ndの「音の軽さ」に各方面から批判があった為であります。ということで彼等の“土着性”が好きなファンにはペケですが、メロパワファンには納得の1枚でした。マトス脱退と共にドラムとベースも脱退し、バンドは危機的な状況に陥りますが、01年に「さらに強力」になって復活をとげます。
2. AC/DC / SAFE IN NEW YORK CITY
個人的にはこのアルバムでは表題曲と並ぶくらいのお気に入り曲。先日、彼等の“非公認ベストアルバム”を聴いていて耳に残る1曲だったのでチョイスしてみました。それまで、この曲が収録されているアルバムすら判りませんでした(笑)。実際にきちんと聴くと「印象に残る曲」は2曲程という、地味なアルバムでした。正直、“初心者向き”ではなくAC/DC中級者以上向け、という作品かな。ちなみに小野ちゃんは「2000年の曲」と知ってビックリしていました。70年代の楽曲と思ったそうで。「いつまでも変わらない」これぞ彼等の本質。
3. Gackt / Mizérable
この年の1月に突如MALICE MIZERを脱退した彼のソロ第1弾からお送りします。作詞・作曲・編曲、すべてGackt自身がおこなっております。MALICE時代とは異なりバンドサウンドを強めた楽曲が印象的でしたね。とは言え、MALICEのイメージも若干残しているのがこの楽曲。この時、僕は彼がソロで大成功を収めるとはあまり考えていませんでした。あくまで、“MALICEファン”中心にウケるのかなと思っていました。ソロ転向以降のテレビ出演での「トークの面白さ」が印象的でしたね。
4. GO-BANG'S / スペシャル・ボーイフレンド
意外にも初登場ですね。彼女達はメンバー3人共、北海道出身という“道産子バンド”であります。デモテープが忌野清志郎に認められ、デビューのきっかけを掴みます。タイアップの関係もあり、先に知名度が上がったのは関西地区でした。彼女達のブレイクはこの年の年末に発表される「あいにきて I・NEED・YOU!」なのでこの曲はブレイク直前の曲、ということになりますね。作詞・作曲ともにボーカルの森若さん。彼女の凄い所は男性作詞家が書くようなアイドルソングを逆利用した戦略でしょうね。
5. GODIEGO / YELLOW CENTER LINE
6. GODIEGO / 君は恋のチェリー
1曲目が収録されている1st「新創世紀」は元々、ボーカルのタケカワさんのソロアルバムとして制作が進められていましたが、ゴダイゴ結成が正式に決定したため、ゴダイゴの1stとして発表されました。2曲目「君は恋のチェリー」はブレイクする1年前の楽曲でベスト盤などには必ず収録される初期の代表曲です。インディーズ時代のBRAHMANが原題の「CHERRIES WERE MADE FOR EATING」でカバーしています。この特集、基本的にはアルバム曲1曲、シングル曲1曲という構成で8週連続で行います(笑)。
7. 郷 ひろみ / LAST SCENE
作詞・作曲は「Get Along Together」のヒットで知られる山根康広さんです。山根さんは結局「一発屋」で終わってしまいましたが、曲のセンスは抜群です。この曲はオリジナルアルバムではラストの曲として配置されています。オリジナルアルバムを所有していない私はバラードベストでこの曲の存在を知りました(笑)。彼は「バラード3部作」が話題になりましたが、この楽曲も3部作に劣らない出来ですね。
8. AION / THINK EVER AFTER
初登場のバンドですが、当時のインディーズシーンでは名の知られたバンドでした。彼等が標榜していた音楽は「デスラッシュバウンド」。ファンからは「この時期のAIONが一番尖っていて好き」という声が多く聞かれます。後にメジャー進出も果たしますが、音楽的には若干、迷走したそうです。というのも私、インディーズ時代の音源しか知りません(笑)。ちなみに彼等はLUNA SEAのメンバーなどもリスペクトしているバンドです。
来週のゴダイゴは“代表曲”が登場!
以上!